カテゴリ:MLB
エンゼルス・大谷翔平投手が30日、「2番・DH」でフル出場した本拠地Dバックス戦で、メジャー今季最長で自己最長の飛距離493フィート(約150・3メートル)の特大30号ソロを放った。日本勢初の3年連続30本塁打を達成。6月は月間15発でア・リーグ最多タイ記録。MLB全体でトップの30本塁打、67打点に加え、打率3割1分もリーグ1位のヘイズ(オリオールズ)と6厘差で、3冠王も手の届くところになってきた。 月間15本塁打は、61本塁打を放った1961年のマリス(ヤンキース)以来、ア・リーグでは62年ぶり4人目の最多タイ記録。月間29打点、打率3割9分4厘、41安打などもリーグトップで、2021年7月以来3度目の月間MVPも確実なものにした。月間29打点は、03年6月の松井秀喜に並び日本人歴代最多となる。 6月終了までに30本塁打を放つのも、13年のデービス(オリオールズ)以来10年ぶり。シーズン57発ペースだ。30発、67打点はともにリーグトップ。打率も3割1分まで上昇し、トップのヘイズ(オリオールズ)まで6厘差と肉薄している。12年のカブレラ(タイガース)以来出ていない3冠王へ向けても、一歩ずつ近づいている。 ◆大谷のこの日の主な記録 ▽月間15本塁打 6月に15発を放つのは、ア・リーグでは1930年のB・ルース(ヤンキース)、34年B・ジョンソン(アスレチックス)、61年R・マリス(ヤンキース)に続いて4人目で最多タイ。 ▽30発&10盗塁以上 6月終了時点で30本塁打以上&10盗塁以上をマークしたのは、1998年のS・ソーサ(カブス)以来2人目。 ▽493フィート弾 493フィート(約150.3メートル)の本塁打は、今季のMLB全体で最長で、エンゼル・スタジアムの球場記録。 ▽6月7冠 6月の月間15本塁打、29打点、打率3割9分4厘、41安打、長打率9割5分2厘、出塁率4割9分2厘、OPS1.444はいずれもリーグトップ。 ▽22球団目のアーチ Dバックス戦はメジャー6年目で初アーチ。これで22球団から本塁打を放ち、残すはエンゼルス以外でレッズ、マーリンズ、フィリーズ、パイレーツ、ジャイアンツ、カージナルス、ナショナルズの7球団となった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年07月02日 19時00分06秒
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