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テーマ:埼玉県ってどんな県?(14)
カテゴリ:感動したこと
カンシロギク(ノースポール)
朝7時半からの「鉄道旅ー武蔵野線沿線」を観た。 埼玉県越谷市近辺の紹介が中心だったが、白菜漬け一筋で協力店やお客さん獲得に地道に努力している女性、ピアノに似た楽器でヨーロッパではかなり広まっているが日本にはほとんどないチェンバロという楽器の造り方を独学で学び、音の響きが良い材質の樹を探し求めながら造り続けている人、錫製の食器造りを亡き父親から見よう見まねで学んでその父親が残したメモ帳を見ながらその父親の境地に少しでも近づこうと日々努力しながら制作している職人の方、越谷ネギなどを宣伝する歌の作詞と作曲をしているコンビの紹介などだったが、社会の表面から一歩奥に入った所ではこのように地道に努力している人たちが一杯いるのだなと感銘を受けた。 私も医療の道でそれなりに研鑽を積んできたつもりだが、白菜漬けの方、チェンバロつくりの方、錫製食器造りの方々にはとてもそのひたむきさやぶれない姿勢に及びもつかないように感じた。しかもそれらの方々は表で目立つ訳でなく、目立たない所でこつこつと努力している所が凄いと思った。 白菜漬けの方は美味しい白菜漬を作るにはどうしたらよいかを日夜研究し、美味しく出来たらそれを皆さんに食べて頂くにはどうしたらよいか良心的な小売店を捜し歩いて販路を広げていった。その間いくら販路が広がっても本家本元の白菜漬けが美味しくなければ何の意味もないのでそちらの研究も怠らなかったのは言うまでもない。 白菜漬けなど自宅でだって作れるし、どこのお店のものも同じかと思っていたが、目に見えない所で切磋琢磨しており、優劣がつくのだなと思った。 職業や趣味は何万何千何百とあり、それへ打ち込む方法は千差万別だと思うが、自分とは違う職業や趣味に打ち込んでいる人たちの姿が心に突き刺さることがある。見習っていきたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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