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今週初めはベトナム ハノイに出張してきました。
15年ほど前にもホーチミンに行きましたが、 当時と変わってるのは、99%バイクだったのが 車とバイクが半々くらいの混合交通になってました。みんな器用に走ってます。 今回の目的は技能実習生の受入れをしたい福井の会社様の面接同行サポートです。 私は昨年からこちらの組合の北陸支部長として 実習生受入れ管理業務も行っております。 こちらは組合直営の日本語学校。 日本の大手企業にもここからかなりの人数が入っています。 授業風景。規律がとれていて本当に礼儀正しいです。 着いたときは校舎の外で50人位が拍手で出迎えてくれました。 世界に一つだけの花を振り付きで歌ってくれました。 いよいよ面接。今回は溶接や配管の経験者が欲しいという会社様のニーズです。 当組合はベトナムでも有数の人脈があるのでたくさんの優秀な人材を 集められますが、滞在時間の都合もあり経験者9名に限定して応募してもらいました。 事前に連絡して機材やテストピースを準備したことで 溶接や配管の実施テストをその場でしてもらい、見極めます。 その他、様々な業種の企業の面接実施テストに対応できるよう、 広大な敷地にたくさんの設備が整っています。 ベトナムは平均年齢が27歳程度。 理系の大学も多く、若くて優秀な人材の宝庫です。 ただ賃金はまだまだ先進国の水準にはほど遠く、今回応募者の履歴書を見ても 月給は1万5千~2万円程度がほとんど。 それでも日本に来れば福井の最低賃金でも12~13万が確保できるので、 ジャパニーズドリームを夢見て何としても日本で働きたいという強い熱意を 全員から感じます。 国民性は真面目で勤勉。体格は日本人より小さく、殆どが日本と同じ仏教徒です。 最終的に理系の大卒を含む2名を面接で採用決定し、 選ぶのに苦労した社長もここまでの人材が集まったことに感激してくださいました。 日本ではたとえ倍の給与を提示しても中小企業には優秀な人材はなかなか集まりません。 特に福井は長年全国トップクラスの求人倍率で仕事はあるけど人がいない状態が 続いています。 今は主に建設業や製造業でしか実習生受入れができませんが、 近い将来、介護業界などでも受入れが可能になると言われています。 是非論ではなく、外国人の力を借りないと雇用がまわらず 産業や福祉が衰退してしまうので仕方がないのです。 社労士も労務管理のプロを自称するなら実習生などの外国人雇用に 深く携わっていかなければいけないでしょうね。 時間はあまりなかったですが、せっかく来たので 現地スタッフのチンさんに観光案内もしてもらいました。 現地の日本人スタッフも複数いるので安心して渡航できます。 また近いうちベトナム進出企業の同行で行ってみたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 12, 2014 02:48:31 PM
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