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テーマ:仏教について思うこと(1100)
カテゴリ:生き方
今朝西の空で見かけた満月、今夜も東の空で満月が見れるそうです
ブッダは29歳で出家して修行に入り、食事は半月に1回、猛獣がいる森の中で裸で夜を過ごす、髪の毛を次々に抜いたり息を止めたりする苦行など、ありとあらゆる苦行を行ったが悟れず菩提樹の下で瞑想に入った。瞑想中、病気や死に対する恐怖、有名、尊敬、名誉を得たい欲望、脅迫、艶めかしい女性等、様々な恐怖や欲望、誘惑が襲ってきたが、ブツダはその誘惑をことごとく退けて7年目に遂に悟りを開いた。まず人間は必ず死ぬということを源にして十二因縁を明らかにした。十二因縁というのは また人間についてはバラモンであれ、センダラであれその価値は生まれや育ちには全く関係ない。金持ちや貧乏、鼻が高い低い、容姿の良い悪い、声の良し悪しすべて関係なく平等であり、人間の価値は利他の行動で決まるということを高らかに宣言した。当時は階級差別が厳密でバラモンからみたらセンダラ階級は虫けら以下とみなされていたのでブッダの革命的な宣言は修行者以外からは奇異な言動として受け止められていた。 自ら真理に到達したと自称して語る論者は種々の偏見に基づいて、我が説は真理であると主張しているが、「他の何ぴとを愚者であると見なすことが出来ようぞ。他の説を愚かであると説くならば自ら確執をもたらすであろう」と増上慢(思い上がり)を戒めている。また「私に死の恐怖はない、また生への愛着もない、しっかり気をつけて落ち着いている。死の時の至るのを待つ」 偉大な人物ブッダの悟りの境地を平易な文章でまとめるのは容易なことではなく、昨夕帰宅後から取り掛かったがまとめきれず翌日になってしまった。もとよりブッダのほんの一面の紹介に過ぎないので今後この本を読み進めながら思索を深めていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.27 13:16:20
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