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民自公の3党が大筋で合意したマイナンバー制度 (社会保障・税の共通番号制度)の導入は 既にカウントダウンに入ったといってもいいでしょう。 導入にあたってはコストや情報漏えいなど色々と問題がありますが、 架空の人間が簡単に健康保険や雇用保険に加入できたり 被扶養者の収入もまともに確認できる仕組みがない現状の社会保障制度の方が はるかに問題は大きいので、遅かれ早かれ導入されるべきだとは 思います。 導入は既定路線なので、これを前提として、 現場で社会保障に関わる相談や手続きが最も多い実務家 である社労士(会)が、仕組みのあり方について大局を見据えて 議論に参加する必要があります。 ところが、政府では、以前からマイナンバー導入に向けたシンポジウムを 47都道府県全てで実施中であり、福井でも8月に行われましたが、 参加パネリストの名簿を見ると、税理士会や弁護士会の出席は ありますが、社労士会からは参加がありません。 これは福井だけでなく全国各地で同じようです。 声を上げても政府に軽視されているだけなのか 連合会、政治連盟自体がこの問題を軽視しているのか分かりませんが (おそらく両方と思いますが) どちらにしても所属している人間としては情けない話です。 月刊社労士あたりを見てもこの件についての 連合会の見解や展望は全く見えてきません。 新制度が社労士の手続き業務にとってプラスに働かないのは 間違いないでしょうね。 私も10年以上この業界にいるので今さら期待もしてませんし、 そもそも役所や業界団体がないと成立しない分野に力を入れても 先が見えないので、普遍的な業務分野での地盤固めに注力したいと 思います。 ・・・と、全然関係ないですが新事務所移転を機に先月から 電柱広告を出しています。 2種類を計4か所、事務所の看板に比べると インパクトはないですが、4か所出してもランニングは 駐車場一台借りるより安いので十分な価値はあると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 25, 2012 11:52:31 AM
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