放射線・放射能関連の個人的まとめ途中(3/18.1230)
個人的に気になったので、自分向けにまとめるつもりです。きっと大勢の人が同じように気になっていると思うので、途中ですがUP…。東大病院放射線治療チームのTwitter及びHPが参考になったので気になる方は全部ちゃんと読むといいかも。----------------主に東大病院放射線治療チームTwitter(アカウント名:team_nakagawa)・HPより抜粋200mSv(ミリシーベルト)=200,000μSv(20万マイクロシーベルト)が医学の検査でわかる最も少ない放射線の量。症状が出るのは、1,000mSv=1,000,000μSv(百万マイクロシーベルト)から。もっと低い放射線量では、症状もなく、検査でも分かないが、およそ100mSv(ミリシーベルト)の蓄積以上でなければ発がんのリスクも上がらない。発がんのリスクは、100mSvの蓄積で、0.5%程度。そもそも、日本は世界一のがん大国で2人に1人ががんになる。つまり50%の危険が、100mSvあびると50.5%になる。タバコを吸う方がよほど危険(↑ガンの種類によるが約2~5倍ぐらい※国立がん研究センターHPより)1時間当たり1μSvの被ばくが続くと、11.4年で100mSvに到達。 1μSv/h(マイクロシーベルト/時間)という「線量率」では傷つけられたDNAはほとんど回復するため、医学的にほぼ影響がない。もちろん、今後も影響が全くないとは言えない。放射線の人体への影響は、外部被ばくも内部被ばくも同等。ただ、いったん放射性物質を体内に取り込んでしまうと、被ばくから逃れられないので、内部被ばくの方がより危険といえます。ただ、放射性物質を体内に取り込んでも、体外に排出されたり、自然に放射能が弱まったりすることで、放射線の影響も弱まる。原発からまき散らされる放射性物質としてヨードやセシウム。これらの物質を体内に取り込んで排出されるまでの時間は、物質の形態や取り込まれる体の場所によって様々。目安としては、ヨードが甲状腺に取り込まれた場合、30日程度で半分の量が排出される。ただし、ヨード自身は8日で半分の放射能になる。体外に出て行くまでに、ほとんどのヨードが放射線を出す。ちなみに甲状腺に取り込まれなければ、その日のうちにほとんどが出て行く。妊婦の方へ。放射線は、妊娠後4ヶ月以内が最も胎児に影響を与えるといわれている。100mSv(ミリシーベルト)未満の蓄積ならばその後の胎児には影響がでない。妊婦に関する放射線防護についてのデータは、国際放射線防護委員会がまとめています。乳幼児の被ばくについて甲状腺に関しては、内部被ばくによって、乳幼児に発がんが増えたというデータがある。外部被ばくに関しては、特に大人との違いは見られない。チェルノブイリの原発事故で、唯一増えたがんは、小児の甲状腺がん。 内部被曝については、小児に影響が出やすい可能性がある。チェルノブイリ事故とちがい、今回の原発事故に近い、スリーマイル島原発事故では、 小児の発がんリスクの上昇は見られなかった。現在、原発事故による放射性ヨードの心配をする必要はない。医薬品であるヨウ化カリウム製剤も、現時点では服用する必要はない。ましてや、消毒薬のイソジン(ヨードを含む)を飲むなど、絶対にやめること 。それに伴うアレルギー、甲状腺機能異常などの副作用の方がずっと心配。