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カテゴリ:笑い療法士
私が書いたレポートから、いくつか掲載します。
1、失語症患者様の笑い 70代、男性、両側側頭葉脳梗塞、左片麻痺失語症の患者様 リハビリテーション実施後の病棟へ帰棟時に、『言葉の練習は難しいですね』と自信が通っている腹話術教室の話をする。『○○さんが言葉がうまくなるのと、私が腹話術でうまくなるのと競争しましょうか?』と話し、腹話術用の高い声で話す。そうすると患者様は失語症ではあるが、『ハハハ』と笑い出し、表情が穏やかになった。 2、院内脳幹梗塞発症の患者様のほほえみ 70代、女性、脳幹梗塞、左片麻痺で呂律困難、マーゲンチューブ(+)の患者様 病棟のベッドサイドでリハビリテーション実施後、私が立ち上がろうとした瞬間に、天井に吊るしてあった注入食容器に頭をぶつける。それを見ていた患者様はクスクスと苦笑する。 いつも全身倦怠感を訴え、リハビリテーションが進みにくい患者様であったが、この時は少しであったが本当に笑っていた。 3、院内脳幹梗塞発症の患者様のほほえみ 70代、女性、脳幹梗塞、左片麻痺で呂律困難、マーゲンチューブ(+)の患者様 リハビリテーション室でベッド上にて訓練実施中、患者様自信の両手を見るように口頭指示する。さらに『私の顔じゃなくて、ご自身の腕ですよ!』と言うと、『面白いこというなぁ』とクスクスと笑う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.07 22:07:43
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