2012年11月の記事一覧 | 竹田ランチェスター４５歳からの戦略

頑張るんだったら、「具体的なこと」

◆人間の最も素晴らしい能力は、創造力だろと私は思います。　創造力の元は、想像力です。　想像した形の無いものを、形あるものにして創造する。　この能力は誰にでも備わっています。　創造するには、実行することです。　　　実行力を高めるには・・・　　

2012.11.30

頑張るんだったら「いい加減に」

◆もう何十年も前ですが、ひろさちや　という宗教家の本を　読みました。　内容はほとんど覚えていませんが、そのタイトルは今でも　覚えています。　ご存知の方もみえると思いますが、　　『いい加減のススメ』というタイトルです。　　　いい加減というのは、お風呂の湯加減がいい。という　よい加減、適当、適度という意味だそうです。　　

2012.11.29

頑張れ！の前に頑張りが効果を上げる仕組を作れ

◆ディーゼルエンジンの熱効率は、４０％程度といわれて　います。　熱効率は、投入した熱エネルギーが、仕事や電力に変換　される割合です。　経営でいうと、会社に入ってくる粗利益でどれだけの利　益を生むか。　または投下した資本によって、どれだけ利益を残すかと　いうことになります。　　　経常利益を粗利益で割った値を、損益余裕率といいます。　この損益余裕率は、１０％あれば良い方です。　　

2012.11.28

経営の現場はシンプルにする

◆本来経営は、シンプルで簡単なものです。　経営の本質は、お客を作り、維持してその数を増やして　いくことです。　このことを続けていけば、業績はその結果としてよくな　っていきます。　決定権はお客さんにあり、お客さんは他の会社と比較し　てどこから買うかを決めます。　　　そうなると比較される相手以上に、好かれて、気に入ら　れて、忘れられないようにする活動をするしかありません。　　

2012.11.27

心をコントロールする理性の力

◆今朝テレビで忍耐力を３０代以上とそれ以下で、検証をして　いました。　辞書によると忍耐力は、「苦しみ・つらさなどに耐える力」　となっていますが、私は、「忍耐力」がほとんどありません。　そのテレビの中で、ヤングチームと対戦したアダルトチーム　３名に共通していたことは、「無心」という言葉でした。　　　無心ということは、苦しみやつらさに耐えているのではない　ことになります。　　

2012.11.26

政治討論会を見て、経営を反省する

◆１２月選挙ということになりました。最近テレビで各党が　出演して政治家が討論していることをよく目にするように　なりました。　先日も話を聞いていると他の党との違いや批判、自分の党　がどれだけよいかということを難しい言葉で話していまし　た。　　ビジネスの世界がこうだったらどういう状況だろうなぁ～　と考えてみました。　　

2012.11.25

新規客獲得は、自社の強みを作ってから

◆新規開拓に行ったら、直ぐに値段のことを言われてしまう。　だから、新規開拓は行きません。　経営の本質は　　「まずお客を作り出し、そのお客を維持しながら　　　　徐々にその数を増やして行くこと」です。　新規客を増やさなかったら、経営の本質の半分を諦めて　しまっていることになります。　　　自然発生的な紹介とかで増えることもあるかもしれませんが　反面、自然に消えて行くお客さんもいます。　なぜ値段の話になるのか？　　

2012.11.24

中小企業は今日やっと経費を払えた日

◆中小企業の黒字の粗利益に対する経常利益の比率は８％です。　計算しやすいように１０％と考えます。　粗利益から人件費、一般管理費（経費）などを差し引いた　残りの経常利益が会社に残ります。　　　　１年３６５日ですから経常利益を日数に換算すると　３６.５日ということになります。　１２月３１日からさかのぼると、１１月２３日か２４日当り　が丁度経費を稼ぎ出した日付です。　　

2012.11.23

「バタビン」から脱出する鮮明な目標

◆「バタビン」から脱出するもう一つの方法は、戦略目標　を持つことです。　戦略目標というのは、１位を作ることですので１年や　２年で達成できるものではありません。　　　　

2012.11.22

昨日の流行語大賞は「バタビン」

◆昨日の戦略社長塾第３講を開催しておりました。　そのビデオの最後に出てくるのが、バタビンという　言葉です。　バタバタしているバタバタしていると動き回っている　のに貧乏というのがバタビンです。　　　　忙しいそうにしているが、成果が上がっていないとい　うような意味に私は捉えています。　その原因の一つは、明確な目標が決まっていないこと　もう一つが、冷静でいられないことです。　ベンジャミンフランクリンは、有名な１３の徳目で　冷静を次のように定義しています。　　

2012.11.21

１位になると得られるものは利益だけではない

◆ランチェスター戦略を勉強して数年経ったときですが　市場占有率１位を取ると利益が上がるだけではないこ　とに気づきました。　市場占有率とは、見方を変えればお客さんからの支持　率です。　お客さんから、一番認められるということは会社の存　在意義が一番だということになります。　　　マニーという医療用のメスを作っている松谷会長は、　　

2012.11.20

１位の集中効果を発揮する第一歩とは

◆１位になるとお客さんが自分を見つけてくれるようにな　ります。　お客作りにお金と時間が掛かりますので、これほどあり　がたいことはありません。　１位の集中効果を発揮する第一歩は、お客さんから見て　特徴のあるものを作ることです。　ここで大切なのは、お客さんから見てという点です。　　　業界内で、あそこよりはここがよいとか。　こちらの方が優れているというだけでは、意味がありま　せん。　　

2012.11.19

ライバル設定は、自分の弱点を忘れさせる

◆新人研修をし始めた前後に、私はプレゼンの先生、箱田　忠昭氏の講演テープを聞く機会がありました。　その先生のテープを聞いて、すっかりこの先生の話し方　に魅了されてしまいました。　　「こんな風に話してみたいなぁ～」　そう思いました。　　　こんな風に思っていると、不思議と情報が入ってくるも　ので大阪でセミナーをやっていることを知りました。　　

2012.11.17

私は、こうして苦手を克服した

◆私が、人前で話すことが苦手だと思ったのは、小学校の　頃です。　みんなの前で発表すると極度の緊張、そして赤面です。　大きな声を出したこともありません。　それは、中学生になっても、高専へ進んでも変わりません　でした。　就職しても同じでした。　　　大勢の前で始めて話をしたのは、コンピューターシステム　の説明を新入社員にしたときです。　　

2012.11.16

短所を克服すると武器になる

◆小さい頃から短所として、親からも言われ自覚もあった　ことです。　　・何をやっても、長続きしない　　・声が小さく人前で話せない　　・決断ができない　　・やりたいこと、目標がない　　・細かいことが嫌い　　・整理整頓ができない　　・友達が少ない　　・権力が嫌い　　・読書が嫌い　まだあると思います。　ところが・・・　　

2012.11.15

社内に仕組みを展開するには、タイミングが必要

◆以前にも書いたことがありますが、コンピューター係を　していたときのことですが、上司が左利きのＢ型という　右脳型のひらめきの人でした。　次々に、こうすればいい。ああすればいい。閃くわけです。　行動力もあったので、出世も早かったようです。　私はその上司の方針を、具体化して１８の営業所に伝える　役割です。　　　整理して伝えたころには、上の考えが変わってしまってい　るのです。　　

2012.11.14

身に付けるには、仕組・教育そして訓練

◆私は今コトハナセミナーという話し方の講座を受講　しています。　前回、受講生の方から　　「岩崎さんは、何回ぐらい練習するんですか？」　という質問がありました。　私は、即座に答えられませんでしたが今考えると　回数を数えて練習していなかったので、答えられな　かったんですね。　　　そのときの答えは、　　

2012.11.13

ガスバーナーで、熱するような熱意の上げはするな

◆熱意・願望そしてモティベーションは大切です。　会社の業績にも、社長がどんなことがあってもいい会社にする　という熱意・願望で５０％は決まってきます。　その熱意願望を持続する為には、ガスバーナーでビーカーの水　を熱するようなやり方は、あまりよい方法ではありません。　　　ガスバーナーを燃やし続けないと、水は何れ冷めてしまうから　です。　凄い人のセミナーや講演を聞くとモティベーションが上がります。　　そして「やるぞ！」となるわけですが、　その会場から出たとたんに、　　

2012.11.12

積極的思考を生む行動を取る

◆今日は予定より、３０分遅く起きてしまいました。　昨日少し疲れていたので、朝の運動と掃除を中止しました　ので、今日はペースを戻そうと思っていたのです。　時計を見てしばらく布団の中で考えていましたが、時間通　りではないが、とりあえず起きました。　　　起き出すと不思議なもので・・・　　

2012.11.11

自らの行動計画のススメ

◆私は以前自分の行動を管理することは、あまり好きでは　ありませんでした。　目先の仕事を機転を利かせて、能率的にこなすのが、自　分の能力を誇示する方法だと思っていました。　ですので、今のように今日一日何をするのかを書き出す　というのは、やらない方がいいわけです。　むしろ、そんなことしなくても俺は十分出来ると考えて　いた訳です。　　　　ところが、無計画に降り注ぐ仕事をこなし続けても、　先が見えてきません。　　

2012.11.10

やる気を戻す、仕掛けを作る法

◆先日社外から帰ってきて、やれやれ一段落と少し気が抜けて　しまいました。　なんだか仕事をする気にならないのです。　皆さんもそんな経験はありませんか？　こんな状態が続くと仕事は進まないし、あれをやらねば、　これをやらねばと思うばかりで、益々憂鬱になります。　　　こんな憂鬱から素早く抜け出す仕掛けをしておくと効果的です。　　そのためには・・・・　　

2012.11.09

戦闘期間は自分が得意な期間を設定する

◆継続して習慣化していくことは、とても時間が掛かること　ですが、そのお陰でほとんどのことを挫折してしまいます。　これはどうやら他の人も同じようです。　ですので、ここに差別化のチャンスが生まれてきます。　継続するために、よい方法がこれです。　　　　　『自分が戦いやすい戦闘期間を決める』ことです。　よくあるのが年度計画というものです。　１年間計画を立てて、毎年そのまま実行できたらきっと凄　い会社になると思います。　でも中々実行は伴いません。　　その原因の一つが　　

2012.11.08

会社の体質を変えるには、３年は掛かる

◆４年ほど前に、隠れ肥満だった私は体重を落とす　ことにしました。　腹回りが８５ｃｍはたぶん超えていたと思います。　体重も、６５ｋｇ超え。　それから１年後には、５６Ｋｇ、腹回りは８ｃｍほど　落とすことに成功しました。　それ以降、５７ｋｇを上限に朝夕体重を測ってキープ　しています。　　

2012.11.07

やる気があったら出来るというのは単なるいい訳である

◆私は工学系の学校でしたので、製図という科目がありました。　これが大の苦手。　今だったら、ＣＡＤを使うと思いますので得意科目になって　いるかもしれませんが　苦手ですので作業は進まず、しかも後へ後へと延ばしてしま　うありさま。　　　　そんなときのいい訳が　　「あ～、もっとやる気があったらなぁ～」でした。　やる気さえあれば、出来るんだ。なんて思っていました。　　

2012.11.06

今日一里、明日一里、そして千里を行く

◆ほぼ毎日ブログと隔週でメルマガ、毎月のレポートこの　３つをここ３年続けています。　　「継続するには、無理に継続しようとするな！」　というのが私の考え方です。　実は、先月と今月時間的にかなり厳しく、今週のメルマガが　危ない状況です。　　　　

2012.11.05

勝負はそこからだというのに。　ｂｙ　エジソン

◆今月から、起業して１０年目に入りました。　正直、ここまでこれるとは思っていませんでした。　昨日も母校の５０周年式典に出席して諸先輩方に　励まされ大いなるエネルギーを貰うことができま　した。　　　エジソンの言葉に次のような言葉あります。　　

2012.11.04

正しい安売り、誤った安売り

◆売上や粗利益を目的にすると売れそうなもの、既に　世の中に出回っているものを探そうとします。　しかもお客さんに合わせて、自分の価値を下げてしまう。　そんなことまでするようになってきます。　そうすると、仕事に誇りを持てず仕事が雑になりさらに　質が悪くなります。　安易に価格を下げるということは、自分の価値を下げる　ということです。　　　価格を下げてよい場合の見本は　　

2012.11.03

シンデレラ商品を探せ

◆新規顧客を獲得するには、自社の特徴というものが　必要がなります。　特徴がない状態で新規開拓をすると、結果は見えて　います。　価格を安くするという誰にでも解る特徴を出すしか　ありません。　　　お客さんの立場になって考えれば、どこで買っても　同じなら、価格の違いで判断するしかりません。　自社の特徴を見つける一つの方法が・・・　　

2012.11.02

常に戦略と戦術に分けて、対処を考える習慣を身につける

◆昨日の私のようにいつも対応していたお客さんの要望と　違う要件が出てきた場合、現場（戦術）では、目の前の　お客さんの要望を満たすために全力で対応するのは当た　り前のことです。　ところが経営戦略の側面では、　　「そのお客さんは自社の戦略目標の範囲か」　を判断することから始めます。　　　前回の例の場合では、車で２時間以上も離れているお客は　本当に自分たちのお客さんなのだろうかと自問することです。　　

2012.11.01