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テーマ:老化現象(72)
カテゴリ:健康
85才女性の進行性核上性麻痺の患者さんを受け持っている。パーキンソン病に似た病気で次第に手足が動かなくなり嚥下も出来なくなっていく病気でパーキンソン病より進行が早いと言われており現在栄養は鼻管から入れており尿管カテーテルで排尿を管理し排便は看護師たちがおむつ交換で管理している。意識状態は偶に肩をたたきながらの声掛けで薄目をあけることがある程度で殆ど反応がない状態である。感染症にかかって発熱して抗生物質を点滴したり内服しなければならないことも多い。
その方は数年前までは退職女性教員会K市支部長として戦中戦後のK市の当時の生活状況をまとめ戦時史を発行したりしていた人である。その面影は今は全くない。誰でも通る道かも知れないが活躍時と今との格差は大きい。我々のできることは栄養管理、感染症対策、車いす乗車のリハビリなどだが、治る見込みがなく、現状維持管理が精いっぱいでむなしく思うことがある。近い将来脳にiPS細胞を移植して失われた脳の機能を回復する研究が行われているが実用化までにはまだ数年、数十年かかるかも知れない。それまではスタッフのそれぞれの役割に応じて自らも同じようになりうることを心に感じながら真心の看病、介護をしていこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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