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カテゴリ:健康
沖縄の海
今朝の新聞に沖縄のしゅくみね内科院長の祝嶺千明さん(61歳)の健康と病気に関する興味ある記事が掲載されていたので紹介する。 沖縄は1985年まで男女とも平均寿命が全国一位だったが、2020年時点では女性が16位、男性が43位まで落ちてしまいました。それまで沖縄では野菜を中心に魚介類や豚肉などをバランスよく食べてきました。戦後アメリカの統治下におかれたこともあって脂質や糖質の多い食事に代わってきたことが影響していると考えられています。また急激な車社会にかわり、運動の機会が減り、アルコールの摂取量が増えたことも平均寿命が低下した原因と分析されています。長生きだけが幸せの条件ではないとよく述べられてきましたが、平均寿命も健康の重要要因として考え、食事内容やアルコール摂取量などに留意してもらいたいと述べていました。 祝嶺先生自身が急性進行性糸球体腎炎という国指定の難病に罹患してステロイド剤や免疫抑制剤を服用している状態ですが沖縄の人達の健康のために連日ご健闘なさっておられる姿に感銘を受けました。 病気と健康とは一体であるというのが先生の考え方です。体内にがん細胞が出来た時人は癌にかかったと思うかもしれませんが私たちの体内では毎日数千個の単位で癌細胞が発生していますが癌細胞が増殖する前に体内の免疫細胞によってがん細胞は排除されているので問題になりません。 がん細胞が増殖するかしないかは体内の免疫細胞の働きのいかんにかかっており、これはその人の生命力の強さに関係すると考えておられました。病気でも生き生きと元気にくらしておられる人がいる一方でどこにも病気がないのにどこかに病気があるのではないかと浮かない顔をしている人もいます。病気か病気でないか微妙で分からない場合もあり、自分で病気と決めないで生命力をつよくしていくことが必要でその生命力の強さで病気を退散させることも出来ると述べていました。 人は必ず死ぬし病気にもなる。健康体は病気体でもある。健康は病気と一体であり健病不二で強い心をもって病気と闘うことが必要であると述べていました。 無病息災という言葉があるがこの高齢化時代に病気を何も持っていない人はまずいない。何らかの病気を持っているものだが、それをものともせずに健康で生きましょう!一病息災、二病息災、多病息災でいきましょう!とおっしゃっていたがその心意気で頑張りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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