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第170回直木賞受賞作 万城目学著『八月の御所グラウンド』を図書館で借りて読んでみた。
この本を知ったのは、NHKラジオR1の「マイあさ」という番組の著者からの手紙というコーナー。 2月24日の放送だった。その内容は、読むらじるとしてまとめられている。←リンクを貼っておく。 『八月の御所グラウンド』は、8月の京都を舞台に、大学生たちが草野球をする中で不思議な体験をする青春小説。語り手は朽木という名前の大学生。彼女にふられてやることがない朽木は、同じ大学に通う高校以来の友人・多聞から、草野球大会に誘われる。祇園のクラブでのバイトに精を出す多聞は、研究室の教授から、卒業と引き換えに草野球大会で優勝するという条件を出されて、殆ど野球経験がない朽木を誘った。そして試合が進んでいく中で、不思議な出来事が起こっていく。 シャオさんという中国人の女子留学生が登場する。野球大会の観戦に来ていたシャオさんは、メンバーが足りない朽木のチームに請われて、野球経験ゼロで試合に出る。次の試合では、更にメンバーが足りなくなりシャオさんがいきなり誘った、えーちゃんと、えーちゃんが連れてきた、遠藤君と山下君。この3人の若者がチームに加わる。 人数が足りなくてもなぜか試合前にはメンバーが揃うこの野球大会、3人がいったい誰なのか? どうやら3人の内の1人は、誰もが知っている有名なプロ野球選手らしいとのこと。 これが誰なのかを知りたくて、この本を借りて読んだ。 面白くて、一気に読んでしまった。読む前に予想はしていたけれど、やっぱりあの人だった。 ネタバレになるから、これ以上は書かない。 興味のある方は『八月の御所グラウンド』を読んでみてシルブプレ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月15日 19時05分02秒
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