全224件 (224件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 >

• 

  新春眠

  昨日トリマーさんで洗濯してもらったれおん、心なしかお散歩の足取りも軽めです。 年が明けてから、散歩中に住宅街の中でも植木の花、特にツバキの花の蜜を求めて、メジロの姿が目立つようになってきました。ツバキが数多く植えてある公園なんかでは、とても賑やかです（＾＾）。 ヒヨドリも甘いモノ大好きなので、たくさんやって来ますが、破壊してしまうことがあるのがタマにキズですね（＾＾；。 最近暖かい日（れおんにとっては暑い日）が続いてるせいで、散歩から帰ってくるとすぐにバケツの水に飛びつきます。 そして「ふぅ～♪」と玄関のドアの前にどっしりと座り込みます。そんな所に座られると、僕がおうちに入れないのですが…・ もしもしれおんくん～？れおん：むぅ～…（－－。。○ どーんっ！！ おやすみ～（－－）zzZZZ

  2007年01月16日

  コメント(32)

• 

  熊猫鴨

  とある住宅地の貯水池で、ひときわ目立つ白地の体。目の周りの黒い模様から、鳥見人の間ではパンダガモと呼ばれる数が少ない人気のカモ、「ミコアイサ」。美しい模様を巫女さんの服にちなんで、漢字では「神子秋沙」、「巫女秋沙」と書きます。「秋沙」は秋に飛来するという意味です。この面白いカモをゆっくり眺めようと思ってたら… ん…？ 潜ってしまいました（＾＾；。ミコアイサなどのアイサガモの仲間は潜水をして水生動物を食べるので、泳ぎがとても上手です。また警戒心がとても強いです。可愛い子は恥ずかしがり屋さんなんでしょうね（笑。ちなみに、この写真では50mくらい離れていました。毎年来てくれたらいいなぁ…。 帰りに見かけたカワウくん。ミコアイサに対抗して白くなった？。のではなく、繁殖のための婚姻色です。恋の季節ですね（＾＾）。

  2007年01月13日

  コメント(34)

• 

  冬の嵐

  日曜日、せっかく彼女が来てたので、一緒に琵琶湖へ行ってきました。なのに、この日は爆弾低気圧を伴う寒波で、到着時にはすでに吹雪とあいにくの悪天候。今年は暖冬にもかかわらず、遠出すると必ず吹雪かれている気がします…。吹雪がやんだすきに車から降りて歩いてみると、風の当たらない溝の中でコサギとカワセミ（右奥）がエサをとっていました。したたかなヤツらです。 冬の琵琶湖といえば、コハクチョウ。この日は悪天候で波酔いをしたのか、嵐が来る前にみんなどこかへ避難してしまいました。わかるものなんですね。コハクチョウは家族の絆が強く、家族単位で行動します。恐らく手前のグレーの2羽が真ん中の純白なコハクチョウの子どもではないかと思います。 かわりに大挙飛来したのがオオヒシクイ。さすが、雁の仲間である彼らは、強風でもキレイな雁形の編隊を崩さないまま群飛してきました。 いよいよ雪が大粒の雹にかわり、風速25mの突風に湖面の波も荒立ってきました。ハマシギやイカルチドリのような小型の鳥にとっては、この自然の弾丸は命取りになりかねません。ひたすら群れでかたまってガマンです。 雹の第一波がやんだ時に見えたアオサギの群れ。いつもなら悪天候でも涼しい顔でやりすごすアオサギも、さすがにこの嵐はキツかったみたいです。風上に頭を向けて前傾姿勢をとって風の抵抗を減らしたり、雹のダメージを減らそうと知恵を絞っていました。 そんな中でも、体長1m、体重5kgのヘビー級のオオヒシクイは全然平気に大好物の菱の実を漁っていました。貫禄ですね。この日は嵐がやみそうになかったので、天気が回復している60kmほど南の湖岸に移動しました。 湖岸につくと、ユリカモメが大挙として押し寄せてきました。うじゃうじゃいます（＾＾；。人がエサを持ってようものなら、目の前で滞空しながら、人間の目と手を交互に見て、投げ出される瞬間を待ちます。賢いのかあさましいのか…。 こちらも今日は風が強いので、トビたちは樹上ではなく、地上で待機していますが… おこぼれがあればかっさらったり… エサをくわえたユリカモメを見つければ追いかけまわしたりと、抜け目のないヤツらです。 オナガガモも必死に前傾姿勢をとってましたが、この風では前に進めませんでした。この後、湖岸の近くにある琵琶湖博物館に行きました。目的は、滋賀県の県鳥カイツブリの水族展示です。 博物館の展示されていたカイツブリ。やっぱり可愛いです（＾＾）。 水の下はこんな風になっています。 時々、水中の中に顔突っ込んでしきりに底を気にしています。 水に潜ってエサを獲るカイツブリ。泳ぎ方は脚だけのカエル泳ぎといったところ。とても泳ぎが上手なんです(^^)b 水の中を自由自在に泳ぐ姿はペンギンにもひけをとらないかも。彼女と一緒に閉館間際まで、水槽の前でヘバりついていました（笑。動画更新：カイツブリの潜水

  2007年01月10日

  コメント(34)

• 

  新しい飼い主？

  先週の土曜日、うちの両親との顔合わせのために、彼女がうちにやって来ました。細かいことは、まだ先の話なので、うちの両親とは軽く話をして、れおんとお散歩に行きました。 なのに、れおんは彼女にだっこしてもらっても、よそ見。何見てるん？。 視線の先には小川に口を開いた排水管… ドラ猫を見つけてたみたいです（笑。 そこを通り過ぎても散歩中は、あっち見たりこっち見たり。いつもとリードを握ってる人が違うとわかってるのかな？。 それでも少しすると慣れてきたのか、いつも通りあっちをくんくん♪ こっちをくんくん♪。自分の縄張りの手入れには余念がありません。やっぱりマイペースです。 おうちに帰ってからも、おやつを前にしてヨダレだら～ん（笑。彼女にナデてもらっても、感覚は口の中の馬肉ジャーキーに集中。何が起こってもれおんは今日も正常運転です（＾＾）

  2007年01月08日

  コメント(28)

• 

  ヒロシとヒロコのマイムマイム♪

  北の繁殖地から北海道を経て長い旅路を苦楽をともにしたふたり。長い旅の中で北にいる時よりすっかり男前になったヒロシ（左）とヒロコ（右）の2羽のハシビロガモのカップル。年が明けてめでたく結ばれたのか、2羽で連れだって仲良く水面を這いながらお食事中。ふたりでお食事もいいけど、たまにはみんなで賑やかお食事がしたいカモ！。 そんな時は、お友達のヒロシくんズとヒロコさんズを集めてみんなで輪になってマイムマイムを踊りましょ♪。ハシビロガモのマイムの音楽に乗せたダンスはこちらから♪輪になって踊ると、輪の中に渦巻きができて、そこにエサになる藍藻が集まってきます。そして集まったところをみんなで食べます。こんな顔して、なかなかどうして賢いチームプレイですね（＾＾）。マ～イム♪マ～イム♪マ～イム♪マ～イム♪マ・イ・ム・ベッサソン♪あかん、メロディが頭から離れへん…（－－；。中毒性のある曲ですね、アレは。今年初の鳥見散歩は、ノリノリのマイムダンスでスタートでした（笑。

  2007年01月04日

  コメント(34)

• 寝正月

  あけましておめでとうございます（＾＾）至らないところばかりですが、今年もよろしくお願いいたします。毎年のごとくですが、家の近所に大きなお寺があって人でごった返すので、今年もおうちでずっと寝てました。おかげで、せっかく鳥見散歩で減った体重もリバウンドしそうです（＾＾；。先日、彼女との散歩中、カワセミの飛び交う池の前で、日向ぼっこしながら寝息が聞こえそうなほどらうとうとするカルガモを見つけました。気持ちよくよくうとうとしてる時が一番幸せな時間であることは、人間も鳥も同じですよね。

  2007年01月03日

  コメント(22)

• 

  うり坊～その後

  今年もあと少しになりましたね。私生活でもいろいろありましたが、れおんや野鳥観察で適度に息を抜いて、力みすぎずに切り抜けれたかなっと思ってます。まぁ、ユルすぎるとも言われてますが…。そして、5月の初旬に始めたこのブログでもたくさんの方々と交流してお話ができたのは、本当に大きな収穫でした。皆様、本当にありがとうございます。さてお正月に向けて、またまた今回も彼女にトップ絵を描いて貰いました。来年の干支のイノシシの子のうり坊にそっくりな、カイツブリのヒナに今年の干支のれおんからバトンタッチです（＾＾）。 今年の野鳥観察の中でも一番思い入れの深かったのが、ある公園の池で、たった1羽だけ孵ったカイツブリのヒナでした。その色合いがイノシシの子に似てたので、うり坊と勝手に呼んでいましたが、蓮を見に来るたくさんの人間や、その蓮を管理するために次々と巣を潰す公園管理の人間、上空から隙あらばヒナを狙うカラスやアオサギと厳しい条件の中、親鳥は2ヶ月間できっちり一鳥前のカイツブリに育てあげました。 またカイツブリは生まれて数日間は親鳥が、ヒナを背中に入れて守ります。親の無条件の包容力を感じましたね。9月以降にこのブログの来られた方は、是非こちらも…↓8月24日更新「決別」、うり坊誕生から巣立ちまでの記録へのリンク8月25日の親離れ以降も、うり坊は生まれた池に居ました。見た目もすっかりカイツブリそのもの。生まれた時の弱々しさはまったくなく、立派な若者になっていました。(9月末) 新天地へ旅立つための翼の準備もOKです。(10月初旬)この時期ぐらいから、本来のカイツブリらしく、人間の姿を見ると避けるようになってきました。 ぶるぶるぶるっ♪（10月中旬）すっかり蓮が枯れて見通しよくなった池で、蓮の茂みから飛び出してきたうり坊。生後4ヶ月半がすぎ、もう大人とほとんど変わりません。この後、新天地に旅立ったようで、ここではカイツブリの姿は見なくなりました。（11月中旬）生息地の減少やオオクチバスによる巣やヒナの食害で、全国に急激に数を減らしているカイツブリ。たくましく育ったこのヒナが安住の地を見つけれるよう、この小さな水鳥を取り巻く環境が悪くならないようにして欲しいものです。追記:このカイツブリの親子のように、人前で繁殖をするカイツブリはほんのごく一部で、実際はすぐに営巣、育雛放棄をする臆病な鳥です。またカイツブリに限らず、繁殖中の野鳥を見つけた場合は、張りこまず、そっとしておいてくださいね。///////////////////////////////////////////////////////////そして、こちらは耳の病気を2度患ったものの、まだまだ元気なれおん。来年もうちの番犬として、愛玩犬としての大活躍を期待です（＾＾）。2007年が皆様にとって良いお年であるように…Have a happy new year祝大家新年快楽

  2006年12月31日

  コメント(28)

• 

  出張先で…

  残業中、こっそり出張先の回線から書いています（ぉ。昨夜の地震、高層アパートのてっぺんで泊まらせてもらってたので、ゆったりとですが、大きく揺れました（＾＾；。そして、今朝乗せてもらってる現地メーカーの社長さんの車にバイクが体当たり…。なんか呪われてます。生きて日本の初日の出を見れるでしょうか…。これが出張先の工場にある直販店。工場でできた製品を、周辺都市の人が観光バスでやってきて、買い込んでいきます。やはりお国が変わると、やることが違いますね。その直販店の入り口の、お客さんたちが通り過ぎたあとに…何か転がっています。その正体は…メスのラブラドール犬（笑。ふらふらさまよって、餓死しかけた時、この工場に紛れ込んで、そのまま従業員たちのアイドルになったそうで、大人しくて人なつこいので、営業中も清潔衛生区域に入らなければ、どこでも移動が自由です（＾＾）。そんなワケで、れおんと遊べない寂しさを、この娘で紛らわしています。みんな良い物を食べさせてるのか、だいぶ厚みのある体ですね（笑。

  2006年12月27日

  コメント(27)

• 

  ひとあしお先のメリークリスマス

  トナカイれおん‡U^ェ＾U‡明日はクリスマスイブ、明後日はクリスマスですね。夜学の友達が買ってきてくれました（＾＾）。そりを引ける力はあると思うけど、引かせようとしたら、きっとすぐに座り込んで寝ちゃうでしょうね（笑。トナカイれおんついでに、ちょっと遊んでみました（ぉ。 おじいちゃんれおんに… ファンキーれおん（爆。おじいちゃんれおんの方が似合ってるのが悲しい…（TT)。でも今日はお天気が良かったので、さっき朝夜の散歩とは別に、やる気満々のれおんと近所の公園をプチ散歩してきました。アオジの声が聞こえるツツジの植え込みが気になるれおん… 領土宣言（笑。中のアオジたちは災難ですね（＾＾；。れおんはゴキゲンだったけど。明日日曜日より年末まで台湾へ出張するため、現地でネットの環境が確保できなければ、しばらくお休みします。皆様に良いクリスマスを！/////////////////////////////////////////////////////////////トップ画をクリスマス期間限定で替えてみました。今回も絵は彼女の力作です。れおんのソリ引きは… いつも重そうなボラを抱えてるミサゴと… ヘビー級カモのコハクチョウにお願いしました（笑。

  2006年12月23日

  コメント(30)

• 

  冬の山

  先週同様日曜に仕事を片付けて、今週は大阪の近郊にあるお山に登ってきました。気温が低いながらも晴れている大阪市内とは大違いで、ロープウェイの駅を降りて見渡した山は樹氷に覆われた銀世界。とても大阪府とは思えません。 花が枯れてもなお花びらの残るあじさいも、樹氷で「もう一花」咲かせていました。鳥たちは元気かな？と思っていると… ヤマガラが姿を見せてくれました。この時期のヤマガラは、人間にエサをねだるようになり、すぐそばまで来たり、場所によっては人間の手からエサをとるようにもなります。よく冬の山小屋では名物になっていますね（＾＾）。 こちらはシジュウカラをひとまわり小さくしたような感じのヒガラくん。新鮮な？雪解け水を飲みに来ていました。お腹壊さない？（＾＾；。*当初コガラと記載していました。正しくは野鳥大好きさんご指摘の通りヒガラです。訂正いたしますm(_ _)mカラの混群たちが去って行くと、今度はあたりの茂みから「フィ～♪フィ～♪」という口笛のような鳴き声…ウソです。嘘ではありません。ウソです（ぉ。小雪が降り始める中、群れで食事をしながら移動していました。フィ～♪という鳴き声がうそぶいてる人の口笛に似ていることから、不本意な名前がつけられましたが、本当はとてもお上品でエラい鳥なんです。理由はまた後で…。この後、かなり悪質な鳥屋（野鳥の写真を撮るために手段を選ばない人々）に遭遇し、強硬手段に出たとこ、やはり揉めました。 すっかり頭に来たので、場所移動とクールダウンも兼ねて、頂上に向かって山道を登って行きましたが、山の神様は怒りに吹き荒れた僕の心を見透かしてか、山を吹雪で覆ってしまいました。視界も悪くなってきて… イムスキー遭難…ウソです。嘘（笑。 行き倒れたおかげで？すっかり頭が冷えた頃には吹雪も止み、視界が開けた山頂からは大阪平野が見えます。ここの山頂の気候が札幌並みだから、この風景の中には、大阪から札幌までの気候の移り変わりが凝縮されてるんですね。 しばらく風景を見てると、目の前の枝にアトリがやって来ました。寂しがり屋なアトリは１羽なワケはなく、きっと仲間がいるはず。 ほらいた。枯れ葉と同じ色と柄の羽がすっかり保護色ですね。何羽写ってるでしょう？。（2羽です）3時過ぎ。4時のロープウェイに乗るために、ところどころ晴れ間の見える山頂から下山を始めました。吹雪いてる時には気付かなかったけど、今日はあまり姿を見なかったシジュウカラも活発に動き始めていました。この子は木の洞の中から、ヤマガラやゴジュウカラが貯食した木の実をネコババしている所です（笑。ヤマガラ兄さんにどつかれんなや？。 ロープウェイの駅の近くの山道を歩いてると、脇の傾斜にピリリ♪と鳴きながら動く小さな鳥がいました。スズメのように見えるけど、人のいない山にはスズメはまずいないし、声も違う…誰だろ？。振り向いたその子の名前は「カヤクグリ」。夏は北海道や高山地帯に、冬でも亜高山から低山にいる、由緒正しい山の鳥です。登山が趣味の人にはお馴染みかも。人をあまり気にしない習性なのか、すぐ側まで自分でやって来ました。 そのカヤクグリが突然斜面から降りて、３ｍ先で僕の行く手を遮ってきました。「まぁ、まだロープウェイはあるでしょ？慌てるなよ」って言ってるのかな？。 仕方なく、目の前で堂々と食事をするカヤクグリを見てると、頭の上で「チッチッ♪」と鳴く声。上を見てみると、そこには鮮やかな紅色の「オオマシコ」の夫婦がエサをついばんでいました。オオマシコの「マシコ」は漢字で「猿子」と書き、猿のお顔のような色からその名がつきました。 この色鮮やかな方がもちろんオス。赤い鳥って少ないので、どうしても目を引きますね。食べたら甘そうな色です（ぇ？。 そしてこちらがメスです。夫婦そろってよく食べます。食欲を見れば確かにサルと似てるかも？。オオマシコに夢中になっていると、いつの間にか周りが急に賑やかになり、エナガとウソの群れも一緒になって周りを鳥たちで囲まれていました。ウソが言います「おぬしは今日ウソをつかなかったか？。何か悪いことはしていないか？申してみよ。」さすが菅原道真公を助けて、神社のご神鳥となったウソです。1月の神事の「鷽替え」は鷽はこの鳥のことです。 エナガくん「聞いてもらいなよ～♪。ウソさんは嘘と罪を吸い取って、罪滅開運してくれるありがたい鳥なんだよ～。」 イムスキー「ウソさんウソさん。今日、遭難したってウソつきました。鳥屋にムカついて山に争いの火種を起こしてしまいました。」ウソ「あい解ったぞよ！。ご開～運～♪。気をつけて帰りなさい。」 エナガくん「良かったね。気をつけて帰ってね♪」。いつの間にか山道を占拠したカヤクグリは、僕の足もとのそばの茂みに入って道を空けてくれています。たくさんの鳥たちを後にしながら、1本遅れのロープウェイに駆け込むために、足早に山道を降りました。動画ページ更新しました。今回出てきたウソとカヤクグリの食事風景です。小さくて大人しそうなカヤクグリの狼藉ぶりは圧巻（爆。お時間がある時にでも是非どうぞ。

  2006年12月19日

  コメント(36)

• 

  お堀の仲間たち

  今日は彼女が大阪までやって来たので、一緒に大阪市内にある僕の鳥見散歩コースを散策して歩きました。最後にまわってきた大阪城のお堀のそばで立ち止まった時、さっきまで向こうで釣り人の側でウロウロしてたカモたちが、こちらに向けて一斉に飛んできました。 ざばーんっ！。一番乗りはハシビロガモのメスのヒロコさん（＾＾）。そして、マガモかな？、と思ったら… こちらはハシビロガモのオス、ヒロシくん（笑。 そして、仲良く一緒に降りてきたのは、手前のキンクロハジロと奥のホシハジロのハジロガモのコンビです。彼女はこのキンクロハジロの着水を見ながら、「そうじゃな…、人生倒れる時は前のめりじゃね♪」と、つぶやいておりました。。。倒れちゃダメよ（＾＾；。 全国共通、カモたちが人間の前に集まる目的といえば、やはりエサです。なんかクレクレ♪と目で訴えてきます。何もあげないでいると、さーっと離れて行こうとしたので、少しパンを投げてあげると一斉にまわれ右して戻ってきました（爆。ゲンキンなヤツらです…。 ゲンキンなカモその１、ホシハジロ。グレーと黒の体に赤茶色の頭、そして何よりもアブなそうな赤い目がチャームポイントのカモ。潜水が得意でよく潜って水草の種や根を食べてます。結構どこにでもいます。 ゲンキンなカモその２、キンクロハジロ。キョトンとした目は黄金色、体は黒、羽が白…全部合わせて、キンクロハジロとそのまんまのネーミング。クロスケと呼んでます（笑。とぼけたメンコイ顔にモノトーンのシンプルな配色で大人気。「お風呂に浮かべたいカモ」なら常に上位に上げられます（＾＾）。習性はホシハジロと似ていてよく潜りますが、貝殻をそのまま飲み込んでも潰せる強力な胃の持ち主で、動物質もよく獲ります。ヒロシです…（ぇ？。いえいえ、ハシビロガモのオスです。一瞬マガモに似た配色ですが、異様に広いクチバシが特徴で、デカいクチバシに顔が引っ張られたのか、目つきも他のカモよりも悪いです（＾＾；。大きなクチバシで水をすくい、藻を濾しとって食べています。 こちらはヒロコさん（笑。こちらもマガモのメスに似ています。この子もクチバシでずっと水をすくってました。藻という小さいエサをとるせいか、ずっとこの姿勢で泳いでエサを食べていました…。ヒロコさんの採餌動画もこちらで更新いたしました。必死な姿、是非どうぞ（笑。カモというのは、見てると時間があっという間に過ぎてしまいます。楽しい週末の土曜も、一瞬で過ぎてしまいました（＾＾；。

  2006年12月16日

  コメント(27)

• 

  サルベージ

  うっとうしい天気が続いてます。朝、玄関を開けると、いつもならすぐに犬小屋から出て、散歩に行こうとするれおん。今日は出てきません。犬小屋を覗くと、完全に眠りの海の底に轟沈していました…。しかも毛布やシーツは全部端に寄ってます。起きろ～、散歩やで～。 ばうぅ…？（*_*） 大あくび…このブタ犬が（爆。 ごろん♪一通りこの仕草をやらんと起きんようです（－－；。 ようやく犬小屋から出てきました。目は覚めたかな？ 今日は一日雨。カッパを着てお散歩です。れおん：ばうばう、前が見えないわん…？U?ｪ?U ?

  2006年12月14日

  コメント(22)

• 

  命の水がめ

  日曜日に天気予報を見た時、向こう一週間天気がぐずつくと予報が出ていたので、明け方までに月曜日の仕事を片付けて、1時間睡眠で快晴の琵琶湖に出かけてきました。予報通り天気は快晴、風おだやかな絶好のお出かけ日和です。高速道路を降りて下道を走ると、電信柱のいたるところにトビの姿が見えてきます。琵琶湖の周辺にはかなりの数のトビが生息していて、カラスよりも大きな顔をしています（笑。 冬の琵琶湖といえば、コハクチョウ。家族の絆が強く、いつも家族単位で行動しています。真ん中のくすんだ色をしたのが子どもです。みにくいアヒルの子は、最後は美しい白鳥になるんですよね（＾＾）。 コォ～♪コォ～♪という愛らしい声とともに、水を蹴りながら離水するコハクチョウ。6-8kgもある鳥鈍重な体を持ち上げるために、水面を数十メートル滑走しながら離水します。ジャンボジェットみたいですね（笑。長い滑走が必要なので、離水前には他のハクチョウやカモがいない場所に、家族単位で首を振って鳴き交わしながら移動します。離水して編隊を組み始めたコハクチョウの群れ。琵琶湖がとても似合う鳥ですね（＾＾）。旋回して頭上を通過してくれました。快晴の青空もよく似合います。ハクチョウたちは日中は水田地帯で二番穂や草などエサを採り、夕方ねぐらとして琵琶湖に戻ってきます。 こちらはオオヒシクイ、いわゆる雁（かり・ガン）と呼ばれる仲間の一種です。かつては日本中各地に渡来してましたが、農薬や開発、水田の減少で、琵琶湖でも北部でしか見られません。そんな最後の楽園でも、右のオオヒシクイのように、釣り糸で怪我をする子が出ています。またか…。 それでも元気に羽を羽ばたかせる姿に、少しほっとしました。 今年の秋は雨も少なく、琵琶湖の水位が落ちてるので湖底が見えてるとこもあちこちに見られます。カモたちにとっては、湖底に沈んだ植物の種を食べやすくなるので大喜び。右からホシハジロのオス、伸びをしてるコガモのメス、毛繕い中のオナガガモのメスと、同種で群れることが多いカモにしては、よく分からない組み合わせです（＾＾；。 水鳥の群れを見てから、周囲にある田園地帯に向かうと、乗ってた折りたたみ自転車のスタンドを立てた音だけで田圃にいたおびただしい数のカラスが飛び立ちました。渡りをするカラスの一種、ミヤマガラスの群れ。普段見かけるカラスと違い、かなり警戒心が強いです。 手前が普段見かけるのが普段からいるハシボソガラス、奥の3羽がミヤマガラスです。近畿以東・以北で田んぼ周辺に数十、数百の群れでいるグレーがかった黒の先が鋭利に尖ったクチバシで、しわがれた声を出すカラスがいたら、このミヤマガラスです。田んぼの脇の民家では、毛皮をまとった民家の方が熟しきった柿の収穫をしておられました（＾＾）。待ちきれずに食べてますよ（笑。あれ？、民家から人が出てきました。では、こいつは… 柿泥棒かっ！！！（￣□￣；）ガーン 湖岸のすぐそばにそびえる山の中腹より、すべてを見下ろす空の王者オオワシ。北海道や東北・北陸の日本海側で越冬するものが多いなが、この年老いたオオワシは毎年琵琶湖にやって来て、ブラックバスの駆除に貢献しています（笑。長生きして欲しいです。しかしこの風格、この余裕…、いつも圧倒されますね。冬になると琵琶湖にはたくさんの渡り鳥が冬を越し、夏にはヨシ原で夏鳥や留鳥が新しい命を育みます。そして、この豊かな湖は近畿地方の人の命も支えています。あって当たり前ではなく、そこにあることを大切に思い守っていかないといけないと、ここに来るといつも思います。今回行った場所には琵琶湖水鳥・湿地センターが整備されていて、施設の中では超望遠のフィールドスコープで水鳥やオオワシなどを観察することができ、センターの方々が丁寧に説明してくれます。周辺にお住まいの方、琵琶湖へお出かけの際には是非立ち寄ってみてください（＾＾）。

  2006年12月12日

  コメント(32)

• 

  忍鳥

  散歩中、通勤中と秋から冬になると公園や民家のツツジやサツキの植え込みから、「ツィッ！ツィツィッ！」という声とともに、ガサガサッっと植え込みの中を動きまわる気配を感じるようになります。その正体は「アオジ」というホオジロの仲間です。春から夏、北国や山地で繁殖していたアオジたちは、冬になると暖かい南国や平地の茂みに人知れず潜り込み、息を潜めて春の到来を待ちます。 茂みが大好きな潜入工作員アオジは、茂みがあればどこにでも入り込みます。今では都会のビル街のツツジの植え込みにもかなりの数が潜んで、人間たちの生活を蔭から覗いています。もう都市鳥と言っても過言ではないくらい入り込んでいますが、その習性と都会の騒音でその存在はかき消されて誰も気付きません。日陰の世界に生きるアオジたちも人間にその姿を見られるのが大嫌い。気付いて欲しくない、ほっといてよ、というのが本音だと思います。 そんな彼らも、外の様子を見たり、美味しそうな食べ物があると人通りが途切れた隙を狙って飛び出してきます。 この時は何かの種を拾ったみたい…。越冬中、こういう時ぐらいしか姿を見せませんが、たまたま見かけた人もほとんどの人が…、「あぁ、スズメか…」と思うようで、やっぱりその存在は闇の中です（笑。（2006年4月）そんなアオジも他の野鳥と同じく、桜舞い青葉芽吹く頃には夏羽の装いに茂みを飛び出して、恋の歌にダンスにとそれまでの隠密ぶりが嘘のように姿を見せ始めます。しかも美声♪。そんな姿を見たいので、今日も茂みからあの声と足音を聞きつつも、逃げられないように知らんぷりして通り過ぎています（＾＾）。

  2006年12月09日

  コメント(26)

• 

  お薬れおん

  れおんが食後と散歩前に必ずするお口ふきふき。シーツで汚れた口を拭いてるのか、散歩前に気合いを入れてるかはよう分かりません（＾＾；。耳の中の化膿で通院してから2週間、少しずつ膿が減ったものの、相変わらず治療生活が続いています。今日も病院から出されたお薬を飲ませないといけません。 まずは胃が荒れないように腹ごしらえです。残したり、散らかしたりすると、スズメやカラス、ムクドリ、ハク・セグロセキレイ、ヒヨドリと近所の野鳥たちがドッグフードめがけて餌箱に集合してきます（＾＾；。れおん：チーズふりかけ足りないよ？むしゃむしゃ… さて、この人をナメくさった犬にお仕置き…、いやいや、お薬のお時間です。まずは口の両側から指を突っ込んで口を開かせて、舌の真ん中にお薬を置いて… 素早くフタをします（笑。口を開けさせないようにして、顎の下をさすって嚥下を促してあげます。ゴックン、ぺろん♪っと舌を出したら出来上がり(^^)b。れおんは今日も良い子です。れおん：に～が～い～の～ れおん：良い子にしたらおやつくれるんでしょ～？約束通り、今日も豚耳ジャーキーをご馳走してあげました。ちなみにれおんが飲んでる薬は、僕が今飲んでる薬と同じです（笑。犬は飼い主に似るというけど、薬まで同じじゃなくても…。

  2006年12月06日

  コメント(26)

• 

  生き残るため

  今日は彼女の住む倉敷へ行く日。二人で鳥見をするようになってから、デートにほとんどお金がかからなくなった。貧乏カップルにはうってつけの趣味だとつくづく思います（笑。さっそく今日も彼女が通勤中に見つけたミサゴの狩り場に行きました。到着後すでに8羽ほどのミサゴが川の上を旋回しながらエサを物色していました。やっぱりミサゴは格好いい♪。 エサになる魚を見つけると、格納してた脚を出して川への決死の突入に備えます。ミサゴの意外と脚は長いです。ミサゴの狩りについては9月30日「水探」で紹介しています。ミサゴは神経質な鳥なので、狩りの邪魔にならないように、車の車内からの撮影になりました。その後はいつもの通り、彼女の家の近くの田圃を歩きます。身の丈以上のススキが生えた休耕田を抜けて、開けた場所に出ると、突然目の前の地面をアオサギとトビが飛び去りました。出会い頭に驚かせてしまったみたいです…（TT）。 飛んで行ったトビを見てると、脚がなんか変です。トビにしては長細くて貧弱な脚のように見えます。よく見てみると…（注意:グロテスク画像を含む)その正体はケリの胴体の一部と脚でした。トビもカラスと同じ、自然界のスカベンジャー（掃除屋）です。力尽きたケリの死体を「掃除」していたんでしょうね。高速道路の周辺にやたらトビが多いのも、車にはねられた動物を掃除するためだったりします。 そんなトビから容赦なく獲物の横取りにかかるハシブトガラス。横取りこそがカラスの真骨頂とばかりに急降下で襲いかかります。彼らにとってはこれが日常です。すぐ近くにいたのどの奥にテグスが見えるアオサギ。釣り針がひっかかってるのか、舌にテグスが巻き付いてるか分からないけど、口を閉じたままにすることが出来ないでいました。このままではエサを捕れません。まだ飛べるので捕獲も出来ませんでした。人為的な素因が絡んだこういう事故は見てていたたまれないです…。再び川に向かって港の方へ向かう途中、干潟を見つけたので、降りて見に行ってみると、たくさんの越冬シギ・チドリが干潟をチョコマカ歩きながらエサを捕っていました。手前はハマシギ、奥はシロチドリです。冬羽でむっくり膨れたシロチドリ、まるで千鳥饅頭みたいですね（＾＾）。脚も数歩歩いて立ち止まる、いわゆる「千鳥足」でした（笑。 港に着くと既に漁船の上はアオサギ… ボートはユリカモメが占拠し、セグロカモメやウミネコ、そしてユリカモメが港内の海上を封鎖されていました。 岸壁もセキレイズ（手前セグロ・奥ハク）にが漁民たちをチェックして、さながらハーバージャックの様相でした（笑。そんな港内の上空を監視するのはここでもトビ。近くで見るとかなりデカく、ちょっと怖い気もしますが、風をうまく捕まえて飛ぶ姿はとても優雅です。その飛び姿を鳴き声と一緒に見るとなんか安心します。トビのおかげでショッキングな場面もあった今日の鳥見。夕陽をバックに飛ぶその姿で落ち着いた気持ちで、今日をシメてくれたのもまたトビでした（＾＾）動画も更新しました。港内の縄張りを巡るトビの空中戦です。お時間よろしければどうぞ。

  2006年12月03日

  コメント(26)

• 

  濡れ場

  水浴びをするハクセキレイ。羽毛に水が入って、いつも以上にほっそりスマートになっています。今日もいつものせせらぎで怪しい覗き魔の僕がいます(--☆。タイトルを見て期待した人、ゴメンナサイ（笑。 水から上がって、羽毛から水を抜いて空気が入ると一気に膨らみます。デカいケツの割に脚ほそっ！！。普通のハクセキレイと違って、過眼線がないので別亜種かもしれませんね。このせせらぎのすぐ上流ではハシブトガラスも行水中でした。珍しくみんな仲良く入っています（＾＾）。穏やかな天気はカラスの心も和ませるんでしょうか？。 そしてせせらぎの上に突き出たネムの木からは、ヒヨドリが羽も広げず自由落下を始めていました。 水面に落ちる直前に羽を開き、一瞬からだを水につけるとすぐに木の枝に上がってしまいます。ヒヨドリは普段図太い割に、水浴び中の時はとても用心深いです。 ハクセキレイが去った後には、カワラヒワがやって来ました。普段はちょっと地味なカワラヒワ。羽を開くと鮮やかな黄色の模様がとてもキレイです。カワラヒワが好きだと言う人は野鳥の風流のわかる人だと思います（笑。もう１羽やってきた黄色い鳥、キセキレイ。水浴びはせずにハクセキレイを追いかけて、どこかに行ってしまいました…。ゆっくりすれば良いのに（－－；。 カワラヒワの水浴びが終わると、おもむろの２羽のムクドリがさっきヒヨドリのいたネムの木から出てきました。 すると３羽、４羽、５羽…と続けて出てきます。この時期のムクドリは集団行動してるので、水浴びもみんな集団で入ってきます。 最初に来た３羽が水浴びを始めました。すると…、 あ！抜け駆けはずるい！！。オレも！ワタシも浴びる～！！（＞＜）、っとばかりに、ネム木に隠れていた残りのムクドリが、一気にせせらぎに降りてきました。何羽いるねん、おい（＾＾；。 あっという間に静かなせせらぎは、ムクドリの声としぶきをあげる音で大賑わい（＾＾）。これだから覗きは楽しくてやめられんのです（爆。

  2006年11月30日

  コメント(23)

• 

  はっぴぃばーすでぃ♪

  今日はれおんの9歳の誕生日です（＾＾）。お迎えした時、こんなに可愛い子犬だったれおんも、もうお爺さん。人間で言えば還暦過ぎといったところ？。一番仲が良かった同胞リズちゃん（享年8歳）に手荒いお見送りをされるれおん。小柄の虚弱児だったので、喧嘩はからっきし弱かったです。 お迎えしたその日、環境の変化でグズつくと思いきや、いきなり我が物顔で寝るれおん。図太さは子犬の頃からすでにあった様です（＾＾；。気付けば台所の冷蔵庫の前でも。寝る子は育つとの格言通り、それまでの弱々しさが嘘のようにブクブクとデカくなっていきました。 豚耳ジャーキーも子犬の頃、離乳する前から大好きでした。 豚耳に熱中して、無防備にさらけ出したおちり♪ そんな可愛い時代も一瞬で過ぎて、4ヶ月でこのデカさ。すごい成長力でした…。 5歳の誕生日前。既に哀愁が漂ってます…。 そして今日の夜、うちの母がこっそりれおんの為に買った豚のスペアリブの水煮でごちそうです。食欲も性欲もまだまだ旺盛なれおん、老け込むにはまだ早い9歳のお誕生日でした…。

  2006年11月28日

  コメント(28)

• 

  混血

  先月の飛来当初、どいつもこいつも換羽中で、どう見ても不健康そうだったヒドリガモのオスたち…。まもなく訪れる恋の季節に向けて、すっかり頭のモヒカン模様も輝いて、イイ男になっていました。そんなヒドリガモのオスたちのモヒカン模様を一羽一羽確かめてると、ふと違和感が… モヒカンの両脇と目の回りに、他のヒドリガモとは違って緑色になっている子がいます。はるか北の繁殖地でヒドリガモと、アメリカヒドリが恋に落ちて出来た種を超えた愛の結晶です（＾＾）。＜頁引用：Yachoo! オンライン野鳥図鑑様＞ よく見るとうっすらとだけ混じってる子も。カモは種の間の差があまりないので、繁殖地がかぶると混血ができやすい傾向があります。日本でも、カルガモとマガモや、それらと野生化したアヒル、アイガモなどがよく交雑したりします。池や海に大量にいるカモの中から、こんな変わり種を見つけるのも、また鳥見の面白いところだと思います（＾＾）。すぐそばの浅瀬ではコサギが、脚を踏みしめながらエサを探っていました。踏みしめる時に脚を振るわせるので、水紋がたちます。首を真下に向けて、今にも獲りそうです。それとも水鏡に映った自分の姿にうっとり？（爆。

  2006年11月26日

  コメント(20)

• 

  しろちゃん♪

  10月4日更新「一撃」で素晴らしい名ハンターぶりを見せてくれた今年生まれのダイサギの若鳥。あれからさらに人に慣れて、最近では池の踊り場の手すりの上に乗って人の目の前までやって来るので、地元のこどもたちから「しろちゃん」と呼ばれ、すっかり人気者になっていました（＾＾） しろちゃん、手すりが狭いのかいびつな歩き方です（＾＾；。ていうか、こっち寄ってきてます。 でも狩りをする時は、どちらかというと手すりの下で、人がカモにまいたパン目当てに集まる魚を探しています。 魚を狙うまぁるい目（◎◎）。真後ろで写真撮っても気にしません（笑。視線の先にはよほど美味そうな魚がいるのかな？。 そして頭からダイブ！。まわりにいるカモのご婦人たちはめっさ迷惑そうです（笑。 怒れるカモご婦人たちをよそに、お魚を悠々ゲットのしろちゃん。そして飛んだまま一呑みです（＾＾）。 先月、カワセミくんと一緒にいるとこを良く見かたのは、きっと飛び込み漁の弟子入りだったんでしょう（笑。 木々もすっかり赤色に染まる中、ますますしろちゃんの純白の羽毛が公園の景色に映えます。地元の人に見守られて、いつまでも人気者でいてほしいですね。しろちゃんの狩りと人目をはばからない堂々とした振る舞いの動画を動画ページにアップしました。お時間よろしければ、是非会ってやってください。今回は3本立てですが…（＾＾；。

  2006年11月23日

  コメント(31)

• 

  大殺界の暮れ

  最近、れおんの耳掃除をしてると耳の中からくちゃくちゃと膿が溜まってる音が聞こえたので、案の定耳の中が膿だらけ。獣医さんで応急処置をしてもらい、しばらく通院することに。元々モーター音の大嫌いなれおんは、耳元に電気バリカンを当てられ大暴れ。そのせいか、今日は終始不機嫌なのでした…。僕も体調を崩して病院通いになり、さらに水たまりに携帯を落として水没と、残り1ヶ月少々となった大殺界のラストを人、犬ともにエンジョイしています（－－；。朝、少し離れた場所にある田圃で散歩中のれおん。草むらの匂いに気を取られています。だいぶ冬毛も生えてきました。冬には間に合いそうです。顔に頭の皮を寄せる顔潰れおん(`ε') 今年は11月になっても暖かいせいか、虫たちがまだまだあちこちで見られます。スズメガの仲間のホシホウジャク。目に止まらぬ羽ばたきでホバリングをして、飛んだまま花密を吸っていました。それでも冬の訪れはもう間近。同じ場所で日が暮れるまでひたすら花密を吸い、残りわずかな命を次世代に繋ぎます。

  2006年11月20日

  コメント(22)

• 

  海辺の攻防

  ハシブトガラス：Jungle Crowもっともポピュラーなカラスの一種。大きく鋭いクチバシと、盛り上がった丸い頭が特徴のカラス。英語名にあるJungle・ジャングルの通り元々森にいた森の掃除屋さん。お掃除大好きなので、ゴミだらけの東京などに出てきて掃除のお手伝いをするもかえって嫌われてしまった…。植物質・動物質問わず何でも食べる雑食性で、石鹸まで食べてしまう。////////////////////////////////////////////夕方、久しぶりに海辺に出てみると、いつの間にかたくさんのカモが渡ってきて海を覆っていた。今日は風も強く、カモたちは沖へ流され気味なので、双眼鏡を覗きながらプラプラと散歩をしてみる。すると砂浜に海岸に打ち上げられた魚の死体をドラ猫がくわえて来て、ご馳走としゃれ込むとこでした。そこに通りかかったハシブトガラス、何か起こりそう…。 ドラ猫：もぐもぐ…、塩味が効いててうまいにゃー♪ハシブトガラスA：おい相棒、ちょいアレ見てみ？ハシブトガラスB：うほっ、魚うまそ～♪ハシブトガラスA：あのぉ～？ドラ猫：ガツガツ、モグモグ…ハシブトガラスB：僕らの分も、ちょっと残してもらえませんかねぇ～？ドラ猫：ガツガツ、モグモグ… ドラ猫：うみゃ～ん♪（＾＾）ハシブトガラスA：ドキィィッッ！！！？ハシブトガラスB：ビクッ！！ハシブトガラスA：何だこいつ。尻にヘビがついとんで（－－；ハシブトガラスB：兄弟、そりゃシッポってヤツだよ…ドラ猫：ガツガツ、モグモグ… ドラ猫：ん～？ハシブトガラスA：ドキィィッッ！！！？ハシブトガラスB：ビクッ！！ ドラ猫：ガツガツ、モグモグ…ハシブトガラスA：あ、いえ、ドラ猫さん？ハシブトガラスB：いえいえ、ドラ猫さま？ちょっとお時間を… ドラ猫：あ～？なんや、おどれら…。ワシに何の用じゃ（－－メ。ハシブトガラスA：実はあのですねっ！ハシブトガラスB：実はそのですねっ！ ドラ猫：はっきりモノ言わんかいぃっ！！狩るでっ！ハシブトガラスA：ひいぃぃっっ！（＞＜）ハシブトガラスB：お助けぇぇ～！（＞＜）防波堤の上から高見の見物をさせてもらいましたが、鳥や人間を相手には常に強気のハシブトガラスも、さすがに百獣の王ライオンや森の王者トラの仲間であるドラ猫様には大苦戦のようでした（笑。動画ページの方に、その後ドラ猫様にささやかな反撃を加える動画を載せてみました。お時間よろしければ是非どうぞ（＾＾）。

  2006年11月17日

  コメント(28)

• 

  リラックすずめ♪

  大阪の都心部にある遊歩道の小さな植え込みに、ところどころ草を引き抜いた跡のようなくぼみがそこらかしこに見られる。夏の夕方や、秋から春の昼下がりから夕方になるとにわかに賑やかになってくる。このくぼみは実はスズメが繰り返し砂浴びをした場所が、土がどんどん飛ばされて深くなっていったもの。砂浴びもできるし、暖かいのでスズメたちの人気の癒しスポットだったりします。すでに3羽のスズメがどっぷり浸かってるとこに、別のスズメがやって来ました。 ほら、すっぽり♪。スズメが掘ったくぼみなので、もちろんジャストサイズです（＾＾）。疲れた顔で外回りから帰ってくるサラリーマンたちのすぐ足下で、今日もスズメたちは極楽砂風呂を楽しんでいました。この2羽の動画もこちら用意してみました。右のスズメがイイ味出てます（笑。

  2006年11月15日

  コメント(22)

• 

  発情期

  先日の破壊ダー事件からもうすぐ一週間…。どうやら裏のキャバ（リア）嬢のうち1匹が発情期に入ったようで、れおんが最近遠吠えをしたり、植え込みを掘ったりして情緒不安定です。今日も家に帰ったら、外に出ていたキャバ嬢と密会していて、出迎えもせずに尻尾ばぁ振りよりました（＾＾；。そんなれおんももう9歳。引き取り手が8人決まれば子作りをさせたいのですが、現在4人で望み薄です。愛想の良さと、大人しさ、そしてドッグブリーダーが惚れ込んだ骨格を引き継ぐ子を出せないのが残念です。無理に作って不幸な子犬を増やすわけにもいかないし。ただ、お嫁さんは取らせてあげたかった…。夕焼けを受けたれおんは心なしか寂しそうです。すまんのぉ…、れおん（TT)れおん：今夜のごはん何かなぁ～？………(；´Д`)。

  2006年11月13日

  コメント(20)

• 

  ねぐら入り

  すっかり葉の落ちた桜で、樹皮の裏に潜む虫を探しまわるムクドリ。こうやって1羽だけ見ると可愛らしいのですが…。秋から冬にかけて、街が夕陽に染まる頃、どこからともなくムクドリが続々と集合してきます。数百羽のギュルル、ギュル♪っという、独特の鳴き声が周辺を包みます。そして日没過ぎ、空を覆いながら一斉にねぐらへ入っていきます。数百から数千羽の群れが空を覆う時、恐怖を感じる人もいるのでは？。集団ねぐらは冬の寒い時期、外敵から身を守るため、密集することによってねぐら周辺の温度をあげるためなどのメリットがあります。ねぐら入りの動画はこちらにアップいたしました。先日NHKの難問解決、ご近所の底力にも取り上げられていましたが、この時期になると必ず全国で街路樹にねぐらを取るムクドリが問題になります。確かにフン害や騒音は問題だと思いますが、彼らを呼び込んだのは誰か？というころをきちんと考えないとまた来年も同じような問題が繰り返される気がしてなりません。同じような問題は、全国に多発するクマとの接触や東京のハシブトガラス、市街地を荒らすサルなど同じことが言えると思います。////////////////////////////////////////////////////そしてもうひとつ…相変わらずデューク更家のような歩き方のハクセキレイ。冬になるとハトに混じって、人のまくパンを食べに来たりします。最近、夜学に行くとどこからともなくハクセキレイの声がするので、あたりを見回してみると… ビルの上に小さな鳥の影がちらほらと…、ハクセキレイが集合を始めてました。 5分後、次から次へと街路樹に飛び込みねぐら入り。普通に見ると木に花か実が成ってるようにしか見えません。明るく見えますが、高感度撮影なので実際は暗いです。 望遠をかけて見てみると、いるわいるわ（笑。このままハクセキレイは翌朝まで過ごします。このねぐら入りは5回ほど観察したのですが、毎日決まった時間に集合し、しかもねぐら入り開始から終了までジャスト20分。人間よりも鳥の方が几帳面なんですね（＾＾；。。ハクセキレイのねぐら入りと、先日皆さんから予想以上に好意的なコメントが多かったアリスイの動画もこちらに用意しました。お時間よろしければ、是非どうぞ♪

  2006年11月11日

  コメント(20)

• 

  晩秋の風景

  セイタカアワダチソウの上で食事の後の休憩をするノビタキ。お腹がぷっくり膨らんで、渡りの燃料も充分のようです。セイタカアワダチソウの花が落ちて、ノビタキが夏と秋を一緒に南に運んで行くと、冬はもうすぐそこまでやって来ます。 まだ背中だけが青い今年生まれたオオルリの若いオス。あどけなさが残るこの子も、自然の掟に従って東南アジアへ旅立っていきます。来年戻って来る時はちょっぴり大人になって来るのが楽しみです。 夏鳥の中でも最後まで残っているキビタキ。時々既に飛来した冬鳥からはよ行けとせかされています（笑。そしてお帰りなさい組の冬鳥たち。数が増えれば増えるほど、寒くなります（＾＾；。 この時期、全国でジョウビタキがやって来たよ！という声があちこちで聞かれます。それぐらい本州以南ではポピュラーな冬鳥です。 人知れずひっそりやって来て、ひっそり帰って行くキツツキの仲間のアリスイくん。ウロコ模様の保護色で、木にへばりついてると全然気付かないです（＾＾；。週刊モーニングで連載されている「とりぱん」で、「つぐみん」と呼ばれていじられキャラでお馴染みのツグミ。漫画と違って、ホントは凛と美しい鳥です。焼き鳥具材目当ての密猟カスミ網トラップをくぐり抜け、無事に到着しました（＾＾）。秋に初認するとほっとします。 めっきり寒くなってきた大阪の晩秋。ノビタキも冬鳥たちに追われるように渡って行きます。

  2006年11月09日

  コメント(20)

• 

  バードテーブルと餌付け

  寒い冬の晴れの日、大阪のビジネス街の一角にある街路樹の根元で、砂浴びと日向ぼっこをするスズメの群れ。///////////////////////////////////////////*先日のフィールドマナーといい今回といい、 エラそうな講釈タレに見えたらゴメンなさい。徐々に冬が近づく今日この頃、バードテーブルを出して、小鳥たちの越冬をお手伝いする方々もちらほら出てきました。寒いこの季節ならではのお庭バードウォッチには最適な季節です（＾＾）。先月末あたりから、この時期を見計らったようにこんなニュースが流れてきました。スズメ大量死：死因はネズミチフス菌かこの記事を読むにあたって注意して欲しいことがあります。話すと長くなるので、要点だけ。・1500羽中8羽解剖3羽菌検出では科学的根拠にならない・ネズミチフス菌が原因である場合、スズメだけが特異的に　大量死した微生物学的根拠に乏しい・多数ある感染経路を提示せず、餌台だけを問題視・助教授本人も発言は全て「～と考えられる」一見デカデカとさも原因菌がわかりましたと言わんばかりの見出しと、内容に愕然としそうですが、実は何もわかってません。餌台作ると感染症が広がるよ、と言いたいのでしょうけどこれではかなり厳しいです。ただし、餌台を不潔にすると、確かにネズミチフスだけでなく、他の感染症や未知の感染症を蔓延させる原因にもなりかねません。学会やマスコミからも、餌台けしからん論が沸き起こってしまいます。餌台は清潔に、外敵対策はしっかりとして、人も鳥も楽しめる餌台にしたいところですね（＾＾）。冬といえば、各地にハクチョウやカモなどが飛来し、公園などでは人々がパンなどのエサを与えています。普段野鳥に興味がない人も、野鳥たちに親しみをもてるようになる時期でもあります。しかし、一部の過剰なエサやりで水質の汚染が深刻になって、エサやりが禁止になった場所も出てきました。同様の理由で、各地にもエサやり禁止にして、各保護団体が独自に時間を決めて、汚染しにくいエサを与えてる場所もあります。また繁殖地ではキツネやオオカミなどの天敵がいるため、カモたちは犬をかなり怖がります。観察地などには犬は連れ込まないようにしてください。各地のルールに従って、楽しい鳥との交流を送りましょうね。もちろん僕自身もですが（＾＾；。

  2006年11月09日

  コメント(12)

• 

  破壊ダーれおん

  今朝、家を出る前に二階の窓かられおんの様子を見ると、れおんとガレージの様子がおかしいことに気付いた。下におりてみると、植え込みの向こうに裏のお宅のメスのキャバリアが2匹遊んでいて、れおんは植え込みの木や、植木鉢を薙ぎ倒して裏の家に顔を突っ込んでいました（＾＾；。 あ～ぁ、どうするん？れおん…。オヤジに怒られるで。夜帰ってきたら、一緒に怒られました（TT)。

  2006年11月07日

  コメント(24)

• 

  がんばれバンバン♪

  バン：ツル目クイナ科　北部では夏鳥、中南部で留鳥鳩くらいの大きさのクイナの仲間で、水辺にまとまった草むらやヨシ原があれば結構どこにでもいる。警戒心が強く、かなりのビビり（笑。でも公園では人に慣れて、良く餌付くちゃっかり屋さん。体に対して脚が異様にデカい。初めて見た時や、水の上を泳いでるので小型のカモだと思ってました。水に潜って魚を獲るカイツブリとは違って、餌が他のカモやアヒルとかぶるので、彼らと渡り合う姿は本当に健気です。 勇気を出して岸から上陸したバン。散歩中のおじさんからパンを貰うために大きな脚で全力疾走です。 バンのママ：パンは持ったわね！？。急いで池に戻るのよっ！バンのヒナ：待ってよ、ママ～（＞＜）。んがぐぐっ！。まるで食い逃げしてる親子です（笑。 バンのヒナ：水の上ならもう大丈夫だねっ♪バンのママ：そろそろ食事にしましょ（＾＾） アオクビアヒル：なんや、美味そうなモン食ってるやんけ～（－－☆。バンのママ：ひゃっっ！！！！！？ バンのママ：絶対あげないわっ！！しゅたたたっ！！バンお得意の水上ダッシュで逃げるバンのママ。最初からやれよ（＾＾；。バンのママ：たくさん食べて大きくなってね（＾＾）。バンのヒナ：うんっ♪アオクビアヒル：ちぇっ（－－ﾒ。無事に逃れたバンのママ。エサを守るのも楽ではない様です。そんな小さなバン、やられてばかりでないとある日根性を見せてくれました。 M公園。夕方、エサを探しに出てきたオシドリとばったり鉢合わせ。バン：そ、、、そこをどけよっ！！オシドリ：あ～ん？誰に向かって口聞いとるんや？お互い胸を突き出して威嚇のポーズ。バンは頭も上げて上から見下ろしています（笑。かたや地味できゃしゃな鳥、かたやまるまる太ったド派手なカモ。勝負が見えてる気が…。 オシドリ：くわっ！100年早いわ、出直して来いや！！バン：すいませーーーーん（＞＜）嗚呼、やっぱり… ビビってヨシの茂みに隠れるバン。彼らの安住の場所です。意外と皆さんの近所の公園にいるかもしれませんよ（＾＾）。

  2006年11月05日

  コメント(26)

• 

  フィールドマナーと野鳥救護

  このブログを始めて、野鳥に目が向くようになった、、、とか野鳥を撮ってみました、、、というコメントを頂くたびに、興味を持っていただける方が増えて素直に嬉しいです（＾＾）。これから野鳥を観察される方、そして僕のこれからの観察姿勢の復習がてらにフィールドマナーについて簡単に書いておきます。１：野鳥のことをよく知るやみくもに動き回って探すより、ポイントを絞って観察すれば人にも野鳥にも負担が少なくなります。２：静かに、そっと、逃げる野鳥は追いかけない静かにしていれば、鳥の声も聞こえますし、驚かさなければ鳥は自分から近づいてきたり、ありにままの姿を見せてくれます。そして、追えば追うほど逃げていきます。３：環境破壊はやめて公園や山などの樹木や施設を観察や撮影、採取のために破壊する行為はやめましょう。ゴミも必ず持ち帰ってください。４：営巣地への配慮営巣中の野鳥はかなりデリケートになっています。絶対に近づかないでください。今年、サギやカイツブリの育雛を撮影しましたが、サギの場合は確実な営巣コロニーの防衛範囲外であり、人が営巣地に進入できない認識があったこと、カイツブリの場合は、公園内で人前での営巣で、人を恐れない特殊なつがいであったことから例外的に撮影することができました。５：誘引行為をしない前々スレッドで書いた餌付けによる誘引や、スピーカー・バードホイッスルを用いた鳴き声の誘引のことをさします。餌付けについては、前々スレッドに書いた通りです。藪の中のいる人気野鳥の撮影のために、さえずり声をスピーカーで流す行為も、春先よく見られます。繁殖を攪乱することになるので、絶対やらないでください。バードホイッスルも同様です。６：他の観察者への配慮1日中同じ場所に三脚を立てたままの占拠や、観察中の他の方への邪魔になる行為は避けてください。７：一般の方への配慮撮影に熱中してると、他の方が気を遣って立ち止まったまま待ちぼうけになったりすることがあります。また、一般の方が何も知らずに野鳥を飛ばしてしまったりすると怒鳴ったり、悪態をつく人がいます。公共の場はバーダーだけのものはありません。あくまで一般の方優先でお願いします。８：地元の方への配慮騒音をたてず、地元の方の生活の邪魔にならないこと。挨拶はきちんと、私有地や田畑には入らないこと。自動車で乗り付けないこと。人として当たり前かもしれませんが…。残念ながら、毎年アオバズクが営巣している地元の神社に、どこから聞きつけたのか今年はカメラマンが大挙として押し寄せ、三脚による参道の占拠や、周辺の生活道路での違法駐車により、氏子さんはじめ地元の方を怒らせてしまいました。周辺在住の観察者やカメラマンと、地元の方の交流が一気に壊されてとても残念です。きちんと信頼関係があれば、勝手知ったる地元の方のお呼びで、、、この様にトラクターとアマサギの競演も撮らせてもらったりできます。ほとんどが、人として当然の常識だと思います。これからもマナーはしっかり守って、観察に勤しみたいと思います。//////////////////////////////////////////野鳥の救護野鳥を観察してると、たまに怪我などで行動不能の鳥や、巣から落ちたヒナを見かけたりすることがあります。手抜きですが、こちらのサイトを参照してください。2006年6月。道路脇でうずくまる巣立ち直後のスズメの子。安全な場所に移した後、親鳥の給餌を受けていました。2006年4月。ビルの窓に激突して顎を負傷したドバト。動物病院で1週間保護の後放鳥。カラスとドバトの場合、自治体によって対応が違います。また例外的にインコ、九官鳥、文鳥などの籠抜け鳥を保護することがあります。まずは警察に届け出て、預かり手続きをしないと横領罪になります。また警察でも保護してくれますが、保温や怪我の治療はしてくれないことが多々あります。出来れば引き取って、適切な処置をした方が良いと思います。2005年10月：オカメインコビルに激突して怪我しているところを保護。警察に届け出て、受け入れが整うまでの間、警察署では無処置。3日後に引き取るも、脊髄、内臓損傷との診断で保護から1週間で死亡。かなり悔いが残りました。

  2006年11月02日

  コメント(22)

• 

  なぜ野鳥を撮るのか

  以前にも書きましたが、野鳥に興味を持つきっかけになったのは、以下の三種の野鳥の影響が大きいです。深藍色と白と紅い目のコントラストが美しいゴイサギ。初めて見た時、15分ほど睨めっこして根負けしました（＾＾；。この時点で、あぁ面白いなっと思う程度。 白と黒のツートンカラーに走る仕草が可愛いハクセキレイ。冬場にれおんがいるガレージにやって来て、れおんのドッグフードのカスをついばむ姿が可愛いので、いつも散歩前に玄関のドアから覗いていました。 そして、トドメを刺してくれたが、冬の風物詩ユリカモメ。清楚な配色に、群れであるまって一列に並ぶ姿に、毎日そこを通るのが楽しみになってしまいました。この3種類の鳥を、見るたびに図鑑やネットで調べて、その生態を知ることでさらに興味がわいた感じでした。もともと動物が好きでしたし。それから1年、翌冬にユリカモメが再び飛来するまで、れおんの散歩や通勤通学の合間にスズメやカラス、ハトを観察してるうちに、彼らの意外な素顔を知ったり、鳥と他の動物や虫、植物との繋がり、そしてそこに及ぶ人間の影響が見えるようになり、写真にとどめるようになりました。今では各季節の野鳥の動きや、それにかかわる動植物で季節の移り変わりを感じれるようになり、やってて良かったと思っています。ただ、あくまで観察者としての視点で、写欲に走って鳥を追いつめる無理な撮影や、不必要な介入はこれからも固く控えなければと切に思います。//////////////////////////////////////////////////////スズメ、ハト、カラスの日常の一部秋口、エノコロ草の成熟が待ちきれずに、蹴落としてついばむスズメ。ついばむ仕草しか出来ないと思ってたスズメが脚で押さえる仕草をするのが新発見でした。 スズメの抱卵斑。卵を抱く時、自らの腹の羽をむしって地肌の体温を直接卵につたえます。親鳥の痛々しい愛情のあとですね。 春先、パンジーの花の前でディープキスのドバト。とにかくいちゃつく、いちゃつく。バカップルですね（笑。 木の実を食べようとするドバト。ドバトのエサは人間のゴミや餌付け…ではなく、普通に雑草の種や木の実をよく食べています。餌付けされてても、大部分は秋に群れをなして、秋の実りを探しに移動していきます。刈り入れた稲を失敬するハシボソガラス。悪知恵だけはよー働くヤツです（笑。その賢さにはいつも驚かされます。季節の鳥や珍鳥だけでなく、この子たちも引き続き観察して、また新しい驚きを見てみたいですね。

  2006年11月02日

  コメント(6)

• 

  悲しかったこと

  *幻滅するような内容があります。本当は書かずにスルーしようと思ったのですが、さくら113さん10月23日付のブログを読んで、この問題は一度はやらないといけないと思い、取り上げることにしました。一緒に考えていただけると幸いです。さくら113さんとのやり取りは掲示板にもあります。ご参照下さい。//////////////////////////////////////////秋の渡りももう終盤、今年もたくさんの夏鳥が大阪と周辺各所にやってきて、いろいろ楽しませてもらいました。大阪市内にある大阪城公園は春秋の渡りの時期の一大中継地となり、連日のように渡り鳥が飛来して、それを目当てに僕も含めてたくさんのバーダー（バードウォッチャー）や、カメラマンが集まります。そして必ず行われる餌付けによるヤラセ撮影。ヒドい時には公園にいるカメラマンほぼ全員がグルになってやっています。野鳥への給餌については状況にもよるので100%否定はしませんが、公共の場である園内の木の枝を撮影の邪魔になるからとへし折り、見通しの良い場所に差し込み、餌を塗っておびき寄せ、出てきた所をみんなで仲良くハイ撮影…。アホか。実際にはこんな感じです。枝先にとまるキビタキ。実際は…ヤラセ枝にとまるキビタキ。まだまだ太い木の枝実はヤラセ舞台でした 舞台セット中～♪。邪魔な枝は折っちゃえ、縛っちゃえ♪もうやりたい放題です。ちなみに上2枚のキビタキの時は、通路を塞いだカメラマンの撮影が終わるまで、3分ほど一般の通行人が待っていました。この様な撮影は、一般の方の迷惑になるだけなく、鳥たちを一カ所に釘付けにされることにより隙ができ、天敵に襲われやすくなります。実際過去に野良猫に襲撃されて命を落とした鳥もたくさんいます。また、周囲を取り囲んだカメラマンを警戒しながら、わずかな餌しか捕れないので、空腹のまま旅に出て落鳥するリスクもあります。何度かそれはどうなん？って言うたところ、空笑いして逃げて行く人、無視する人、タバコの煙を流してくる人、僕の機材に砂かける人、と全く聞く耳もってくれません。ここで長年観察を続ける野鳥の会の幹部の方も、見て見ぬふり。むしろ珍鳥情報ウェルカム状態です。これからも世界中から観光客が集まる天守閣前の池では生け簀を沈めて、カワセミをおびき出す危険な仕掛けが恥ずかしげもなくセットされ、ルリビタキなどの人気のある冬鳥も危険な場所に餌付けされ続けます。本当に野鳥のことが好きだと思えばこんな真似は出来ないはずですが、これが現実だと思うと悲しくて仕方がありません。これを見ていただいた大阪城公園をフィールドにされてる方へ。今一度、なぜ野鳥を撮ってるか考え直してみませんか？。もちろん僕自身も自戒を込めて、常に考え続けています。/////////////////////////////////////////不愉快な画像ばかり続いたので、お詫びに…森の中を飛び抜けるキビタキ。渡りに備えて活発にエサを探して動き回ります。黒地に鮮やかな黄色とほのかな朱色が映え、森の中の人気者です。来年の春までお別れですね。

  2006年11月02日

  コメント(10)

• 

  ぱくぱく♪

  睡眠欲と食欲の塊であるれおん。ポケットから牛アキレスジャーキーを取り出すと間髪いれずにかぶりついてきました（＾＾；。 手に持ってなくても、鋭い嗅覚でおやつの有無をかぎ分けるれおん。獲物を逃さない鋭い目（－－☆。もったいぶってると、ズボンに鼻汁とヨダレを擦り付けてきます（TT)。 朝ご飯をむさぼるれおん。顔が餌箱に埋まっています。こうなったらテコでも動きません。 今年生まれたハシブトガラスの若鳥のカン助（笑。まだ声が完全じゃありません。夏にれおんのおこぼれを親鳥から貰って以来、朝昼夕方やって来て、掃除して行きます。。。最近、コクワガタの残骸とブルーベリーの種が混じった糞を落として行きました。さすが雑食…。

  2006年10月31日

  コメント(16)

• 

  お山へプチ旅行

  10月13日に大阪と奈良の県境の山に登った時、山の上に宿を見つけたので、今回は週末に泊まりがけで行ってみることにした。残念ながら土曜日は夕方から雨が降り、何も出来ず。日曜に向けて、しっかり食べて、ゆっくり檜風呂につかって翌日に備えることにしました。宿の夕食は定番メニューの鴨鍋。出汁の味もあいまってかなり美味かったです（＾＾）もちろん最後は卵で綴じて雑煮に♪。////////////////////////////////////////////////日曜朝、5時半に起きて、眠い目をこすりながら早朝の鳥見へ。朝は一斉に鳥たちが動き出すので、探しやすいのです。標高1000mから見下ろした奈良盆地。前日の雨の影響で霧の海に沈んでいます。 本日最初の鳥さんは、夫婦連れだったホオジロ。左がオス、右がメス。スズメのいない、山の上ではホオジロが一番ポピュラーな鳥になります。彼女が松の木に大きく動く影があると言うので、カケスかな？っと覗いて見ると、ニホンリスが松の実をかじっていました（＾＾）。ニホンリスの食事動画はこちらに…。朝食をとり終えて、少し休んだ後に登山へ。 展望台近くではハイタカが悠然と飛び、森の中へ姿を消していきました。あたりの森から、逃げまどうアトリやマヒワの群れが出てきましたが…。さすが、鳥を食う猛禽類ですね（＾＾；。大阪東部の山々は、豊富で美しいブナの原生林も残されています。その豊かな原生林の恵みを味わうカケス。逆光で体の色がわからなくても、点になっている目玉を見たらすぐにヤツだとわかります（笑。 おっとっと！。大きな体で小さな枝にとまろうとして、びっくり仰天で目が点のカケスくん（・・）。もともとだけど（＾＾；。 宿のそばの溝にたまった昨日の雨水で水浴びをする23羽のアトリ軍団。まるで芋をザルで洗うなんとやらです（笑。アトリ軍団入浴動画もこちらで（＾＾）。望遠レンズでアトリ浴場を更にアップ。撮ってるこちらは盗撮気分（ぉ。 いつの間にか彼女が撮影した可憐な野鳥たちの風呂場を盗撮するエロカメラマン（笑。エナガが見てみたいと言う彼女の要望に応じて？姿を見せたエナガ。相変わらず人懐っこい（＾＾）。山道を歩いたのでかなり疲れましたが、森林の空気、たくさんの鳥、美味しい料理と温かい風呂で、久しぶりにリラックスできました。次は樹氷の出る真冬にカンジキはいて来ようかと計画中です（－－☆。

  2006年10月29日

  コメント(22)

• 

  イソシギダンス

  秋も深まり、繁殖のためにあちこちに散らばっていた鳥たちも、少しずつ近所の公園に越冬のために戻り始めている。近所の公園のせせらぎ、ハクセキレイとバンの独壇場だったここにも、下流からイソシギが戻って来ていました。イソシギ：旅鳥として通過するものが多いシギの仲間の中では数少ない日本定着種で、一番身近なシギ。浅い水辺が好きで、セキレイ以外に腰を振りながら、エサをついばんでる鳥がいたらまずこのイソシギ。日本ハムファイターズ優勝のお祝いにイソシギのダンスと歌の動画をご用意いたしました（＾＾）。//////////////////////////////////// イソシギをはじめ、シギの仲間はクチバシに触覚があるので、クチバシを突っ込んでエサを探って捕まえることが出来ます。そして突然の直線的急加速ダッシュ～(((( /･∇･)/。これもシギの仲間の特徴です。ピントを合わせて、シャッター切る寸前にダッシュをかまされて、フレームの外に出そうになってます（＾＾；。このイソシギダッシュとイソシギダンスを見れば、すっかりイソシギの虜になってしまうのです（笑。ハクセキレイも黙ってはいません。水紋をほとんどたてない、抜き足ダッシュで次々と蚊の幼虫や巻き貝の幼生を仕留めていきます。 高い頭と腰の位置でも、安定した歩行ができるハクセキレイ。野鳥界のデューク更家ともいえます（＾＾）。 公園の人気者、ヒドリガモも少しずつ戻ってきました。夏の間、誰もいない池のエサを独り占めして太りまくったアオクビアヒル。池を数百羽の越冬ガモで埋め尽くされると、食いっぱぐれるのか、春先にはだいぶスマートになります（笑。*以前アヒルと書いたところ、マガモでは？との指摘を受けましたが、厳密にはマガモに近い配色をした「アオクビアヒル」です。マガモよりはるかに大きい、エクリプス（夏羽）がほぼ見られなかった等がマガモとの相違点ですが、ホントに紛らわしいですね（＾＾；。カモとアヒルは各地の公園で交じって、ややこしいことになってます。

  2006年10月26日

  コメント(16)

• 

  電線の上

  朝から仕事の所用で奈良へ。帰りに散歩しようと車にれおんを搭載してですが（ぉ。 手早く用事を済ませて、れおんを連れていつものフィールドを歩くと、黄色くデカいクチバシがチャームポイントの文鳥ライクな野鳥、イカルに出会った。このイカル、古語では斑鳩（いかるが）と記します。古来奈良にはこのイカルが群居していたので、法隆寺周辺の「斑鳩の里」をはじめ、各地の地名や寺社に斑鳩の名前がついています。古代の人には馴染みの鳥だったんでしょうね。なかなかムクムクして美味そうなケツです（笑。それからしばらく池のほとりで飛来したカモを覗いてると、そばにある桜の木にシジュウカラとエナガの群れがやって来た。れおんがいるのに、どんどん近づいてくる。そして、目の前にとまったシジュウカラのお嬢さん、頭に寝癖がついてました（＾＾；。自然環境下でどうやったらあんな寝癖がつくか不思議です（笑。続けて、近づいてきたエナガにカメラを向けようとすたら、桜の木に何かが飛び込んで、みんな一斉に飛び立ってしまいました…。エナガたちを飛ばした犯人が木から飛び出して、頭上の電線に止まる。モズです。直下からのローアングルもなかなか迫力があります。「悪い子いねぇ～が～？食っちまうぞ～♪」いや～、こわい～（＞＜）と、騒ぐエナガたち。モズが飛びそうな気配を見せると一目散に逃げてしまいました。小鳥たちにとって、モズがどんな存在か見せつけられましたね。一部始終を少し離れた電線で見てたノビタキ。「関西って怖いトリさんがいるのね～。早く南国に渡らなきゃ♪」。「で、何かあったの～？」と、関西では向かうところ敵なしのれおん。こういう平和ボケ犬にはもう一度… こんな目に遭わせてやった方が良いかもしれません（笑。

  2006年10月24日

  コメント(18)

• 

  バックオーライ♪

  なぜか家と壁間の狭いスペースで寝るのが大好きなれおん。暑い日差しがある時は、ここが定位置です。出てくる時はもちろんバックで。バック歩行が得意な変なワンコになってしまいました（＾＾；。大あくび（＾＾）。まだ眠そうです…二度寝…(_ _)..。○zzZZ起きてる方が珍しいんです。はい。

  2006年10月22日

  コメント(20)

• 

  ヤマガラのお仕事

  公園の中を歩くと、コンコン♪ココココン♪と木をたたくような音が聞こえる。近くにコゲラがいるのかと見回すと、すぐそばの茂みにヤマガラがいた。木をたたくような音は、ヤマガラが木の実をつつく音。木の実を集めて越冬の準備中です。木の実を埋めて…葉っぱで隠して出来上がり♪ きょろきょろ…、誰も見てへんよね？見～た～でぇ～♪ガチョーン♪のシジュウカラくん。冬はヤマガラが蓄えた木の実を食べるとして、自分は美味しそうな毛虫で腹ごしらえ…アウチッ！！！（＞＜）。顔に毒毛がぁっっ！！。毛虫を食うのも楽じゃないですね（笑。つつましいのが一番だよ、とアブラムシを狙うメジロ。甘いアブラムシが食べれるのも今のうち（＾＾）。ヤマガラ、ゴジュウカラ、ヒガラなどシジュウカラ以外のカラ類の鳥はこの時期拾う木の実の大半を貯食にまわします。それを冬が深まる頃、ヤマガラだけでなく、シジュウカラやツグミ科の鳥、キジバトなどが拾って命をつなぎます。//////////////////////////////////ヤマガラの動画もこちらでも配信しております。警戒ダンスと声が可愛いです（＾＾）。

  2006年10月19日

  コメント(18)

• 

  トップ、背景画リニューアル

  今までの背景がやトップ画像、どうも味気ないなぁっと思いながらも、中学校3年間の美術で10段階の2を取り続けた絵心ではどうすることも出来んので、彼女に原案を伝えて作ってもらいました（＾＾；。不死鳥伝説の時のフェニックス画や、七夕伝説でのカササギといつも良い仕事してくれましたが、今回またしても期待以上の絵を描いてくれました。いつもいつも感謝なのです（＾＾）。今回更新したトップ、背景画には8種類の野鳥と愛犬れおんが描き込まれてます。ホントよく似ています。スズメ：カラスと並んで一番身近な野鳥のひとつだけど、その生活を知ってる人はあまりいないのでは？。人間に住む場所以外には全く居なかったりするくらい、人間に依存しているのに、目を向けると一斉に逃げてしまう実はしたたかなヤツ。春から夏にかけて、可愛いヒナを連れたスズメをあちこちで見かけます（＾＾）。こんな小さな体のスズメに親の無償の愛に心を打たれる人も多いはず。キジバト：スズメと並んで身近にいる野鳥。ヤマバトという名は今は昔、都会の暮らしにも適応した鳥です。スズメがしたたかなのに対して、キジバトはそのマイペースさで適応したのでは？。羽を開いて無防備に日光浴を始めるキジバト。真性ののんびり屋さんです。ツグミ：シベリアから渡ってくる冬鳥。焼き鳥が美味しいので、カスミ網で一網打尽にされていた悲しい歴史があります。今でもなお密猟が続いていますが、それでも一生懸命海を渡ってやってくる健気な子です。渡来当初は樹上で木の実を食べていることが多い。春が訪れると、シベリアに戻る体力補強のために、地上に降りて虫や木の実を食べます。上品な羽色、胸の模様にスラッとした立ち姿にツグミ好きな人も多いです。カワセミ：漢字では翡翠と書くほど美しい鳥。高度成長期の都市開発でそのまま姿を消すと思われるも、見事に順応して復活を遂げた不屈の宝石。たくましすぎて、金魚屋の水槽から金魚を捕ったり、釣り人が釣った魚を網から捕ったりするヤツも現れました（笑。アオサギ：日本最大級の野鳥。かつてエジプトではフェニックスにもなぞらえられたが、その仕草や顔からは神々しさは感じられないかも。獲物を待ち伏せる時、微動だにしないので、日本庭園の池でオブジェや石像と勘違いされ、見ていた人が驚くということもしばしば。バランス感覚がいいのか、羽を開いて背筋を伸ばした人間のような直立ができるのもアオサギくらいかもしれない…。頭を掻くアオサギ。意外とカワイイと思うこともある…。コアジサシ：カモメの仲間の夏鳥。黄色いクチバシにサングラスをかけたような目、ツバメのような流線型の体に二股の分かれた尾が格好いい。カモメの仲間の割にかなり飛ぶのが速い。繁殖期になると、内陸の川や池などにも魚を捕りに来るようになる。魚の捕る時は、空中で停空飛行して狙いを定め、垂直落下で水を割る。近くでやられると、飛び出した時に水をかけられたりします（＾＾；。ヒドリガモ：ロシアから渡来してくる冬鳥のカモの仲間。マガモやオナガガモと並んで人に馴れるカモの代表格。ピュウ♪ピュウ♪というカモらしからぬ甘えた声にオスの黄色いモヒカン模様とぬいぐるみのような顔つきで、都市公園の人気者です。左側2羽がオス、右側2羽がメス。ゴイサギ：夜行性の小型のサギ。その昔、醍醐天皇の宣旨に従い素直に捕らわれ、五位の位を賜ったことからその名前がついた、実は僕ら平民よりも全然身分の高い鳥（笑。全国の動物園のペンギン池で、ペンギンと同化しテレビにたびたび取り上げられる人気者でもあります（＾＾）。突然飛んだゴイサギを見た子供が母親にペンギンって空を飛べるの？っと聞いて、母親が答えに窮する光景をよく目にします。求愛や抱卵、育児交代時にはかならず夫婦でクチバシのハイタッチをする、仲むつまじいサギです。愛犬れおん：本名レオナルド。9歳。体重74kgの規格外の巨大グレート・ピレニーズ。1日20時間は寝ているぐーたら犬です。でもやる時はやる…はず（＾＾；。白いピグモン？（謎。皆様、これからもよろしくお願いします（＾＾）。

  2006年10月17日

  コメント(26)

• 

  涼しい朝

  まだまだお昼は暑いですが、朝はすっかり涼しくなっています。夏の間、散歩よりも離れのエアコン部屋を選んでいたれおんも、すっかりやる気を取り戻しました。足取りは軽やかで、しかもカメラ目線（－－☆。朝の空気が気持ち良いです。それでも20分歩けば、暑い暑いとご休憩。朝のレンガもひんやり。ご機嫌良く振ったシッポで落ち葉かき（＾＾）。最近の早起きの元凶になってるセグロセキレイくん。休憩所の前の小川で、キセキレイ・ハクセキレイと三つ巴の餌場争いをやっていました…。これで来年の5月頃まで、気持ちの良い朝の散歩が楽しめそうです♪

  2006年10月15日

  コメント(22)

• 

  秋のお山

  気合で昨日までに今日の仕事を終わらせて、睡眠時間１時間のまま朝から近郊にある山に登りました。大阪近郊でも少ない標高1000m超の山。900mまでロープウェーで上り、森の中に入るといきなり小鳥の混群の包囲を受けました。その中には大阪の平地で見られない…ゴジュウカラも混じっています。写真の向きはこれであってます（笑。独特の色合いと頭を下にする仕草がチャームポイント。頭を下にしたまま木の幹を駆け下りれるのは、ゴジュウカラくらいのものでしょうね。この時期、山で繁殖していた夏鳥たちも、新鮮な山の秋の実りをたくさん食べて旅立ちます。左の木の実を食べてるのは、ツグミ科の夏鳥マミジロの若鳥。右の枝移り中はオオルリのメス。マミジロは若鳥の群れのせいか成鳥が見あたらなかった。すぐそばには純白の腹に黒いまだらが美しいクロツグミも。マミジロやクロツグミが去ると、北からツグミがやってきます。渡りのルートにあたる朝鮮半島で、馬鹿なことをしてる国があるので心配です。夏鳥だけではなく、シベリア・カムチャッカから山の冬鳥第一陣、アトリも100羽ほどの群れで、雑草の種をついばんでいた。夏鳥と冬鳥の競演は渡りの季節が深まる10月（春は4月）の鳥見の面白いところです（＾＾）。森の中を歩くと、風もないのに上からイガイガの栗の実が降ってくる。犯人はコイツ。カラスの仲間、カケスです。ドングリを地面に蓄えて、冬に備える習性があるのですが、一部は忘れられて発芽して、次世代のドングリになるという、なんちゃって原生林形成の立役者。この子は栗の実を蓄える気のようです。おかげで林道は栗がゴロゴロ…もちろん中身は根こそぎ抜き取られています（笑。今日は他にも20羽ほどのカケスが原生林の各所に木の実を隠す光景が見られました。冬に向けて大忙しです。昼下がり、夜学に行くためもう下山しないといけません。ロープウェイの乗り場近くに下りていくと…エナガの群れが周りを囲むように見送りに来てくれました（＾＾）。相変わらずアクロバティックな子らです。もう帰っちゃうの？っと言ってるような感じのエナガ。小首かしげる仕草が萌えポイント高いです（笑。えぇ、また来ますよ。そのためにも仕事も勉強もガンバらなね。

  2006年10月13日

  コメント(20)

• 

  秋を告げる者

  夕方、夜学に向かう前に淀川で散歩をした。夏の間、鼻をつくほどまでの緑のにおいはすっかりなくなって、ほのかに枯れ草のにおいも感じます。初秋に群舞していた赤とんぼも、だいぶ少なくなってとまって休む時間が長くなってきました。川沿いを歩くと、川下からえっちらおっちらとマガモがきれいな体形を組んで上ってきます。たぶんハーレム状態を形成してたマガモと思われます。前2羽が旦那様と奥様、後ろ2羽が側室とみました（笑。そういえば、住み着いてた池に何かあったんでしょうか？。彼らが住んでいた池に行くと、池は完全に干上がっていて、あたり一面野原になっていました。群舞するおびただしい数のモンキチョウ。そして、その中にチラチラ羽ばたく小鳥の姿…大阪では秋の鳥、ノビタキです。春は渡りのルートが違うせいか、ほとんど見かけません。越夏していた北海道より夏羽から冬羽に着替えながら飛来します。ノビタキが大阪に飛来する頃に秋が訪れ、姿を見なくなると冬が近づいてきます。まるでノビタキが秋を背負ってきてるみたいです（＾＾）。小枝から草むらに飛び込みました！。同じ枝に戻ってきた時、蝶の幼虫をくわえていました。ノビタキは渡りの途中、こうやって補給を重ねながら南を目指していきます。すぐそばには同じく秋に姿をみせるエゾビタキ。こちらは今日はもう休憩中みたいです（＾＾）。夕暮れが近づくと、河原にあるあちらこちらの樹上でモズがしきりにまわりを気にしながら高鳴きを鳴き交わします。晩夏から初秋、夕刻の主役がヒグラシからモズやコオロギに移り変わっていきます。ススキと秋の筋雲と夕焼け。涼しく心地よい風。一番大好きな季節です。

  2006年10月10日

  コメント(30)

• 

  闇に吠える

  ふだんおっとりのれおんも、近所に縄張りが重複するオスが二頭ほどいて、そのわんこが家を通るたびに猛烈に吠えまくる。もし外に逃がしてしまったら、容赦なくそのわんこに噛みつきます。散歩中に遭遇したら、我を失って暴れます。吠えた口が偶然僕の足や、オヤジの尻に当たり、僕もオヤジも自分で傷口を縫う羽目にあいました。普段ののっそりのギャップがありすぎて、毎回驚かされます。れおんもオス犬なんだなぁ…。最近涼しくなって食欲が出てきたれおん。朝食を30秒で平らげて、デンタルボーンを破壊中です。首を傾けるれおんに思わずカメラを持つ手も傾いてしまいました（＾＾；。

  2006年10月08日

  コメント(26)

• 

  川の宝石

  カワセミ：漢字では翡翠。ヒスイのように美しいと読み取れますが、実はヒスイの方がカワセミのように美しいから「翡翠」と呼ぶようになりました。高度成長期の開発で姿を消し、失われる自然と渓流の象徴にもなりましたが、水質改善と都市生活への順応によって少しずつ都市の河川や公園にも姿を見せるようになりました。体長17cm。メスはクチバシの下が赤。昼過ぎ、仕事を片付けて今日もM公園へ。最近3羽のカワセミが壮絶な縄張り争いを繰り広げているのは目にするけど、あまりの速さに目とカメラがついて行きません。そのうちゆっくり見れるようになるやろ…と思ってたら、いきなり足下を横切ってやって来ました。毎度ながら神出鬼没です（＾＾；。特徴のある鳴き声を聞けばわかるのですが、鳴かないといつ来たかわかりません。 30m先の枝先にとまったカワセミ。常にまわりや水面を気にしてせわしなく大きな頭を動かしています。川や池のそばの岩や欄干、水面の上に突き出した枝にお気に入りの場所を決めて、定期的にやって来ます（＾＾）。この背中のコバルトブルーがバードウォッチャーやカメラマンのみならず、たくさんの人たちを魅了してやみません。一度魅了されると、何度も川や池に足を運びカワセミを求めて彷徨い歩くことになります…（－－。そのすぐ下ではカワウが求愛中でした（＾＾；。ここもお気に入りの枝なのかな？。後ろにはお休み中のアヒルのケツが（笑。この後、落ち着きなく飛び去ってしまいました。やっぱり…天敵のモズくんが僕らの頭上で高鳴きしまくってたせいかなぁ。はやにえされたカワセミなんて見たくないので、うまく逃げ延びて欲しいですね（＾＾；。////////////////////////////////////////本日M公園で撮ったカワセミの仕草とダイサギの狩りのムービーをこちらで配信しています。容量もそれなりにありますが…。お時間よろしければ見てみてください（＾＾）

  2006年10月06日

  コメント(30)

• 

  一撃

  ホシゴイ（ゴイサギの若鳥）いつも行っているM公園。春先から夏まで、遊歩道から30mくらいしか離れてない池の中の島で育ったせいか、ここで生まれ育った若いサギたちは勝手知ったる公園内では人を全く恐れない。さすがに手で触れようとする仕草を見せると逃げるけど…。ゴイサギ大好きな万人万花さんに送る一枚（笑。このホシゴイも遊歩道脇1.5m、散歩する人や犬も気にせずボケーっと突っ立ってました。おかげで、お顔をじっくり拝見できたけど（＾＾）。良い目、良い毛並みをしています♪。池の周りを一周散歩して戻って来ると、休憩所のすぐ前の草むらにダイサギの若鳥がエサになる小魚を狙っていました。じいぃぃ…カルガモ軍団、ちょっと前を通りますよ。グエッ♪。もう一度仕切り直しです。ダイサギくん、不機嫌そう…。さぁもう一度よく狙って…どぼーーーんっ！！ぴちぴち小魚ゲットです(^^)bひょいっ♪とお魚を丸呑み。前々回のミサゴといい、最近お魚さん受難が続いていますね…。お魚さん、ゴメンね（＾＾；。

  2006年10月04日

  コメント(24)

• 

  忠犬とは…

  犬を飼うまで、忠犬というものは朝起きたら、玄関の前でご主人様の散歩をお座りで待つものだと思っていました。しかしこの9年間、そんな空想はこいつが毎日粉々にぶち壊してくれています。まず、朝起きて玄関を開けると… 白い毛玉が転がっています。今日も期待を裏切らない寝っぷりです。しかも背中皮が下に寄ってるし…。れおん～、と呼んであげると足をピ～ンと出して伸び～♪背中がカユくてカイカイしてます。尻の穴丸見えだよ…（－－；。。。せっかく洗ってもこうやって汚れて行くのね（TT)。いや～ん♪ぶたないでー

  2006年10月02日

  コメント(30)

• 

  水探

  ここ数日、気温が上がったせいか、大阪ではクマゼミやアブラゼミが再び目を覚ましている。陽炎も立ちこめて、すっかり夏に戻った感じです。今日は登山の予定だったものの、昨日お話した鳥見族の方から秋の週末はカメラマンや鳥見の人が殺到するから平日に行った方が良いとの忠告従い、日曜日の予定だったのを1日早めて彼女の地元、岡山県倉敷市に行きました。倉敷市の西部にある彼女の家の周辺は、広大な田圃と河川敷、配水池が点在する鳥獣保護区。決して田舎ではないものの、たくさんの野鳥や魚が住む良い場所です（＾＾）。田圃は収穫の時期を迎え、黄金色の稲穂にダイサギが映えます。今日も夏日のような暑さのせいか、鳥たちはお休みモードの様です。彼女と一緒に田圃のまわりの小川にいるメダカを見ながら歩いてると、上空でハトが群れを組んで次から次へと通過していきました。猛禽類警報発令のようです（－－☆。ほどなくやって来たのは…魚食のタカ、「ミサゴ」でした（＾＾）。しかも2羽…。ミサゴという名前は水の中を探る「水探（みさぐ）」が訛ったものだと言われています。魚以外は絶対に食べない偏食家で、魚と間違って潜水鴨やカイツブリを捕ってしまっても捨ててしまったり、怪我をして人間に保護され、タカだからと鶏肉を与えられても吐き出して困らせたりと、その食性は徹底しています（＾＾；。そのミサゴくん、こんな暑い時は水浴びも兼ねて漁といそしみたいのでしょう。しきりに配水池の中を覗き始めました…。そして、停空飛行を一瞬の後に…足からどぼーーん！！！＼(^o^)／もぞもぞ…何かをむんずと握って出てきました（＾＾）。無事にお魚ゲットのようです♪ お魚ぷら～ん…。羽から水滴がしたたり落ちています。泳ぐことには適さないこの体で水に飛び込むのは相当リスキーです。しかも獲物が大きすぎる時、獲物を放さないかぎ爪があだになって引き込まれて溺れ死ぬこともあります。上空に上がったミサゴ。そのシルエットから捕まえた魚はナマズです。今日のおかずはナマズの躍り食いですね（笑。鳥見をする人の間では、魚をぶらさげた姿が魚雷や爆弾を抱えた飛行機に見えるので魚雷（爆弾）を抱えてるとか、見てそのまま弁当持参とか言う人もいます。みなさんはどんなものを想像しますか？。参考なまでに過去の魚雷画像です。旋回して上昇気流に乗るミサゴ。決まった食事場所があり、そこまで飛んで行こうとしてるんでしょうね。少し上流でまだ狩りをしてる仲間に短く合図をすると、高く上がって飛び去って行きました。ミサゴの大サービスに彼女ともども大満足なのです（＾＾）。

  2006年09月30日

  コメント(24)

• 

  旅支度

  仕事を早々に片付けて入った大阪市内の公園。夏の間、あれだけ静かだった森にも山の鳥が戻って来てとても賑やかになってきた。都会のど真ん中なのに、上空にはオオタカも横切る。桜並木へ抜けると、20人ほどのカメラマンが大砲を桜の木のてっぺんに向けて構えていた。平日なのに…。って、人のことは言えない（＾＾；。その先にいたのは…ツツドリさん（33cmハト大）でした（＾＾）。先日見かけたセンダイムシクイに托卵をして子供を育てさせるカッコウやホトトギスの仲間です。繁殖期に筒を口を蓋をするようにならす「ポッ♪ポッ♪」という声で鳴くことから、ツツドリと名付けられました。 小首をかしげて…何か見つけた？飛んで行った先でくわえたのは、桜の害虫「オビカレハ」の幼虫。ツツドリはこのオビカレハの幼虫が大好きです。南方に渡るための体力を蓄えるために、次から次へと、枝から枝へ毛虫を求めて跳ね回ってました。毎年この公園で満開の桜を楽しめるのも、ツツドリが人知れず毛虫を食べまくってるからでしょうね（＾＾）。皆さんの街の桜並木でも、今頃密かにツツドリが活動中かもしれません。森を抜けて、併設されてる神社の林に入ると、またまた頭上に跳ね回る鳥が…。まず目の前に姿を見せたのはコサメビタキ。大きくクリっとしたつぶらな目がチャームポイント♪。体の色は地味でも、顔をみたらすぐに分かります（笑。羽虫、特にハエが大好きみたいで、ゴミ捨て場やトイレ、放置された犬の糞の近くに集まってくるのがタマにキズ。でも、小さな体ではるか東南アジア、スマトラ島にまで渡るこの子たちにとっては大事な栄養源。どーぞ、遠慮なくどんどん食べてね～(^^)/。そしてコサメビタキと一緒に飛び回ってたのが今年生まれたサンコウチョウ（オス45cmメス18cm）のお嬢様♪。大人のオスの藍色の体に青いアイリングというオシャレな出で立ちに「月～・日～・星～♪ホイホイホイ～♪」という、三つの光を謳うような鳴き声からサンコウチョウと名付けられました。この子たちもマレー半島やスマトラ島に渡ります。数がどんどん減ってるので、こうして若い世代を見かけると嬉しいです（＾＾）。手元にオスの写真と鳴き声がないので、「サンコウチョウ」で検索するとすぐに鳴き声と画像にヒットします。面白いので興味にある方は是非見てみてください♪。コサメビタキと同様に羽虫を捕らえるサンコウチョウ。付近の通行人やカメラマンの足下や、頭上にたかるヤブ蚊を捕る大胆さも見せるお転婆な子です。来年立派な淑女になって戻ってきたら、オシャレなオスに月と日と星の歌でプロポーズを受けるんでしょうね（＾＾）。妬けます（爆。みんな来年も元気な姿を見せて欲しいですね。

  2006年09月28日

  コメント(22)

• 

  チャウチャウとちゃうんちゃう？

  月に1回のれおんの洗濯の日。今回はトリマーさんに出して夏の汚れを落としてもらいました（＾＾）。そして帰ってきたれおん、早速家族にご挨拶のため…階段をえっちらおっちら登ります。うちの両親にただいまの挨拶をしたれおんは、居間でおやつが出てくるのを待ちます。ま～だぁ～？？。おやつが開封されて、においに釣られて階段を下りるれおん。顔の皮が重力に引っ張られて寄っています（笑。今日のおやつは豚の肋骨。気合いを入れて噛むので、両前脚を大きく開いて踏ん張ってます（＾＾）。踏ん張りきれないので、立ち上がって頭を下げてさらに噛みこむれおん。顔面の皮総寄りで、チャウチャウの様になってしまいました（＾＾；。チャウチャウについてはこちらへ…。

  2006年09月26日

  コメント(26)

• 

  ゆく鳥、くる鳥

  最近浜を歩いてないなと思い、行きつけの海岸に行ってみた。沖の方を見てみると、波間にプカプカ浮いてる多数の物体…冬の風物詩ユリカモメ、第一陣ご到着です（＾＾）。ロシアからの長旅か、疲れで寝てる子もいます（笑。コガモの第一陣も到着。オスはまだ換羽してないので、メスと区別がつきません。こちらは今年の春、北に渡らなかったホシハジロの男やもめたち…。仲間の帰りを待ち続けています。渡りの季節、渡るのは水鳥だけでなく…飛行機よりも高い遙か高空をまっすぐ西へ飛ぶハチクマと思われるタカ。秋の渡りの時期、千・万単位のハチクマやサシバなどのタカが大陸目指して渡っていきます。中部、近畿以西、九州北部なら結構よく見れます。鳥は遠くに飛ぶ際に、上昇気流をつかまえて、高空に上がります。これはカワウの群れが上昇気流をつかまえて旋回、上昇するところ。どこに行くんだろ？（＾＾；。近場への移動なら、上昇をかけずのいつも通り低空で。カワウもカモと同じように2羽から編隊を組んで飛びます。向こうの方でユリカモメが騒ぎ出したと思って見てみると…ウインドサーファーがわざわざユリカモメの群れを突っ切っていました。空一面のユリカモメ。これからもっとたくさん渡ってきます（＾＾；。ウミネコも冬になるとどこかへ去って行きます。それと入れ替わりにセグロカモメがやって来ますが、違うのは足の色だけで、いつ入れ替わったかわかりません（＾＾；。ウミネコの若鳥。ピンク色のクチバシがまだあどけないです。鳥の動きを見てると季節の流れがよくわかります。カレンダーなんていらないかもですね（＾＾）。

  2006年09月24日

  コメント(28)

全224件 (224件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 >