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テーマ:仏教(62)
カテゴリ:生き方
自宅二階から6日午後4時撮影した富士
「ほんとうの法華経」を読んでいてやっと授記品第六まできた。 法華経は全部で第二十八まであるのでまだ先は長い。しかし興味あることが書いてあったので紹介する。この第六で、お釈迦さんは「私は久遠において成仏していたが菩薩としての実践は終わっていない」と告げる。ということはこれからも菩薩行を行っていくとのことである。そのことは如来寿量品第十六に「我成仏してよりこのかた無量無辺千万億那由他劫なり」と「我本菩薩の道を行じて成ぜし所の寿命、今猶、未だ尽きず。復、上の数に倍せり」の所にも記されており、ブツダは永遠に菩薩道を実践しているのだということが書いてあるとのことだ。 要するにお釈迦さんとかブツダとか言って祭り上げて神格化していることが多いが、実際は四衆と同じで成仏した後も永遠に菩薩道を実践しているのだ。お釈迦さんは神格化されるべきものでなく、皆さんと同じ人間で共にがんばっていきましょうと述べているとのことだった。 当時のインド人は物事を権威づけるために天空で講義があったとか、時間は想像もできない過去から何万何千光年先の話だとか、広さはとても計算できない広さなどと記載してあるが、計算できない程過去の話ですよ、それ程広いものですよと強調して言っているとのことだった。 仏教とか法華経とかお釈迦さんとかはとても難しい教えのように思っていたが、実際は日常生活に密着したそれ程難しい話ではなく、人のために尽くす菩薩行が肝要で、それを死後も含めて永遠に実践していくことが重要だとのことで、心していきたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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