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テーマ:転落の記録(1)
カテゴリ:健康
庭の千日紅
リハビリ病院には様々な患者さんが入院してくる。来週入院してくる人は屋根作業中に屋根が抜けて10メートル下の地面に転落した58歳の方だが、今までには自殺目的で7階マンションから飛び降りた人、誤って3階窓から転落した人、屋根職人が足をすべらせて屋根から転落した人、家屋解体作業中に10メートル位の建物4階から転落した人など様々な患者さんがいたが比較的若い人が多かった。肋骨や四肢、脊椎、骨盤など多発骨折が多いが頭をやられていない限りは皆さん3か月くらいで何とか改善して退院していった。 もう4年くらい前から入院している30歳代の女性は豊島区のマンションから転落して頭と体をうっており、意識がなく、本人が同定されずに介護されているが下肢も切断されており、ただ生きているだけの人である。毎朝回診しているが意思の疎通はできない。事故当時新聞にも出たと思われるので思い当たる人は申し出たはずなのに身元が分からないということは外国人かもしれないし、自殺なのか誰かに突き落とされたのかも分かっていない。事件があったのが豊島区なので豊島区の生活保護になってたまたまベッドの関係で当院で介護しているが、入院費は豊島区から頂いている。 来週入院してくる人は肋骨が折れて肺にブスブス突き刺さって胸腔内に血液が溜まっており、相当重症らしいが頭がやられていないとすれば元気で帰れるかもしれない。 高いところから飛び降りる、もしくは転落した場合にはほとんど命がないものと思っていたが、当院にきてから結構助かるものだということを知った。しかも3か月という短期間で退院できており、頭をやられない限り人間は不死身なのだなと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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