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今が生死

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2022.08.17
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カテゴリ:悲しかったこと
今日の『英雄たちの選択』は昭和7年5月15日に76歳で暗殺された第29代首相犬養毅さんの事だった。
昭和6年12月13日に犬養内閣が発足したので就任5か月で凶弾に倒れてしまった。
暗殺数日前のNHKの放送の肉声が残っていたが、それは満州攻略を続ける陸軍をけん制する目的があり、わが国はあくまで話し合いでもめ事を解決し、自ら攻撃を仕掛けることはしないと述べていた。
中国の革命家孫文とは孫文が亡命中援助して極めて親しい関係だったので中国上層部に手紙を書き、満州問題は円満に解決するはずだったが、犬養の秘書官が中国からの了承の返書を故意に犬養に届けず、戦争は継続していた。
 犬養は「話せば分かる」を信条としており、強権的侵略には反対していた。青年将校に取り囲まれ、鉄砲を突きつけられた時も「話せば分かる」と言ったが、問答無用と殺されてしまった。以後軍部の暴走は止まらず太平洋戦争に突き進んでいくことになるが、日本史の中で犬飼の死は大変大きな痛手であった。
それにしても元首相の安部さんが暗殺されて大騒ぎになったが、現首相の犬養さんが首相官邸で暴漢どもに容易に暗殺されるとはその防備はどうなっていたのかと思う。犬養首相の信念は暴漢どもに封殺されたがその信念は人々の心に残っている。言論で平和を貫いてもらいたいと願っている。





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Last updated  2022.08.17 14:41:03
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