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カテゴリ:意識・意識障害
【ストーリー】 1920年代に流行した嗜眠性脳炎によって、30年もの間、半昏睡状態のレナードは、意識はあっても話すことも身動きもできない。彼に強い関心を抱いた新任ドクターのセイヤーは、レナードに試験的な新薬を投与し、機能回復を試みる。そしてある朝、レナードは奇跡的な“目覚め”を迎えた…。 という映画である。 この映画を見て、すごく感動した。 遷延性意識障害を持つ患者様に対しての取り組みが素晴らしい内容である。 視聴覚、その中でも個人によって違うパターンの発見、 自身の取り組んできた小研究がこの中にあるのである。 意識障害のリハビリテーションは従来のものではない。 五感をフルに使い、従来のリハ刺激と合わせて多重感覚刺激とするものである。 それが心地よければよいほど、また昔の記憶に近ければ近いほど、 内意識と呼ばれる記憶・感情領域を刺激し、やる気 といわれるA10神経系を刺激し、 覚醒のきっかけをつかむものである。 これは神経伝達物質、脳内ホルモンといったレベルの内容となる。 介護されている皆様が心地よいと思う刺激、例えば音楽などを持続的に与えられる 環境があり、時にスパイス的に刺激があればいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.25 22:48:18
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