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今が生死

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2022.09.16
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カテゴリ:生き方
16年前の2006年に放映された朝ドラ、田辺聖子の自伝的ドラマ「芋たこなんきん」のBSプレミアムでの再放送が明日で終了する。今の朝ドラ「ちむどんどん」は30日まで放送とのことでその2週間はひときわ寂しさがつのると思う。
30才台の事務員花岡町子が妻を亡くした開業医で5人の子持ちの徳永健次郎と再婚するところから始まるドラマで様々な人生模様が芸達者な俳優達によって見事に演じられており、毎回楽しく観てきた。ここ数日は医師である健次郎が進行肺がんで亡くなるところが描かれており町子はじめ周囲の者たちの心の動きが描かれていた。
一人での孤独死もあるが、一般的には死には自分の死とその死が周囲にもたらす影響の二つがあると思う。自分さえ死ねばそれで終わりだと言うものではないように思えた。健次郎は医師としてだけでなく地域の人達から友人として慕われており、家族は町子や子供達皆から慕われており、亡くなったことは寂しいが、周囲の皆さんに見守られながらあの世に行けたのは幸せだったのだろうなと思った。昨日私が受け持っていて3月に退院した83才の男性の方が独り住まいの家で亡くなっていたのが発見されたとの情報を貰った。
その方はずっと親戚、縁者との交流を拒んでおり、孤独死で寂しさを感じた。人にはそれぞれの生き方や死に方があるのだと思う。日ごろの生き方が結局死に方につながるのだと思うが、日ごろから周りの人々を大切にして死ぬ時も周りの人々の中から旅立っていきたいものだと思った。





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Last updated  2022.09.16 11:22:38
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