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今が生死

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2024.07.18
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カテゴリ:生き方
チロリアンランプ(アブチロン)
93歳男性の方がリハビリに来られた。今困っていることはありますか?と聞いたら「体の方は特に困っていることはないですが歳をとることで困っています。長く生き過ぎました」とのことだった。今は皆さんが長命になり、同じような悩みをお持ちの人も多いのではないかと思った。
この方は大学教授なども歴任されており、そのことを話したらそれは遠い昔のことで、忘れましたと言っていた。長く生き過ぎたとおっしゃられたのは花の時代が過ぎて枯れ葉の時代が長く続きすぎていると感じておられたのかなと思った。昔から奥さんと二人で庭の片隅で野菜作りしていたが、最近はそれが無理になってプランターでいくつかの野菜を作っているとのことだった。
長く生き過ぎるということは原理上ないと思う。もしそれを言うなら何歳という基準をつくり、それより長かったら長すぎたと言えるかもしれないが基準となる年齢がないのだから長すぎたも、短かすぎたもないと思う。この方はプランターで野菜つくりをしており、ささやかながらそれが生きがいになっているとのことだった。今は目標がなく、生き甲斐のない高齢者がどんどん増えている現状がある。
グランドゴルフ、ゲートボール、カラオケや舞踊、ボランテア、共稼ぎ家庭で孫の世話などをしている高齢者もおり、何か打ち込めるもの、社会とかかわれるものを持っている人は強いと思う。長く生き過ぎたと感ずる方は何かに挑戦していくのが良いと思う。そうしていれば長く生き過ぎたどころかもっと生かして欲しいと思うようになるのではないかと思った。





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Last updated  2024.07.18 16:05:32
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