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テーマ:運転免許(151)
カテゴリ:車
サルビアの花に蜂がついているところ(一番下の花)
今、自動車運転免許センターに行って認知症テストと実地運転テストを受けて両方とも合格して帰ってきたところである。 認知症テストは4つずつ物の図が書いてあるスライド4枚(合計16種)を見せて後に何のイラストかを思い出して書いてもらうテストが主体で、それ以外のテストもあるが基本はその16種のイラストをいくつ覚えているかで36点以上取れれば合格とのことだった。 以前も同様テストで刀、アコーデオン、足、包丁、カブトムシ、ノコギリ、カボチャ、ズボンなどをヒントを頼りにして16個思い出せれば満点だが以前は14~15個思い出して76点以上ないと認知症疑いありとされ、48点以下(8個しか思い出せない)は不合格とされて医師の診断が必要とされていた。 ところが2022/5/13改定では36点以上(6個以上思い出せる))なら「認知症のおそれがある」基準には該当せず合格となり、判定基準が大幅に緩和されていた。 なぜそんなに甘い判定になったのかというと過去25年間この認知症テストを実施してきたが認知症テストの結果と事故の間に大きな相関がなく、認知症テストを厳しくするより、実地運転技術を高めた方が良いとの検討結果によるものだとのことだった。 私は認知症と事故があまり関係していないという結果はその問題の出し方に問題があったのではないかと思う。検査方法はほぼ同じで事前に16個位のイラストを見せてそれをどれだけ覚えていたかで点数付けしていたその方法では事故を起こす認知症は発見できなかったということだと思う。 単なる記憶だけを調べていた認知症テストでは事故との間に有意差はなかったのかもしれないが、検査方法を工夫して事故を起こす認知症を見つけ出すようにすべきだと思う。 今までは76点以上が合格だったのにほぼ同じ試験問題で今度は36点以上あればいいとは検査をしないのと同じようなものである。 単なる記憶を調べる今の試験方法を継続して36点以上を合格基準にするなら、認知症テストは直ちに中止した方が良いと思う。事故につながる認知機能は記憶の問題だけではなく、性格や感情の問題もある。今後もこのようなテストを継続するなら、事故を起こす性格、感情、判断力テストとして問題内容を一新する必要があると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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