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今が生死

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2023.11.22
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カテゴリ:健康


長い長い物語である。本年2月4日に左下の奥歯を抜いた。以前から抜けていた歯と合わせて2本インプラント歯を入れてもらうことにした。
抜いてしばらく置いた5/8に歯肉の下にモクネジをねじ込む手術を受けた。ねじ込んだ後そのネジを隠すように歯肉を縫い合わせるのに何針も縫うので時間がかかり麻酔が切れる頃かなり痛かった。
それから4か月後の9/26日に歯肉を切開して先にねじ込んだモクネジの頭に金属を取り付ける手術が行われた。その術後の写真が上図の左側の写真である。それから1か月後の11/4に仮歯の型を取って11/18に仮歯を入れてもらった。それが上図の右の写真である。12/2に本当の歯の型をとってもらえるとのことで、その後歯が入るので抜いてから約11か月かかって歯が出来上がるとのことで、随分時間がかかるものだと思う。
抜けた歯に対する対策としては取り外しのできる部分入れ歯の方法がある。私も作ってもらったが中々噛みずらく、食後取り外して洗わなくてはならず面倒だった。私の両親のように総入れ歯にすると噛みやすいみたいだが、まだかなり自分の歯が残っているので、すべてを抜いて総入れ歯にするのは忍びないという気持ちがあった。
そこでインプラントを思いつき、年齢制限があるのかと思って聞いてみたらCT写真をとって顎骨がしっかりしていれば年齢には関係ないとのことでインプラントを入れてもらうことにしたが、今にして思えば他の選択の方がよかったかなと思う。歯を抜いてから歯が入るまで長期間歯無しで過ごすのは辛い。良く噛めないので2.5kg位体重が減った。
私のように明日をも知れないような高齢者の場合、長い忍耐の時間をかけてやっと歯が出来上がったら、死んでいたということもありうるので、いくら骨がしっかりしていても無謀なことのように思えた。
超高齢者は総入れ歯か部分入れ歯の方が良いかもしれない。これから1か月後くらいには仮歯でないインプラント歯が入るのでそれを使ってみて、耐え忍んだ甲斐があったと思えるか否かまだ分からない。
しかし、現時点では長期に渡っての歯がない生活は極めて辛かったので、もっと別の選択をした方が良かったなと思っている。





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Last updated  2023.11.22 22:56:02
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