カテゴリ:ジョージ
ジョージは2歳一ヶ月。ジョージの全体像。 体はがっちり大き目、愛くるしいパッチリおめめ、ひょうきんで、 甘えっ子(おばあちゃんとパパっ子)、おしゃぶりっ子、 眠る時にはだれかの腕を爪たててにぎにぎしていないとだめ、 よく食べる、イヤイヤの時ののけぞりと蹴りは要注意、石頭、 人見知りはしない、よくデパートでひとりでずんずんどっかへ行ってしまう、 ミッチェルにやさしい、☆子大好きで頼りにしてる、けど☆子のものをとりあげて泣かす 。。。。 ジョージは☆子のいない時、眠い時、 もちろんママにくっついているけれど、もうおばあちゃんのうちにひとりでお泊りができる。 ママが忙しい時や用事で留守のときでも、パパが休みで居れば全然OK。どこかへ行っても人見知りしない。 歩くのも早かったし、ミッチェルがもっと赤ちゃんだった時も☆子といっちょ前に遊べるので 母大助かりーな子である。 そういう自立してる(?)面では大助かりだけど、 自分勝手に行動する、 暴れると痛い、泣き声が怪獣並み。。。お菓子やおしゃぶりを無くした時のだだこねは半端なくて、手がつけられない面もある。 赤ちゃんの頃から体に力が入っていて、よく動くし抱きづらい子だった。 ま、基本的には明るい豪快派の彼なんですけどね。 そこが気になっている。 2歳になったばかりで、ママなしでもOK?ちょっとへんじゃない? おしゃぶりがない時(これがよく自分でどっかにおいてよく失くす)や、 ミッチェル授乳中に興味津々で覗き込んでる時、 「ママがだっこしてあげる。おっぱい飲む?」と私が言った時の 拒否の仕方はちょっと異常だ、と思う。 「おっぱい、いらないっ!おしゃぶり~!おしゃぶり~!だっこ、ない!おっぱい、、ないっ!」と私に対してキッとにらんで大暴れ。 ☆子はふざけて「おっぱい飲む?」なんて言うと嬉々として「飲んでみる~!まず~~い!笑」なんてやるのに。 ちょっとママとしては距離感を感じる時があるんだよね。 確かにミッチェルに優しいけど、普通はもっとヤキモチ焼いたりするもんじゃないの? 今日午前中にまたちょっと眠くなって来る頃、ジョージがまた「おかし~おかし~」と 言い始めた。まだ朝ごはん食べたばかりでお腹はそれほど空いていない。 たぶん口さびしいだけの悪習慣だ。(そりゃ~私もあればチョコレートケーキでも食べたいけどー)今日は雨で公園にもいけない。 地団駄踏んでそれがダメだとわかると今度は「おしゃぶり~おしゃぶり~」だ。 もうおしゃぶりはやめた方がいい頃だと思う。 なぜなら、そんなにおしゃぶりに依存しないとダメなジョージが見ていてとても切ないのだ。 (歯のためもあるけど) いつもなら「はいはいはいはい。」とジョージを適当にあしらっているナ~ニャ。 たぶん原因はここにあるんだろうと、と気づいた。 ジョージは大丈夫な子。と言う気持ちから、ジョージのいい面しか受け入れてあげていないのでは?後は「放って置きゃなんとかなるでしょー」と放っておいてる? ジョージの後ろに隠れている感情に目をむけていない。 だから今日はジョージの大暴れ乱れ泣きにとことん付き合ってみた。 最近のママに対して微妙な距離感を取ったり、イヤイヤを激しくするのには きっとジョージなりのメッセージがあるんだ。そう思った。 ジョージの泣きにつきあっていると、いろんな事が見えてきた、、、気がした。 ジョージが生後4ヶ月~8ヶ月まで、土日終日バイトに出ていた。 パパが二人の面倒をみてくれた。 私が休み時間におっぱいが張ってしょうがない時泣く泣くトイレで搾乳していたが、 近所だったので来れる時にはパパがチビ二人を連れて飲ませに来てくれた。 ☆子もジョージもちょっとの間でもママが居ない事は、私が思っているよりももっと不安だったんだろう、と今わかる。 ☆子はやめてから一年以上経つ今でも時折思い出し「パパとジョージと車でママをお迎えに行ったね。」なんて言ってその時の絵を描くし。 会いにくる時二人は目を輝かせていた。 ジョージはおっぱいをもらえるとき足を犬の尻尾のようにバタバタして喜んでいた。 それもジョージ8ヶ月の時妊娠して断乳。 その頃から「ミルクでもしかたないかー。」とミルク大好きに移行していたため、断乳には全く手を焼かなかった。 その後、妊娠、引越し、と環境の変化がバタバタと続き、ジョージが1歳4ヶ月で妹が生まれる。赤ちゃんにも愛情を持ってイイコイイコしてあげたりしていた。 普通ならもっとママひとりじめ、のこの頃に。 ジョージはパパとおばあちゃんと☆子とおしゃぶりに支えられていたんだ。 私が手が回らないのは子供から見ても明らかで、そんな時の私はカリカリしていて髪振り乱して恐かったと思う。苦笑 遡れば、ジョージが生まれたての頃、不安定な☆子に対してカリカリして、それも赤ん坊のジョージには伝わっていたと思う。 おしゃぶりも、最初はお口に入れても嫌がって出してしまっていたのに、 泣いて疲れてくるとあきらめて吸ってくれた。 そんな時は「成功~~」とにんまりしたものだ。私も休みたかったから。 こういった事の結果が、今のジョージだ。ママを拒否してママから離れたいのは、ママに甘えられない。頼れない。もっと甘えたい。頼りたい。だったのだろう。 今日。 どんなにジョージが抱っこを嫌がっても暴れても、よじれて転げ回って蹴られても、 最終的に私に体を預けるまで大暴れに付き合った。泣いた、泣いた。 むしろ泣かせた。 ずっと、今までの事を話してなぐさめた。 「ママが居ない時もミッチェル抱っこしてる時も、さみしかったね。おしゃぶりして頑張っていたんだね。ごめんね。もっとおっぱいのんでママに甘えたかったね。あの時もあの時もえらかったね。ママを助けてくれてありがとうね。いつも抱っこしてあげるからね。。ミッチェルにママ取られて悔しい時もあったね。でもミッチェルも大好きなんだよね。怒ったママが怖くて嫌だったね。。。。。」 などと、もう一時間ぐらい。自分で言ってる事が不思議なほど、思いつく限り。二人とも汗びっしょりで涙でびっしょり。(ジョージはまるでカツオの一本釣りのように全身でのた打ち回ってるんだもん。汗かくわ。) そのうち目を合わさなかったジョージと視線が合ってくるようになり、 少しずつ体を預けてくれるようになった。おしゃぶりをしないで泣きつかれて私の手の中におさまった。 背中をさすっていて、そのままジョージは寝た。 泣くと「うるさいっ!泣かないの、ほら。」とか「あっ!ほら電車!」とか気をそらさせたり、 「あーもう知らない。」って放っておいたりしてたけど、 こうして時間をかけてジョージの泣きたい心を抱きしめてみたら、 私もとても心が揺れた。 ママに対する恐れや遠慮やそんな気持ちがあったんだと思う。 それにしても・・・遠慮するなんて、子供はなんて親を想ってくれているんだろう。 その眠りから覚めたジョージがまた「おーしゃーぶーり~~~」なんて、恨めしそうに 荒れ狂ったらどうしよーという心配をよそに 次に寝室から聞こえてきた声は、トーンも高く明らかにご機嫌! 行ってみると隣で寝ていたミッチェルと向き合って寝転び、ニコニコ笑い合っている。 泣くだけ泣いて、すっきりしたのね。 その後のジョージの半日。 「こんなに泣かせて、ただの私の思い込みだったらどうしよー。」なんて心配もくつがえし、 いい子でした!本当に!昼ごはんのお皿も自分からさげたり! ずっと前にジョージがダイニングテーブルに油性マジックで書いて 落ちなかった跡を触りながら「ママ、これ、ジョージ君、書いちゃった、ねー。」と今更ながら申し訳なさそうにするので 「そうだねー、書いちゃったね。消えないから仕方ないねー。」と言うと 「うん、仕方、ない、ねーー。」となぜか晴れ晴れとした表情。 小さな事だけど他にもいくつかの変化が見られました。 何よりも私への甘え方にもっとストレートさが出て、うすく張っていたバリアーが取れた感じ。 そう、晴れ晴れとした表情。 夜、寝る時、初めて(!)ミッチェルを「パーパっ、チェル抱っこしてっ!」とパパに指図し、 「ママ抱っこ」と私の隣を陣取ったのだ。そして「おしゃぶり、、、ない~。」とぼやきながらも おしゃぶりしないで眠りに就く事ができたのでした。 まだしばらく「脱おしゃぶりっ子」には期間を要するだろうけど、 今日一歩前進したと・・・思いたい。 普段のあっけらかんとしたジョージには表向き特に問題は感じなかった。 でも何かひっかかるものがあった。 私の問題と、本当のジョージの気持ち。 「きっと前世は違うソウルグループだったのよ。笑」なんて言ってないで、 今日、向き合えて、よかった。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月09日 03時28分46秒
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