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今が生死

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2023.02.18
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カテゴリ:健康
今日の新聞の人生相談欄に60歳代の女性からの88歳の母親についての相談があった。
母親は認知症の父の介護をしていたがその父が亡くなってから急激に老化が進み、朝起きたら何もしないで椅子に座っていて大小便のお漏らしをすることもあり、長男が面倒みているがその60歳代の質問者も時々病院に連れて行くなどで援助しているとのことだった。
こうなる前は優しくて思いやりがあり、大好きなお母さんだったのにこんなことになってしまい孝行しなければと思いながらも厄介者と思ってしまう。母親も「迷惑ばかりかけていて済まないねえ」「こんなことでは死んでしまいたいよ」と言いながら娘さん達の言うことを聞いてくれなくて、大小便を教えてくれなかったり、もっと動くように言っても同じ場所から離れない。「悲しくなってしまう」という相談であった。
回答者は自分も質問者さんも年とれば同じようになってしまうかもしれない。赤子のようになってしまうものだ。そうなる前の魅力的だった時の母親と比べて悲しくなってもどうしようもない。赤子を扱うような気持で接するべきだ。そして施設に入れてもらうなり、デイサービスの利用など、社会資源の活用法についても役所と相談していくのが良いと思うと回答していた。
私は2月15日のブログで長谷川和夫父子の認知症への向き合い方について書かせて頂いた。お二人は認知症になったことを喜んでおられたのだ。それは認知症を知り尽くしたお二人だったからだと思う。今日の新聞の質問者さんは認知症について全く知らない方だと思った。知らないとこのような対応になってしまうのはやむおえないことで、殆どの方がこのような対応になってしまっているのではないかと思う。
認知症をもっとよく知ってもらいたいと思う。自分だっていつかはそうなるかもしれないのだから、かわいい赤ちゃんを扱うような気持で親の介護をしていただきたいと強く思うものである。





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Last updated  2023.02.18 21:53:53
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