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今が生死

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2020.10.01
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カテゴリ:
庭の彼岸花
夜空を眺めてみたら満月が輝いていた


今朝起きて庭を見たら真っ赤な彼岸花が目についたので撮影した。不思議な花である。植えた記憶はないのにお彼岸の頃になると必ず何もない地面から花茎がにょきっと出てきてその先に真っ赤な花を咲かせる。そして彼岸を過ぎる頃にはいつしか消えてなくなり、正月を迎える直前頃に何もない地面から野蒜のような細い葉が群生し、他の植物は枯れている中で雪や氷の中で寒さに耐えてその鮮やかな緑を保っている。やがて春、夏と温かくなるにつれてその葉は枯れて地面には何もなくなる。そして秋の彼岸頃何もない地面から花茎だけが芽吹いて真っ赤な花を咲かせる。葉っぱはない。生命の不思議を感ずる。畑の端の方なのでそこまで耕さないので球根が残っていて毎年咲くのだと思うが花は真っ赤で目を引くが私は青葉の方に心惹かれている。皆さんは花は気づくが、青葉はあまり気づいていないかもしれない。私は冬のゴミ出しで通る道すがら周りには枯草のみで何もない所に緑鮮やかな葉を出してじっと耐えている姿に感銘を受ける。そして暖かくなってくると枯れてなくなる。その頃には他の植物が緑鮮やかな葉を出して美しい花を咲かせている。他の花が寒さで枯れる時自分は緑を保ってじっと耐え、他の花が芽吹いてくると自分は消えてなくなる。何の意味があるのだろうかと考えてみたが、恐らく意味はないのだと思う。そういう花なのだと思う。でも他の花が枯れている時霜柱の中で自分だけ緑を保っている姿をみると、勇気づけられる。ゴミ出しの度に天涯孤独で周りは枯草ばかりのなかでどんなに寒くても時期がくるまでは自分は緑を保ち続ける姿に自分も負けてはならないと思う。
今夜は十五夜で夜空には満月が輝いていた。私達は自然の中で生かされている。不思議な花や十五夜の月、今日は奇しくも私の誕生日だった。月日につれて生死する花や月、自分も焦らず悔やまずイライラしないで自然に生きて行こうと思った。





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Last updated  2020.10.01 21:14:08
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