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テーマ:★病院に関すること★(827)
カテゴリ:健康
仕事始め、会う人皆さんから「明けましておめでとうございます」と言われるのがもう何十年も経験してきたことだが少し照れくさくて苦手である。
少し休みが続いたので患者さんの容態が心配だったが殆どの皆さんは大体落ち着いていて安堵した。しかしすい臓がんの方は1月2日に嘔吐と発熱があり、当直の先生が対応してくれて絶食と点滴の指示をだしてくれてあったのでその指示を継続しながら、大病院への転院依頼の手紙を書いた。 大病院は救急患者や重症患者を受け入れたりする最後の砦で、一般の患者さんや個人病院の医師などが最も頼りにする病院である。 リハビリ病院というのは、大病院で手術等した後その後日常生活復帰までの間の訓練を担当する病院である。 中小病院と言うのは大体200ベッド以下の病院で慢性疾患での入院や小手術などをしてくれる病院である。 個人医院はかかりつけ医院ともよばれ、地域で常日頃見て頂く医院である。 どこか具合が悪いと感じたらまずかかりつけ医に相談するのがよいと思う。そこで必要があれば中小病院や大病院を紹介してもらうことになる。入院が必要な場合にはまず中小病院に紹介するがその病院で手におえない病気だとすれば直接大病院に紹介することもある。リハビリ病院は大病院から手術後の患者さんが送られてきて中小病院からも時に送られてくることもあるが個人医院から送られてくることはない。 医院や病院はそれぞれ機能分担しているがそこで働いているのは同じ医師免許をもった医師たちであり大病院の医師が一番偉いという訳ではない。 しかし大病院は専門分化しており、技術も高く医師が多いので夜中でも対応してくれる有難いところである。所が平均年齢をみると大病院の医師が最も若い。その次は中小病院の医師だと思う。その次は個人医院で90才以上の高齢の医師もいる。それより高齢な医師はリハビリテーション病院かも知れない。リハビリテーション病院は骨折後とか脳卒中後とかがんの末期とかご高齢の患者さんが多いのでご高齢の医師でも務まるのかもしれない。 大病院以外の病院に勤務している医師は大病院におんぶに抱っこされている感じだがそれぞれの持ち場はそれなりに重要なのでその持ち場で力の限り努力していこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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