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今が生死

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2022.09.12
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カテゴリ:生き方
昨日の新聞にアインシュタインのことが載っていた。相対性理論でノーベル物理学賞をもらい、来日して慶応義塾大学で講演したこともある人である。偉い人で我々とは違い過ぎて同じレベルでは考えられない人だと思っていたが、新聞を読んでみたら人間みな同じで努力するかしないか、何を目標に生きるかによって違ってくるのだと言うことがよく分かった。
「私には特別な才能などありません。ただ好奇心が激しく強いだけです」科学に興味を抱くきっかけになったのは幼少期に手にした方位磁石。どの方向に向けても北を指し続ける磁針、物体に作用する目に見えない不思議な力の存在を知り、科学のとりこになった。
しかし生活は苦しく、父の工場経営の不振を機に、中等学校を中退しなければならず、その後大学入学資格検定試験を経て志望大学の入学試験を受けるも失敗。それでも何とか他の大学に入学して卒業するもいい就職口が見つからなかった。やむなく臨時の教師をしながら研究生活を続けて友人の助けもあってスイスの特許局に就職した。
ここまでの話を読むと全く我々と同じだなと思った。ここからが我々と違っていくが人生に対する基本的な考えが違ったのだなと思った。論文を書いても無名な青年の論説は容赦なく誹謗され、ユダヤ人ということで中傷もされた。
その頃の彼の言葉がある。「人間としての真の偉大さに至る道はひとつしかない。何度も酷い目に遇うと言う試練の道だ」
彼の信念はその11年後精密な天体観測で証明され、一般相対性理論として完成し、その功績ににより、1921年度にノーベル賞を贈られた。
アインシュタインは後年「他人のために生きる人生だけが生き甲斐のある人生だ」「他の人の喜びを喜び、他の人と共に苦しむこと。これが人間にとって一番の指針です」と記しているがこの『何のための科学か』を問い続けた姿こそ【20世紀最大の物理学者】と称される由縁と思われた。





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Last updated  2022.09.12 12:18:32
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