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テーマ:老いと向き合う(20)
カテゴリ:生き方
今朝6時35分から7時までのNHK俳句を観た。本日のゲストはテリー伊藤さん(74歳)だった。 テーマは「老い」で司会者がテリーさんに「老い」につい感想を求めた。それに対してテリーさんは「老いにはいいことは一つもない」と声を大にして言っていた。「老いることにはいいことは何もない。そのマイナス状態に自分を置いて無心に頑張れば、どんなことでもプラスになる」とのことだった。 老いに関係する飯島春子さんの句「蛍の夜 老い放題に 老いんとす」が紹介されて、テリーさんは老いを見事に明るく表現しており素晴らしい句だと絶賛していた。 テリーさんは60歳過ぎてから慶応義塾大学政策・メディア研究科の大学院に入学し、修士号を取得している。このことについてテリーさんは「齢をとればとるほどいいことは無くなっていくので若さへの挑戦のつもりで大学院に入った」と述べていた。 老いは誰もが忌み嫌う、しかし何かをこじつけて「老いてもこんないいことがあるよ」と言っている人もいる。テリーさんは忖度しないで「齢とることは何もいいことはない」と述べていたが、それだからこそ大学院に行ったり、旅行したり、テレビの企画を考えてみたりして喜びを見出しているのだと思った。 老いには何一ついいことはないので、若さに挑戦するつもりで、勉強や仕事、体力造りに取り組んで心身を鍛えてもらいたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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