実家がりんご農家をやっている友人Kさんから薪をいただきました。
それも玉切った状態で軽トラックに3杯分も。
あっ、「玉切った」って言うのは「玉切りした」ってことです。
薪ストーブ仲間の間ではよく使われる言葉なのですよ。
「スゲ~!もう玉切ってある!」なんて感じで。
もっと基本的に「玉切り」って何?って方へ。
玉切りというのは原木をストーブに入る長さ(うちの場合は40~45cm)にチェーンソーを使って切ることです。
今年は薪小屋にまだ、半分くらい薪が残っているので、今回の薪とそれ以前に集めておいた薪をあわせれば再来年の冬までは大丈夫かな。
Kさん、ホントにありがと~♪
これから、薪割りをしてしっかり乾燥させてやらねば。
1枚目の写真を見てもらえばわかりますが、今は木口に全く割れの入っていない状態。
これが乾燥してくると木口にヒビのような割れが入ります。
それは薪が「もう、燃やしてくれて大丈夫!」って教えてくれている合図。
合図が出るまでには、だいたい1年くらいかかります。
だから常に2年分の薪をストックしてあれば非常に効率が良い訳です。
ストーブで燃やすのは2年前に集めた完璧に乾燥した薪って具合に。
そうは言っても薪集めが大変ですが・・・
薪は灯油のように買ってきてすぐ使えるわけではないのですよ。
乾燥していない薪を燃やすとクレオソートが発生して煙突が詰まらせてしまう原因になるし、何より熱効率が悪い。
ちょっと考えればわかりますが、薪を燃やしても薪に含まれる水分を蒸発させるのにエネルギーを取られてしまうので温度が上がらないんです。
せっかく頂いた自然の恵みは最大限生かしてやらないといけませんから。
田舎暮らし応援倶楽部