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テーマ:歩くこと(3)
カテゴリ:健康
モンステラ
今は高齢者が非常に増えてきており、その高齢者の最大関心事は健康法だ。 物忘れがひどくなった、立ったり座ったりが大儀になった、背中が曲がってきた、おなかが出てきた、歩いたり階段を昇ったりするのが辛くなったなど高齢になれば誰にでも起こってくる現象で昔はそれは加齢現象で仕方のないことと考えられていた。 しかし近年は自然科学が進歩し、情報網も発達してきたので従来は加齢現象で仕方のないことと思われたことも何等かの努力で多少改善することが出来ると考えられるようになってきた。その結果高齢者でもジムに通って筋トレする人や1日1万歩、2万歩も歩く人も出てきた。新聞広告などを見て認知症に効くとする健康食品や活力が増して若返るとする健康食品を服用している人も多い。しかしそれらは何の実証もなく効果の自覚もないのにいつか健康になるだろうと思って継続している人が多い。 先日ブログ仲間から東京都健康長寿医療センター研究所運動科学研究室長の青柳幸利さんのサイトを教えてもらい感銘を受けて皆様にもお役に立つのではないかと思ったので紹介させて頂く。 歳を取ると体を動かすのが大儀になり家庭内の仕事もままならなくなるがそれは筋力が衰える、つまり筋繊維が細くなったり消滅してしまうからである。筋繊維には長距離対応型と短距離型があり訓練しないと主として短距離に対応する短距離型筋繊維がやせ細ってしまう。それを何とか防ぐ方法を青柳さん達は群馬県中之条町の65歳以上の住民5000人について毎日24時間データーを集め15年間調査した。 その結果1万歩以上歩くのは体を疲れさせ免疫機能を低下させ体に良くない。1日8000歩でその内20分間は速足で歩く習慣をつければ認知症やうつ病になる割合が減り、短距離型筋繊維の減少を防ぎ、猫背やお腹が出てくるのを防ぎ、健康になるという結果を得たのである。 健康食品の効果は実証されていないが上記8000歩その内20分は速足法は5000人の調査で有効なことが実証されたのである。しかもその8000歩は買い物、通勤、職場内での歩行、散歩、ウオーキングマシンなどを足したものでよくて、ある決まった道路を8000歩歩かなければならないというように堅苦しいものではない。 速足20分と言うのは短距離型筋肉繊維を太くするのに有効だが大股で歩くことを意識して少し早く歩けばいいとのことでこれも厳密な規定はない。 金もかからなくて確実に健康になる方法、それはジムにいく必要もなく健康食品を飲む必要もなく極めて簡単で自宅や職場でできる方法なので私もやってみようと思うが、皆さまも習慣化なさったらいかがかとお勧めする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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