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今が生死

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2023.01.05
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カテゴリ:テレビ番組
今朝7時15分からの「10人のお坊さん」は「なぜ生きるのか」がテーマだった。
ある60歳台女性の投書に対する回答形式で数人のお坊さんが説法して下さった。
投書の内容は「20年間親の介護で辛いながらも生き甲斐を感じていた。所が先日その母親が亡くなってしまい、気が抜けたみたいで生きる意味が分からなくなった。兄も突然死んでしまい孤独状態で何のために生きているか分からない。今すぐにでも死んでしまいたい気持ちだ」というものだった。
3~4人のお坊さんが回答してくれたが「お釈迦さんがこう言っている」など宗派の創始者の言葉を引いて説明してくれていたがあまりよく理解できなかった。あるお坊さんは「好きなことを見つけなさい。それに打ち込むことが出来ればそれが生きている意味ですよ」と説明していた。あるお坊さんは「自分であれこれ考えても解らない、自分が親しくしている人の方が貴方のことをよくわかっているかも知れない。その人に相談することによって生きる意味が分かってくるかもしれない」と述べていた。
ある坊さんは「生きると言うことは一瞬、一瞬なのですよ。親が亡くなって20年間尽くしてきただけに心に空白が出来たかも知れないが、それは長い目でみた生きる目的で、実際は一瞬、一瞬に生きているので一瞬一瞬に楽しいことを思い描いていくことが生きるということですよ」と述べていた。
ある坊さんは「生きるとは人のために布施すること、人のために何等か役立つことをしていく。そのように経典に書いてありますよ」などの回答だったが質問者の60歳台女性は分かっただろうか?
親の介護は人のために生きていて生き甲斐を感じていたのだと思うが、その対象が死んでしまい生きる目的がなくなってしまったとのことだが、ボランテアで清掃や花植え運動に加わることも人のためになる行いである。自分に興味があり自分が楽しくなることを見つけ出すことが生きる目的につながるのではないかと思った。





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Last updated  2023.01.05 12:46:59
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