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テーマ:食生活と健康(649)
カテゴリ:健康
サツキの脇にひっそりと咲いていたヒメオウギ
文芸春秋4月号で武庫川女子大学国際健康開発研究所所長の家森幸男氏の書かれた「世界最高の長寿食」を読んだ。氏は今までに約40年に渡って世界25か国の61地域の長寿・短命地域を訪れてその土地の人が食べている物を調べることで食事と健康長寿の関係を研究してきたとのことである。 その地域の人が実際に食べたものをまる1日の尿から調べ、それと健康状態との関係を科学的に調べて「健康寿命は食べ物によって延ばせる」ことや「世界最高の長寿食とはどういいうものか」を明らかにすることが出来たとのことである。本記事は連載の第一回で次号以下にさらに詳述されるのだと思われるが今回記事にその結論が載っていたので紹介する。 この研究はWHOが認めた研究で1985年から世界5大陸61の地域をカバーする食と健康に関する壮大な研究で日本人30万人の方々から1億5千万円寄付して頂いてまとめた論文である。 長寿・短命に大きく影響を与える4つの要素について研究結果を説明していた。 その第1は塩分である。世界中のどの地域でも塩を多く摂る地域は短命で少ない地域は長命だったとのことである。塩の摂り過ぎは脳卒中の死亡率を高め、心臓病、胃がん、骨粗しょう症の原因になる。 第2は魚介類である。日本、中国の広州、ハワイのヒロなど魚介類を多く食べる地域は長寿である。 第3は大豆でその健康効果は群を抜いている。イソフラボンは心筋梗塞や動脈硬化、高血圧、糖尿病の予防に有効で、さらに大豆には長寿のために重要なミネラルであるマグネシュウムが多く含まれている。 第4はヨーグルトで、ヨーグルトにはカリウム、マグネシウム、カルシウムも含まれ塩分の害を抑え腸の働きを助け、免疫力を上げてくれることが分かっている。 和食の特徴は魚と大豆の常食にあり、それが心筋梗塞や脳卒中を減らして日本人の長寿を支えているが唯一残念な点は塩分摂取量が多いことである。日本人の平均摂取量は男性10.9g、女性9.3gで厚労省の目標値、男性7.5g、女性6.5gを達成できておらず、WHOの目標値5gには遙かに及ばない。 つまり減塩を心掛け、ヨーグルトをプラスすれば和食は世界最高の長寿食になりうるとのことだった。 上記と同様な内容は今ではテレビや新聞でも解説されているが、この研究は世界中の食生活と健康との関係を実際に現地に行って調査した研究なので説得力があると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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