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テーマ:病院,医師について(16)
カテゴリ:健康
イトバハルシャギク(糸葉春車菊)
今日のラジオ番組「話題のアンテナ・日本全国8時です」の話題はセカンドオピニオンであった。今まで治療を受けている医師がいるけれど別の見立てがあるかもしれないと思って他の医師を受診して意見を聞くことである。 アメリカではかなり一般化されているが日本では今見てもらっている医師に失礼になると思ってあまり利用されておらずある調査では19%位の利用にとどまっているとのことだ。 現在では何科も細かく専門分化されており、今診てもらっている医師とは別の専門の医師に診てもらいたいと思うこともあるかも知れないが、多くの場合はそれは言いずらいのでそのまま診てもらっていることが多い。そこでそのような患者さん向けにセカンドオピニオン外来を作ったり、オンラインでセカンドオピニオンを引き受けてくれる病院もあるとのことだった。セカンドオピニオンが必要な場合は、手術が必要な場合とか、がん治療でどのような治療法を選ぶかのケースが多いと思う。 いま診てもらっている医師が気の回る人なら、必要な場合は、この病気でこの状態ならあの医師が最適だろうと紹介してくれるが、そうでない場合はその医師のおっしゃる通りの治療を受けるか、セカンドオピニオンに意見を聞くことになる。そこで上述のセカンドオピニオン外来とかオンライン外来などを利用することもあるかもしれないが、それらはまだ一般的ではない。 要は医師が自分の限界を知っていて、この病態ならあの病院、あの医師がよいと勧めてくれる雅量があれば一番いいのだと思うが、実際にはまだ料簡の狭い医師もいる。病気になったらよく勉強していて料簡の広い医師を選ぶのが良いと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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