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テーマ:俳句は楽し(353)
カテゴリ:テレビ番組
チェリーセイジ
本日朝6時35分から7時までのNHKのEテレNHK俳句を視聴した。 本日の季題は「天高く」で入選作の発表の前に俳人有馬朗人(ありま あきと)さんの句が紹介された。 有馬さんは俳人の他に、物理学者で東大総長も歴任し、参議院議員にもなり、小渕内閣で文部科学大臣も歴任された方で多角的才能の持ち主だったことも紹介された。 本日紹介された有馬さんの句は「いずこにも龍いる国の天高し」だが意味が分からなかった。 解説を聞いたら中国を旅した時、お祭りにも龍が出てくるし、お寺にも公園にもあらゆる所に龍が出てくる中国の空は晴れ渡っていたということらしい。 これが優れた句かどうかは未熟者の私には分からないが解説を聞いていると心の広い方だったのだなと思った。世界各地を旅行しており、中国にも50回くらい行っているとのことだった。有馬さんは異国の地でその国についての句を詠むことが多く、その旅行先の国を称える句が多いとのことである。現在尖閣諸島問題などで日中の関係はあまりよくないが、旅はまた別であり、俳句も別だと思った。政治的思惑は異なっても市民との心の交流、その国の歴史などを大事にした方だったのだと思った。 世界80か国以上を旅している友人がいるが、彼はブログで各国を紹介している。俳句にしろ、川柳にしろ、短歌やブログにしろ、旅した国の印象を詠むことは、自分の感動を他人にも知ってもらうことになり、国際交流の役割を果たしていると思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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