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今が生死

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2024.05.09
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カテゴリ:生き方
白いバラ(新雪)
数日前(5月6日)の新聞にアメリカの思想家エマソン(1803/5月生まれ)の言葉が載っていた。
8歳の時に父に死なれ、長じて結婚したら1年半で妻が結核で亡くなってしまった。二人の弟も亡くなり、再婚して子供が生まれたが5歳の長男も亡くなってしまった。
しかし彼は不幸に嘆いてばかりいないで、多くの著作を著わし、講演も行っていった。彼の言葉に「苦役、災難、重病、貧窮、全て雄弁と知恵を与えてくれる教師です」や「世界中で価値あるものはただ一つ、活動的な魂です。この魂は誰でも持つ資格があります。この魂は誰もが自分の内側に持っているものです」等がある。災難や苦痛に打ち負かされないでむしろそれをテコにして魂を活動させていくべきだと訴えていたのである。
また「今の境遇がどうであろうと、夢や希望を手放すことなく、挑戦の歩みを一日一日と続ければよい。自分を取るに足らない存在と卑下する必要は全くない。自分でなければ果たせない使命がこの世にあることを信じ、前進することが大切だ」と述べている。
78歳でこの世を去ったが,約200年前、自分の不幸な境遇をばねにして魂の躍動を説いて、若者たちを鼓舞してきた偉大な人物がいたのだなと思った。私にも夢や希望があったが、日に日に衰えていく体力から、もう無理だという気持ちになっていたが、エマソンの言葉に啓発されて、一日一日挑戦の歩みを継続していこうと思った。





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Last updated  2024.05.10 10:55:03
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