カテゴリ:DO苦書
第1回本屋大賞受賞 小川洋子著『博士の愛した数式』を図書館で借りて読んでみた。
この本を知ったきっかけは何だったかな? 多分ネット上をふらついていた時、たまたま目にしたのだと思う。 出版社の紹介文は、次の通り。 [ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。 家政婦の「私」と、数学者の「博士」と、家政婦の息子「ルート」(←博士が名付けた彼の愛称)の3人の関係が温かい。読んで「ほっこり」とした。本屋大賞の受賞作品はハズレがない印象だな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月06日 20時47分53秒
コメント(0) | コメントを書く
[DO苦書] カテゴリの最新記事
|
|