「ほたる~、いつでも帰って来ていいんだぞ~!」田中邦衛ふうに・・・
失礼しました、ホタルを見にいってきました。
車で30分程離れた、ホタルの名所へ。
ここは地元の人たちが手作りで整備してホタルを守っておられる地域です。
本来、生活用水だった水路なので生活圏のど真ん中に位置します。
ホタルの名所ではありますが、人に見てもらうようにに設計されていたわけではないので
道は細く、車がすれ違うのも厳しいです。
地元の方々がボランティアで交通整備をされています。
駐車場はなく、地元の方の庭先に停めさせていただきます。
心の時代、感性の時代と言われ人々の目が自然保護にむかっています。
しかしそれは、時として遠くの自然、観光地といった
営利的な目からの発想であることが多いように思えます。
ここには土産物店や夜店の類など何かを販売する店は一軒もありません。
駐車代も無料です。
ここでは地域の人が純粋に身近な自然、自分たちが小さい時に遊んだせせらぎを
守ろうとされています。
実際にここへ来ると
「えっ、こんなささやかな川なのか?」
って思われてしまうかもしれません。
でも、そんな身近な川であるからこそ、本来いちばん大切にしなくてはいけないはず。
人は自然の一部であり、きれいな水がなくなってしまったら生きていけません。
また、四季おりおりの川の情景は人にとって心の糧ともなっています。
川は、そんな人の心を映し出す鏡です。
ホタルは、そんな水辺の象徴です。
ここは、心のふるさとを大切にする人々が川を中心に暮らす素敵なホタルの里でした。
田舎暮らし応援倶楽部