カテゴリ:ベトナム政治・経済・社会観察
いよいよ3月に入った週末。多くの日本の組織のご多分に漏れず、仕事はにわかに忙しさを増してまいりました。まあ、それでも週末はのんびりしないといけませんよね。今回は外にお出かけがてら、ハノイで行われているエコプロダクト展を見学してきました。↑はその会場となった国際会議場、2006年に行われたAPECにあわせて作られた、ハノイ最大の会議場です。さすがに大きく立派です。 中は多くの企業が環境に優しい製品や、或いは環境保護団体が多くのブースを出してにぎわっていました。写真にもみられるように、トヨタやホンダ、パナソニック、日立と、日本の会社の姿が目立ちました。日本の環境技術、省エネ技術の証明(かつ宣伝)でしょうか。もちろん、主催者の一つが日本に拠点を置くアジア生産性機構(国際機関)であるというのもありますが。 学生のボランティア団体のようなものもあり、「環境を考えて公園をサイクリングしましょう!」など、学生の方にも環境問題が伝わってきていると思えるのはとても頼もしいことです。ちなみに以下が同展のHPです。 http://www.epif08.org/ クイズ企画などもやって若者の人ごみができていたのが、この3Rのブース。3RとはReduce、Reuse、Recycleの略で、つまりごみを減らし、再利用し、最後にはリサイクルすると言う、日本が環境保護の運動として推進しているものです。ベトナムではJICA(国際協力機構)がODAプロジェクトとして支援を行っています。ごみを分類したりすることはベトナムではとても新しい試みで、時間はかかるとは思いますが、住民としてベトナムの環境問題は死活問題、本当に真剣に取り組むことが必要だと日々感じますし、今回のエコプロダクト展のような機会で少しでもベトナムの人にそういった意識が始まることを期待しています。 最後は全く関係ないですが、帰りに寄ったカフェの近くの梅の花がきれいだったのでパシャリ(戦闘機がバックですが、これはお隣が軍事博物館だったからです)。いよいよハノイも暖かくなってきました、春の便りが聞こえてきた感じがした土曜日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月01日 17時01分01秒
コメント(0) | コメントを書く
[ベトナム政治・経済・社会観察] カテゴリの最新記事
|
|