カテゴリ:映画感想
今日はまた映画、映画館ではなくDVDですが。香港映画が観たいなあと思ってDVD屋さんにあった「女人本色」を買って見ました。
これは何と香港返還10周年を記念した作品でもあるらしく、東京国際映画祭にも出品したとのこと。観終って初めて知りました。いきなり香港返還の頃から始まるので、てっきりその頃のわりと昔の映画だなあと思っていたら、香港のここ10年の経済・社会事象を辿るようにストーリーが展開していきます。歌手としてよく歌を聴いていた、ジジ・リョンが主役で、香港の経済や社会に振り回されるように成功したり、どん底に落とされたり・・・。
なんだか香港の返還以降の歴史を勉強しなおせるような作品ですが、香港返還10周年記念で作られたというのが感じられる、「特区政府何とか10年頑張ってきましたね」的メッセージが感じられました。もっとコメディを想像していましたので、意外と真剣な内容でびっくりしました(それでも、コメディ要素は香港映画らしく混ぜられていましたが)。どちらかと言えば、コメディならコメディ、社会派なら社会派とはっきりした方が自分としては好きですが。
でも、確かに女優としてのジジ・リョンもなかなか素敵ですね、歌声もとっても好きですが、演技もなかなかと感じさせられました。その後輩・相棒的役周りのフィオナ・シッ(薛凱[王其])も初めて観ましたが、なかなか可愛いですね。久々に広東語も堪能しました、まだまだ聞くだけなら何とかいけるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月04日 02時15分19秒
コメント(0) | コメントを書く |
|