残暑お見舞い申し上げます。
皆様いかがお過ごしでしょうかですか?
まだまだ暑いですか?
ここ信州はお盆を過ぎると暑さも落ち着いて、なんとなく秋の気配さえ感じられます。
今も窓の外からは騒々しいほどに秋の虫の声が聞こえてきます。
コオロギ、マツムシ、キリギリス、ウマオイ・・・
外にマイクを置いて録音すれば
『ネイチャー・サウンド~虫たちのシンフォニーin信州』
癒しの音楽CDの完成です。
ところで、うちの家にはエアコンがありません。
うちの家だけでなく、近所でエアコンのある家ってほとんどないと思います。
この辺りではエアコンは必要ないのです。
信州は大阪などと比べると湿度がかなり低いため、暑くてもカラっとしています。
あのジメ~っとした蒸し暑さがないのです。
窓を開けると気持ちのいい風が家の中を通り抜けます。
信じられないかもしれませんが、うちでは扇風機さえ使っていません。
それは、うちがログハウスであることも一因となっているのでしょう。
木材は、無数の細胞からなり、そのひとつひとつに熱を伝えにくい空気を含んでいる ため、コンクリートなどに比べ高い断熱性をもっています。
ログハウスの壁は当然全て木でできているので、断熱材で家を建てたようなものです。
だから、夏の日差しがいくらきつくても家の中は涼しいのです。
それともう一つ、木には調湿作用があります。
湿度が高くなると湿気を吸って、湿度が低く乾燥してくると湿気を吐き出してくれます。
その量は柱一本で最大1.8リットルにもなるというからかなりの量です。
家全体できっと何百リットルもの水を吸ったり吐いたりして我々が快適に過ごせるようにしてくれているのだと思います。
自然が造り出した木という素材は本当に賢いなぁ。
田舎暮らし応援倶楽部