カテゴリ:MLB
現地10月11日に行われたポストシーズン地区シリーズ、ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの第5戦は、ドジャースが2対0で勝利。シリーズ成績を3勝2敗として3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
ドジャース先発の山本由伸、パドレス先発のダルビッシュ有は、共に最高のピッチングを披露してくれた。山本が3回表にパドレスの2番フェルナンド・タティースJr.を三併殺に打ち取ってから、ダルビッシュが7回裏にテオスカー・ヘルナンデスにソロ本塁打を打たれるまで、両チーム合わせて26人の打者が連続アウトになるという驚愕の記録が生まれた。 その間、ドジャースの山本が5回、2番手のエバン・フィリップスが1回2/3、3番手のアレックス・ベシアが1/3、そしてパドレスのダルビッシュが、それぞれ相手打線に安打も四球も許さなかったのだ。 こうしたヒリヒリする投手戦は、しばしば一発で決まってしまう。この試合もキケとテオスカーの両ヘルナンデスのソロホームランで勝敗は決した。 明暗は分かれたが、ダルビッシュも、とても良かった。記録を見れば6回2/3、77球、被安打3、2失点と好投している。5回63球、被安打2、2奪三振、無失点の山本に決して見劣りしていない。普通なら勝って然るべき内容だった。 更に、この試合を含めドジャース投手陣は“24イニング連続無失点”で、ポストシーズンにおいて、敗退の危機に直面した状況から2試合連続無失点を飾ったのは、今回のドジャースが史上3チーム目なのだそうだ。1987年のセントルイス・カーディナルズと91年のアトランタ・ブレーブスに続く偉業達成だという。 投手陣が勢い付いて頼もしい限りだが、ダルビッシュに翻弄され続けでイマイチ調子に乗れていないように見える大谷翔平が、ちょっと心配だったりする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月13日 13時49分30秒
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