自民党は、衆院選の非公認候補が当選したら、「よく非公認ながら頑張ったね。これで有権者の”裏金はOK”とのお墨付きが貰えたわけだ」と、絶対に呼び戻すと思っていたら案の定だよ。この茶番劇を小沢一郎も痛烈に批判した。小沢一郎は、好きでも嫌いでもないけれど、この件に関しては同意しちゃう。そして悪いけど、これも全文引用しちゃう。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員(82)が10月31日、X(旧ツイッター)を更新。自民党を痛烈に批判した。
自民党派閥の裏金事件で離党し、今回の衆院選に無所属で当選した世耕弘成氏や非公認となった西村康稔氏、萩生田光一氏、平沢勝栄氏ら計6人が自民の衆院会派に入る見通しとなった。与党で過半数を割り込んだことから、多数派工作のため6人に会派入りを打診していたという。
小沢氏はXで「選挙前はあれだけ『非公認にしました!』と宣伝していた巨額裏金議員を、選挙が終われば続々と呼び戻す石破自民党。結局、単なる選挙目当てのパフォーマンス。彼らへの2千万円交付の問題について石破総理は逆ギレしていたが、結局は偽装非公認だったことが証明された。自民党はこの件を甘く見ている」と記述。
続くポストで「裏金議員を続々と呼び戻す自民党には、もはや倫理観も道徳心も常識さえも全く無いということ。守るべき法律を集団で破り、反省もしない反社会性の強い団体が、法律を作る立場にあること自体、絶対に許されない。今の自民党は権力維持に血眼で、国民の生活など見ていない。自民党は既に終わっている」と痛烈に述べた。
さらに「今の自民党にあるのは憎悪だけ。元より権力維持と利権が第一で一致結束しているだけの緩やかな後援会政党なので、そこが揺らげば瓦解は早い。お前が悪い、あいつが悪いと批判の応酬。これから潰し合いが始まるが、この国にそんな余裕は無い。もはや難題に対処できない自民党は、即刻政権を返上すべき」とつづった。