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テーマ:愛しき人へ(903)
カテゴリ:感動したこと
この寒さの中でも相変わらず美しさを保っている葉牡丹
2021/11/13のブログに「ラブレターは何歳になってからでも」を書かせて頂いた。 パーキンソン病で入院している76歳の奥さんにコロナで面会できないので手紙を書くことにしましたと76歳の旦那さんが手紙を書きだして早1年半近くになるが今も続いている。 奥さんは認知症も加わっているので封を開けることも出来ないし読むことも出来ない。勿論返信はない。それでも毎週書いてくる。看護師さんや掃除のおばさんが封を切って読んでやっているがそうすればある程度分かるらしい。今日看護師さんが「すごい旦那さんですね。誕生日とか結婚記念日には花を届けてくれるし、こんな旦那さんはいないですよ」と感心していた。 手紙の他に毎週リモート面会にも来ている。直接会えばある程度理解しあえるかもしれないが、テレビ画面を介してなので最初は旦那さんと理解してもらえなかったようだ。最近では旦那さんと分かるようになったが相手からの返答はない。こちらが言ったことを理解したり覚えてくれていればいいが、それもどのくらい理解できているか分からない。看護師さんから「すこし分かったみたいですよ」と言われると心から喜んでいるみたいだ。 もう二人とも78歳になった。ラブレターと言えば若い恋人同士が交換するものだが、78歳の老人、それも一方通行の手紙、これを💌ラブレターと言っていいのか分からないが、看護師さんが「旦那さんの愛情がすごいですね」と言っていたので愛の手紙でいいと思う。看護師さんも私も「とても真似はできないね」と言い合ったが凄い人がいたものだと改めて感心した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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