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2006年08月06日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

CIMG0984b.jpg


『発狂しそうな毎日から逃避するためエグい山行がやりたくなった。8/1頃から山中3~4泊ぐらいで、南アルプス南部(聖、赤石、荒川あたり)を縦走することを企ててる。一緒にやけくそになりたい奴がいたら返事をくれ。』



というメールに答えて、エグイ山行に付き合うことを決めたのが2週間前。(ふたたび山へ・・・参照

結局メンバーはメール発信者のHと私だけとなった。

出発日の前夜に我家に到着したHと夕食後、装備の確認。

私の持っている2人用テントはダンロップ製で20年近く使用しているもの。

Hの持って来たテントはメスナーの2人用で、まだ真新しい。

若干ダンロップの方が軽量ではあるが今回はメスナーを持って行くことに決定。

鍋は私のエバニューで・・・などとやっていると、どんどん時間が過ぎてゆく。

結局、眠りに就いたのは11時頃。

明日は3時起きなのに・・・



翌朝、予定通り3時起床。

ザックを軽トラの荷台に載せ、出発。

途中のコンビニで缶コーヒを買い、軽トラは一路大鹿村を目指す。

空が白みはじめる頃大鹿村に到着。そこから鳥倉林道へ入る。

林道は鋪装されてはいるが細く曲がりくねっており、ときどき落石が転がっている。

あまり、乗用車では来たくないと思わせる道である。

一般車侵入禁止のゲートがある駐車場に到着したのは5時20分頃。

驚いたことに駐車場には既に30台近くの車が停まっており、ほぼ満車状態。

関西、名古屋、関東など多方面のナンバーが見られる。

「けっこう、おるなあ」助手席のHが呟く。



国内3000m峰の過半数を有し、膨大なスケールと壮大な景観を誇る南アルプス。

奥深い峰々はアプローチを困難とし、起伏の激しい山稜の縦走には苦難が伴う。

比較的アプローチが簡単で華やかなイメージで人気のある北アルプスとは対照的に

重厚長大 ー そんな時代遅れと言われそうな形容がしっくりくる玄人好みの山域である。

今回、我々の選んだのは南アルプス南部の『ビッグスリー』と呼ばれる荒川岳、赤岳、聖岳を目指すルートである。



5:40 林道ゲート発

一般車の入れない林道を歩き出す。山にはガスがかかっている。

周りは、小屋泊まりと思われる小型ザックを担いだいわゆる中高年の(我々も中年オヤジだが(^_^;))おっちゃん、おばちゃんグループばかりである。

テント泊まりの大きなザックを担いでいるのは我々くらいか。



6:10 登山道入口着

30分程歩くと登山道入口に到着。

登山者ポストに山行予定を書いた登山届けを入れる。

ここから、いよいよ登山開始である。

10年振りくらいで担いだ約30Kg程のザックは確かに重いが、気分の高揚感のせいか足取りは意外なほど軽い。

学生の頃は45Kg以上担いでいたのだから、これくらいは・・・

などと過去の実績と比べてしまうところは間違いなく中年オヤジなんだけど。



8:45 三伏峠着

登りの途中で下山してくる人と何組か出会うも全てオバチャンばかり・・・

「若いといいねえ、重いザックもてるし~」

オバチャンに言われるたびに

「僕ら若ないんですけど」と答える。

オバチャンに若く見えるって言われてもなぁ・・・

我々のパワーの源である女子大生パーティと出会えるのはいつのことか・・・



CIMG0927.jpg



10:00 烏帽子岳着

朝方は曇天であったが烏帽子岳の頂上についた頃には快晴となる。

塩見岳のピークに雲はかかっているが見晴しが良い。

「あぁ、山へ来たんだ!」って実感する。



11:50 小河内岳着

小河内岳からの下りのハイマツ帯でライチョウ(雷鳥)発見。

ライチョウは国の特別天然記念物で南アルプスと北アルプスにしか生息しない。

絶滅危惧2類(絶滅の危険性が増大している種)に指定されている。

思わず「サンダ~♪バ~ド~♪」と口ずさむ。



CIMG0939.jpg



16:00 高山裏小屋着

板屋岳の下りの辺りから左膝が少し痛み始める。

長年、登山や自転車で膝を酷使したための古傷だ。

普段の生活では何ともないが、膝に極度に負担がかかると痛みが出る。

大体予想はしていたので予め膝にテーピングをして、膝関節をサポートするタイツを履いてきたのだが・・・

今回秘密兵器として持参した伸縮式のストックを使う。

膝にかかる負担を腕で分担しようとする作戦だ。

なかなかいい感じ。



小屋で缶ビール(\600)を買って乾杯。

「うま~い!」

テントを張って、夕食のカレーピラフを食べて寝たのが7時頃。

シュラフに入って暫くするとポツ、ポツっと雨音が・・・

すぐにザーっと本降りに。

明日まで降っていたらいやだなぁなどと考えていると顔にポツンと水滴が・・・

「気のせいか?・・・」

と枕元に手をやるとビショビショ!

フライの縫い目から雨が漏っていてインナーテントに防水性がないため悲惨なことに。

勘弁してくれメスナーのテントよ。

こんなことならダンロップにしておけばよかった。

これも相棒Hのエグイ山行のための粋な演出か?

こうして初日のエグイ夜は更けてゆくのであった・・・



CIMG0945.jpg



ジョイピニスト達に明日はあるのか?

パワーの源女子大生パーティとの出会いはあるのか?



次回へつづく



今『ジョイピニスト』と打って変換すると『女医ピニスト』と変換された。

何かいい感じ・・・


田舎暮らし応援倶楽部


 







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最終更新日  2006年08月07日 02時29分49秒
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