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カテゴリ:生き方
庭のイキシア
JAFの春季号の「幸せって何だろう」のコーナーに上記小川さんの文章が載っていて目に留まった。 小川さんは森の中の小さな山小屋に住んでいるが、太陽が東の空から顔を出す少し前に起きて鉄瓶でお湯を沸かして朝日が昇るのを見ながらお茶を飲む。そんな時小川さんは「自分がものすごく幸せだと感じる」とのことだ。 「朝焼けの色は毎日同じではなく曇りの日は期待したほどでなく雨の日はなおさらだ。でも毎朝同じように完璧な美しい茜色の太陽を拝めたら逆につまらないかもしれない。今日はどんな空の色と巡り合えるだろうかとワクワクする時間こそが人生の御馳走だ」「空だけを見上げても沢山のご褒美がある。見事なまでの星空と地面に大の字に寝転がって対面する。何という幸せなのだろう。」 「日々は淡々と同じように過ぎていくけれど少しずつ色や形を変えながら私に宝物を与えてくれる。人生は宝物を探す旅だ」 こんなように考えながら生きていけたら幸せだなと思った。小川さんは幸せな人生を歩んでいるが私達凡人(もしかしたら私だけかもしれないが)は毎日辛い苦しい楽しくない日々を送っている。野球の贔屓チームは毎日負け続けて7連敗、自分は疲れやすくて足元もふらついて体調は最低だ、ネットサーフィンで時間をつぶしてやらなければならないことを何もしてない。落ち込んでいる。 これを小川さん風に考えてみたらどうなるかと思った。「野球は負けることもある。晴ればかりではつまらない。曇りや雨の時があるから晴れた時の茜色の美しさに幸せを感ずるのだ。負けていて勝つ時があるから幸せが感じられるのだ。」 「体調が悪く足元がふらつくけれど夜は眠れるし食事もほどほどに食べられる。それは幸せでなことではないか。」「ネットサーフィンで時間を浪費するというがサーフィンして寄り道を歩いた時に様々な情報を得ていた筈だ。それだけ情報を得られたことは幸せではないのか」、と小川さんなら考えるかもしれないと思った。 宝物に出会えて幸せな日々と考えるか、いやなことばかり起こって人生は楽しくないと考えるかは心の問題だと思った。 小川さんみたいな人もいるのだから、自分も「今の人生が宝物にふれあいながらの人生なのだ」と考え直して強く生きていこうと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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