|
テーマ:国際協力(2)
カテゴリ:国際協力
毎日新聞 8月9日11時27分配信
【ニューデリー栗田慎一】パキスタンで先月下旬から続く大雨による洪水被害は、浸水や倒壊などの被害家屋が05年のパキスタン大地震の被害家屋を4万軒上回る65万軒となり、死者も推定2000人を突破、建国史上最悪級の水害となった。背景には、「対テロ」戦の長期化が招いた貧困層の拡大で、土地代のかからない河川敷に人々が大量に住み着いていたことが挙げられる。後手に回った政府の対応に国民の怒りは収まらず、パキスタンは新たな政情不安を抱え込んだ。 雨はアフガニスタンやインドと国境を接する北部地域を中心に降り続き、洪水や土砂崩れ、鉄砲水の被害はインダス川やその支流域で頻発。被害は、下流域のパンジャブ州や河口があるシンド州へも広がり、基幹産業の綿花畑が冠水するなど来月からの収穫が絶望視されている。 政府の最新集計によると、死者は北西部カイバル・パクトゥンクワ州(旧北西辺境州)を中心に計1700人。しかし、同州政府は「調査できていない地域が多く、もっと多い」と2000人を超えていると主張。避難民も1200万人とパキスタン地震時の約4倍に達した。 パキスタン洪水災害救援金 http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1301009/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.09 23:46:20
コメント(0) | コメントを書く
[国際協力] カテゴリの最新記事
|