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埼玉県行田市は、同市小針の公園「古代蓮(はす)の里」で毎年披露している田んぼアートの今年のデザインを能登半島地震の復興を願う「能登のキリコ祭り」にすると発表した。キリコ祭りと同市の伝統産業の足袋は、ともに日本遺産に認定されており、そのつながりへの思いをデザインに込める。
キリコは「切子灯籠(きりことうろう)」の略称。高ければ十数メートルのキリコに担ぎ棒が付き、神事として楽器の音などの熱気に包まれながら市街地や集落を巡行する。 デザインは、能登半島の地図を背景に三つのキリコを描き、それぞれに「能登」「復興祈願」などの文字を入れる。「がんばろう」の文字を含め、石川県立能登高書道部員の作品を採用。祭りを盛り上げる男女の姿や、祭りの際に打ち上げる花火もあしらう。 行田邦子市長は今月初旬に石川県と輪島、七尾市に足を運び、各首長などに田んぼアートのデザインをキリコ祭りにする企画を報告したという。 田んぼアートは約2.8ヘクタールにデザインされ、夏から秋ごろにかけて公園内にある高さ50メートルの展望室から観覧する。入館料のうち1人につき10円を義援金として同県に送り、募金箱も設置する予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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