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テーマ:脳梗塞(6)
カテゴリ:介護サービス
レタスの花
104歳の女性が6か月当院に入院していて昨日退院(転院)していった。左脳梗塞で右片麻痺、言語障害の患者さんである。当院はリハビリの病院なので各関節の屈曲運動、車いす乗車、機械入浴、起立訓練、嚥下訓練などを行ったが結局、立ったり、しゃべったり、食べたりできない状態で転院になった。でもどこにも褥瘡を作らず血液検査も正常でお顔も苦痛状でなく、6か月間それなりにお世話させて頂いた。 よくご家族から聞かれるのは「わかっているのでしょうか?」だが、医師だからといって正確なところは分からない。本人に聞くしかないが本人はしゃべれない。私の印象では世話をする看護師とか回診に来る医師などは分かっているのではないかと思う。家族については今まではコロナでだめだったがこれから頻回に面会していけば分かってくるのではないかと思う。病気でない時のように周りのことがクリアカットに認識できないながらも世話する人はおぼろげながら分かっているのではないかと思う。 脳出血や脳梗塞の患者さんの障害の程度は様々で部位や病巣の大きさによって認識力や回復のゴールは決まってくる。軽い人なら病気になる前と変わらないくらいまで回復するかもしれない。今回の症例のように重い人なら、大きな回復は期待できず、病悩期間中に苦痛があるかどうかを顔の表情を見ながら判断して対応している。長く生きていれば誰でも最後は意識があるかないかの状態になってあの世に行くが、せめて苦痛を感じないであの世に行けるように配慮していきたいと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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