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テーマ:いじめ(338)
カテゴリ:付き合い
玄関で咲いているアセビ(馬酔)
茨木のり子さんの「癖」という詩を読んだ むかし女のいじめっ子がいた 意地悪したりからかったり 髪引っ張るやらつねるやら イイッと白い歯を剝いた その子の前では立ち往生 さすがの私も閉口頓首 やな子ねえと思っていたのだが 卒業の時小さな紙片を渡された ワタシハアナタガ好きダッタ オ友達ニナリタカッタノ たどたどしい字で書かれていて そこで私は腰を抜かし いえ抜かさんばかりになって 好きなら好きとまっすぐに ぶっつけてくれればいいじゃない 遅かった菊ちゃん!もう手も足も出ない 小学校出てすぐあなたは置き屋の下地っ子 以来、いい気味、いたぶり、いやがらせ さまざまな目にあうたびに、心せよ この人ほんとは私のこと好きなんじゃないか と思うようになったのだ 子供の頃いじめられたことがある人はけっこういると思う。いじめられて自殺した少年や少女もいる。 いじめられる子は傷つきその心情は日記や遺書で知る機会があるが、いじめる子の心情は表に出ることは少ない。上記の詩にあるように本当は好きだったり可愛いと思っていることもあるのだと思うが、いじめた子の反応が面白くて何度もいじめることになるケースが多いようだ。嫌いだからいじめるケースはそれ程多くないと思う。 いじめられっ子に「強くなりなさい」と助言することが多いが、相手は集団で面白がっていじめてくることが多く、強くなって立ち向かうのは極めて困難な状況だと思う。 茨木さんのようにいじめてきたら本当は自分を好きだからいじめているのだと思えばダメージはかなり少なくなると思われる。しかしいじめる相手が一人ならそう考える癖をつければかなり気が楽になり、苦しまないですむが、集団で虐められる場合にはそれは役に立たないと思う。勇気を持ってその学校で自分が最も信頼している先生に相談するのが最良の方法だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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