田舎暮らし応援倶楽部

木というものは、その木の樹種、育った環境によって、一つとして同じものは無い。

素性の真っ直ぐなやつ、節のあるやつ、ねじ曲がったやつ。

人と同じだなあって思う。

私にとって薪割りは大袈裟に言えば神聖な儀式だ。


ただ、力まかせに斧を振り下ろしても薪は割れない。

いや、それだけで割れて欲しくないと言ったほうが正しいかもしれない。

心を落ち着け、木の素性を読み、斧の自重を利用し、気が斧を伝わって薪に注入されたときにのみ割れて欲しい。

心・技・体。

薪割りをしていると自分が昔の剣豪になった気分になる。

端から見ると、相当イカレた剣豪だと思うが・・・

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