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カテゴリ:悲しかったこと
転落死した女優の神田沙也加さん(35才)は遺書があったことから自殺と思われ、衝撃的な出来事に感情の動揺があり、理性がそれに対応できなかったのではないかと思われ無念の気持ちで一杯である。
私は今転落後に命をとりとめた女性の医療を受け持っている。今から6年前の平成27年8月18日に東京都豊島区のマンション5階の踊り場から転落し日本医大に搬送され頭部陥没骨折と右大腿骨複雑骨折の状態だったので医大で脳圧減圧手術や右大腿骨切断手術を受けた。しかし意識は戻らなかった。 この事故の模様は当時新聞で報道されたであろうが何処からも情報が入らず、全くの身寄りのない状態であった。マンションの住人でもなく、知り合いもいなかった。自殺未遂と他殺未遂の両方で捜査されたと思われるが手がかりがつかめず、首に孔をあけて気管切開して呼吸を確保し、胃ろうを造設して栄養管理して生きながらえ、平成28年3月16日に当県内のリハビリテーション病院に転院し、平成29年4月12日に当院に転院してきた患者さんである。状況判断から自殺する目的で見も知らないマンションに上って飛び降りることは考え難い。誰かにそこにつれていかれそこから突き落とされた可能性が高いが捜査の進展状況の報告はない。 新聞やテレビで情報公開してもだれも申し出てくる人がいなかったということは日本人ではないのかも知れない。中国、韓国、台湾など日本人に似た東洋系の女性だったのかもしれない。捜査関係者はそれらの国にも情報を流して探したのかどうかは知らない。 毎日回診して声をかけたり、肩をたたいたりするが全く反応はない。犯人が自首してこない限り真相はわからないであろう。受傷当時は20歳台だったと思われるが今は30才を越えているだろうと思うが正確な年齢は分からない。 このような状態で命を長らえたことが幸せだったのかどうか分からない。しかし我々は(と言っても看護師さん達の介護が主だが)日々の栄養や清拭、大小便の排泄などの管理を行って褥瘡などをつくらないようにと心掛けながら日々管理させて頂いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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