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テーマ:絵画(480)
カテゴリ:感動したこと
ミレーの「種まく人」
今年卒業して就職した孫娘が東京研修の合間に我が家に来てくれたので昨日山梨県立美術館に行ってきた。 開館45周年企画もしていたが常設展のミレーの絵画を中心に観てきた。 同美術館は1978年に開館したがその時ミレーの「種まく人」と「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」の2作品を購入して展示した。その後45年間にミレーの作品を次々に購入して現在70作品を所蔵している。ルーブル美術館でもオルセー美術館でも30~40作品なので山梨の同館が世界でも群を抜いており、その購入費用は何百億円なのか分からない。 70作品の内昨日は12作品が展示されていたがいずれも本物の絵の迫力に圧倒された。 各絵画には説明がついていて「種まく人」についてはサロンに出品した時、当時の農民はこんなにさっそうとしていなかった。これは農民が体制に盾突こうとしている絵だと批判されたとのことだった。 ミレーは農家の長男として生まれて、農家を継ぐ宿命にあったが絵画の才能が優れていて絵画の道に進んだが農業を嫌いではなかった。それだけに農夫や農婦を描いた作品は多い。農業にも誇りをもっていた。それだけによぼよぼのみすぼらしい農夫が種を播いている姿でなくさっそうと種を播いている姿を描きたかったのだと思う。 いずれの作品にも真心と思想が込められており、素晴らしい作品群だと思った。 コロナもようやく厳重規制が解除された。旅行に行く人も増えたと思う。世界一ミレーの絵を所蔵している山梨県立美術館も見学先として大いにお勧めしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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